『スイミー』の謎に迫る!? 心に響く絵本たちと出会える「みんなのレオ・レオー二展」のこと

『スイミー』の謎に迫る!? 心に響く絵本たちと出会える「みんなのレオ・レオー二展」のこと

大人になってからレオ・レオー二の絵本を手に取ると、あらためてメッセージの奥深さにはっと驚かされます。2019年7月からスタートした「みんなのレオ・レオー二展」は、教科書でもおなじみの『スイミー』の幻の原画が来日して話題に。その他、「フレデリック」や「コーネリアス」など数々の絵本原画をはじめ、雑誌やポスターのアートディレクター、アーティストなどの顔も持つレオー二の幅広い作品やその素顔を収めた映像や、アニメなど見所満載!大人も子供も一緒に楽しめる展覧会の概要をご紹介します。ぜひ足を運んでみて下さい。2019年08月02日作成

カテゴリ:
アート・カルチャー
キーワード
絵本絵画アーティスト絵本作家
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「ちがう」ってとても素敵なこと!

みんなが、一ぴきの おおきなさかなみたいに およげるようになったとき、
スイミーは いった。「ぼくが、めに なろう。」
出典:スイミー 作: レオ・レオニ 訳: 谷川 俊太郎 出版社: 好学社
赤い色のみんなと違い、黒い色をしたちいさな魚の物語『スイミー』とはじめて出会った日のことを覚えていますか?
絵本を通じて作者のレオ・レオー二が私たちに伝えたかったこととは何だったのでしょう…
この夏、困難に立ちむかう勇気と、ほかの誰とも違う「私らしさ」を探しに出かけてみませんか?

『スイミー』の謎に迫る!? 心に響く絵本たちと出会える「みんなのレオ・レオー二展」のこと
出典:www.flickr.com(@Hagane Tsuyoshi)
小学校の教科書でもおなじみの『スイミー』、ねずみが主人公の『フレデリック』などで人気の、世界的絵本作家レオ・レオーニの作品約200点をレオ―ニの生涯と重ね合わせながら紹介する展覧会が東京・新宿の「東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館」で開催中です。


幻の『スイミー』の原画が東京・新宿にやってきた!

そんな世代を超えて愛される『スイミー』の幻の原画(スロバキア国立美術館所蔵)が来日しました!希少な計5点の原画は絵本の絵とは少し違っているので、ぜひ会場の絵本パネルと見比べながらじっくり鑑賞してみてくださいね。
「スイミー」原画 1963年  水彩、モノタイプ 54.5×72.5cm スロバキア国立美術館
Swimmy ©1963 by Leo Lionni, renewed 1991/Pantheon On Loan By The Slovak National Gallery

「スイミー」原画 1963年 水彩、モノタイプ 54.5×72.5cm スロバキア国立美術館
Swimmy ©1963 by Leo Lionni, renewed 1991/Pantheon On Loan By The Slovak National Gallery

ほんとうの『スイミー』の原画は、一体いまどこに…?
でも、スイミーの原画とそっくりなのに、実際の絵とは細部が違う!?一体どういうことでしょう?これにはワケがあるのです。

実は、実際に絵本に採用された本当の原画は、どこを探しても見つからず現在も行方不明のまま。今回来日した5点は、1967年に「金のりんご賞」を受賞後(ブラティスラヴァ世界絵本原画展にて)にそのままスロバキア国立美術館に収蔵されたものと考えられますが、絵本原画展に出品するために新しく描いたのか、美術館に所蔵するにあたって再制作したのか…今となっては知るすべはありませんが…現存するスイミーの原画は世界にたった5点のみ。まさに幻の原画たちをまずはゆっくり見て欲しいです! 

スイミーの原画コーナー ©著者撮影


会場では、それぞれのコーナーごとにレオーニの絵本を自由に読めます♪

スイミーの原画コーナー ©著者撮影


会場では、それぞれのコーナーごとにレオーニの絵本を自由に読めます♪




レオ・レオーニ
LEO LIONNI(1910-1999)
1910年、オランダ生まれ。イタリアに暮らしていましたが、1939年、第二次世界大戦中にユダヤ系であるレオーニはアメリカに亡命。イラストレーター、グラフィック・デザイナーとして活躍していた1959年、孫のために制作した『あおくんときいろちゃん』で絵本作家としてデビュー。1999年にイタリアで亡くなるまでに、40冊近くの絵本が発表され、日本でもその多くが翻訳出版されています。
出典:みんなのレオ・レオーニ展 | 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

他にも見どころ満載!レオー二の魅力を探しに会場ウォッチング♪

まずは入り口へ!

フォトスポット©著者撮影

絵本のなかで大活躍する詩人ねずみ、フレデリックと一緒に写真が取れるフォトスポットをはじめ、親子で楽しめるコーナーも沢山ありますよ。

フォトスポット©著者撮影

絵本のなかで大活躍する詩人ねずみ、フレデリックと一緒に写真が取れるフォトスポットをはじめ、親子で楽しめるコーナーも沢山ありますよ。


展示会場は大きく分けて、レオーニの人生をめぐる“4つのキーワード”で構成されています。ではさっそく一つひとつ見ていきましょう!

Ⅰ:レオとアート

小さな頃のレオー二は、「将来何になりたいの?」と聞かれるとまっさきに「芸術家!」と答えたそうです。絵本の中のねずみ、マシューのように芸術からいろいろなエッセンスを吸収しながら育ったようです。ここでは、レオー二とアートのすてきな関係を紐解きます。自分の思いを投影させたという絵本3冊、初めての個展に出品した作品や、9歳の誕生日プレゼントの思い出から生まれた油絵なども展示します。

絵本「フレデリック -ちょっとかわったねずみのはなし」

「フレデリック」原画 1967年 水彩、パステル、コラージュ 紙 51×63.6cm 
Frederick ©1967, renewed 1995 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「フレデリック」原画 1967年 水彩、パステル、コラージュ 紙 51×63.6cm
Frederick ©1967, renewed 1995 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

働き者のねずみたちの中で、ひとり働こうとせず遊んでいるかのように見られていたフレデリック。でも長く厳しい冬にみんなの我慢が限界に達したとき、フレデリックが蓄えていた素晴らしいものが本領を発揮します!レオー二が考える社会にとっての「芸術家の役割」を表現したすてきな1冊です。

絵本「マシューのゆめ -えかきになったねずみのはなし」

「マシューのゆめ」原画 1991年 鉛筆、水彩、コラージュ、紙 51×63.6cm
Matthew’ s Dream ⓒ1991 by Leo Lionni / Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「マシューのゆめ」原画 1991年 鉛筆、水彩、コラージュ、紙 51×63.6cm
Matthew’ s Dream ⓒ1991 by Leo Lionni / Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

絵画との運命的な出会いをきっかけに、絵描きになることを宣言したマシューのサクセスストーリー。もうお気づきかと思いますが、絵本に出てくる主人公ねずみは、レオー二の分身なんです!
*~*~*~ 学芸員さんのほっこりこぼれ話 ~*~*~*
「マシューのゆめ」原画 1991年 鉛筆、水彩、コラージュ、紙 51×63.6cm
Matthew’ s Dream ⓒ1991 by Leo Lionni / Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「マシューのゆめ」原画 1991年 鉛筆、水彩、コラージュ、紙 51×63.6cm
Matthew’ s Dream ⓒ1991 by Leo Lionni / Knopf Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

絵本で最多登場数を誇るのは“ねずみ”。ねこや犬や鳥でなく、何でねずみなの?と不思議に思う方もいるでしょう。

実はこれにはほほえましいエピソードが!ある時、レオーニがイタリアのアトリエに向かう途中で地ねずみと出くわし、じーっと足元を見つめられたのだそう。このことをきっかけに多用するようになりました。
*~*~*~ *~*~*~*~*~*~ *~*

絵画「黒いテーブル」シリーズ

「黒いテーブル」シリーズ:《遊びの時間》1992年頃 油彩、キャンバス 148×88.3cm

「黒いテーブル」シリーズ:《遊びの時間》1992年頃 油彩、キャンバス 148×88.3cm



こちらは、芸術に囲まれて暮らした幼少期のレオーニの経験が色濃く反映された作品。黒いテーブルの上には、子供時代や人生の記憶が描かれています。「黒の上ではすべての色が美しく見えるから」と9歳の誕生日に、おじさんが黒いテーブルをプレゼントしてくれた思い出を元にこのシリーズが誕生しました。

Ⅱ:自分探し

お次のキーワードは「自分探し」。誰かと同じであることを求めなかったレオー二。葛藤もあったようですが、それでもたっぷりのユーモアで人と違う自分に前向きに向き合えるお話をつむぎ出しました。特別コーナーとして初来日の『スイミー』の原画もこちらで紹介します。お見逃しなく!

絵本「コーネリアス -たってあるいたわにのはなし」

「コーネリアス」原画 1983年 水彩、パステル、コラージュ、紙 51×63.6cm
Cornelius ©1983 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「コーネリアス」原画 1983年 水彩、パステル、コラージュ、紙 51×63.6cm
Cornelius ©1983 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

わにのコーネリアスは地べたをはう仲間たちとは違い、立って歩くことができちゃいます。でも、いくらみんなに面白く披露しても、冷たくあしらわれるばかり… しょんぼりしているとある時サプライズが!彼の熱意はみんなの心を少しずつ動かしていたんですね。

絵本「アレクサンダとぜんまいねずみ -ともだちをみつけたねずみのはなし」

「アレクサンダとぜんまいねずみ」原画 1969年 コラージュ、紙 51×63.6cm
Alexander and the Wind-up Mouse ©1969, renewed 1997 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「アレクサンダとぜんまいねずみ」原画 1969年 コラージュ、紙 51×63.6cm
Alexander and the Wind-up Mouse ©1969, renewed 1997 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

人間に嫌われているねずみのアレクサンダと、持ち主に可愛がられているぜんまいねずみのウィリーのお話。私はこの作品を読んでいる時が一番ドキドキしました!ラストの手をつないで踊る二匹のしあわせそうな姿を見てにんまりしてくださいね♪

Ⅲ :平和を求めて

レオー二の生きた20世紀は戦争の時代でもありました。ときにはストレートに、ときにはふくみをもたせて、作品を通して平和を訴え続けたレオー二の思いを読み解いていきます!

絵本「あいうえおのき -ちからをあわせたもじたちのはなし」

「あいうえおのき」原画 1968年 水彩、紙 51×63.6cm
The Alphabet Tree ©1968, renewed 1996 by Leo Lionni / Pantheon  Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「あいうえおのき」原画 1968年 水彩、紙 51×63.6cm
The Alphabet Tree ©1968, renewed 1996 by Leo Lionni / Pantheon Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

あいうえおの木で暮らす文字たちは、どんな風にも飛ばされないよう手をつないで言葉をつむぎ出します。当時、泥沼化していたベトナム戦争への反戦メッセージをストレートに表現した作品です。

絵本「あおくんときいろちゃん」

あおくんときいろちゃん レオ・レオーニ (著), 藤田 圭雄 (訳) ⓒ至光社

あおくんときいろちゃん レオ・レオーニ (著), 藤田 圭雄 (訳) ⓒ至光社

今なお世界中から愛され続けるロングセラーで、レオー二の絵本デビュー作品でもあります。
今回の展覧会では原画の展示はありませんが、絵本をぜひお手にとって見てみて欲しいです。

大のなかよしの<あおくん>と<きいろちゃん>は、遊んでいるうちに<みどり>に変わってしまい…
お互いが交わることでその色味を変化させ、別の世界を作り上げながら、自分色も見失わない。これって私たちの人と人とのつながりにおいても大切なことだし、多種多様な民族が共存し合うこの世界では特に尊重したいことですよね。
絵本・アートブックの至光社

Ⅳ :リアル?フィクション?

想像と現実を自由に行ったり来たりできるのが、レオー二のすごいところ。こちらでは、リアルとフィクションが入り混じった絵本や絵画、架空の植物をモチーフにした「平行植物」シリーズを紹介します。絵本以外の様々なアートワークに触れるチャンスです。

絵本「せかいいちおおきなうち -りこうになったかたつむりのはなし」

「せかいいちおおきなうち」原画 1968年 色鉛筆、鉛筆、コラージュ、紙 51×63.6cm
The Biggest House in the world ⓒ1968 by Leo Lionni,renewed 1996 / Pantheon

「せかいいちおおきなうち」原画 1968年 色鉛筆、鉛筆、コラージュ、紙 51×63.6cm
The Biggest House in the world ⓒ1968 by Leo Lionni,renewed 1996 / Pantheon

世界一大きな家を欲しがる子どものかたつむりに、お父さんは昔同じことを夢見たかたつむりの話を言い聞かせます。
小さな頃、レオー二はテラリウムの中でかたつむりなどの動植物を育てていたそう。そんな幼少期の記憶がこの作品にも鮮やかに息づいています。

絵本「はまべにはいしがいっぱい」

「はまべにはいしがいっぱい」ドイツ語版最終ページ 1961年 鉛筆、紙 70×50cm
On My Beach There Are Many Pebbles ⓒ1961 by Leo Lionni,renewed 1989 / Ivan Obolensky

「はまべにはいしがいっぱい」ドイツ語版最終ページ 1961年 鉛筆、紙 70×50cm
On My Beach There Are Many Pebbles ⓒ1961 by Leo Lionni,renewed 1989 / Ivan Obolensky


鉛筆だけで、沢山のイマジネーションあふれる石の世界を描いた1冊。レオー二は、これらの石を一切写生しないで描いたというから驚き。本人も「一度見たものは忘れない、どんなものでも描き出すことができる」と語っていたそう。彼は、現実と非現実の境界線をあいまいにし、もうひとつの不思議な世界へ私たちを誘ってくれる…魔法使いのような人だと思いました(レオー二の素顔をおさめた映像を合わせてご覧ください。彼の持つ杖がスティッキに見えてくるはずです!)。
ⓒ著者撮影

絵本の世界観を映像や造作物で体感できる、ユニークなスペースも。耳と目をすませてみてください。

ⓒ著者撮影

絵本の世界観を映像や造作物で体感できる、ユニークなスペースも。耳と目をすませてみてください。

絵画・彫刻 -「平行植物」シリーズ

ⓒ著者撮影

ⓒ著者撮影

「平行植物」とは、レオー二が作り出した架空の植物のこと。レオー二にとっては「イマジネーションこそが現実」でした。現実のせわしない時間や荒々しい自然とは隔離された自分だけのもう1つの世界。心の中にそんな豊かなイマジネーションの異世界を持てば、現実を生き抜く大きなパワーとなってくれる気がしませんか。
「平行植物」シリーズ:《向月葵》 1971年 油彩、キャンバス
150×200cm
Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

「平行植物」シリーズ:《向月葵》 1971年 油彩、キャンバス
150×200cm
Works by Leo Lionni, On Loan By The Lionni Family

ひまわりに似ているけれど何だか違う…こちらの「ツキヒカリバナ」は、夜のひまわり。夜の闇の中で、銀色に光りながら花を咲かせる、とっても神秘的な花なんです。

絵画「想像肖像」シリーズ

ⓒ著者撮影

実在する人・しない人を描いた「想像肖像」シリーズの油絵。リアルとフィクションが入り混じっていて、「ほんとの真実はどこにあるの?」と問いかけられているような気分になりました。

ⓒ著者撮影

実在する人・しない人を描いた「想像肖像」シリーズの油絵。リアルとフィクションが入り混じっていて、「ほんとの真実はどこにあるの?」と問いかけられているような気分になりました。

キーワードを頼りに1~4まで展覧会場を巡ってきましたが、いかがでしたか?そして、最後のコーナーでは、レオーニの絵本をアニメ映画化したDVDと、絵本で多用されている技法「モノタイプ」について解説した映像を公開しています。ぜひあわせてご覧ください。

みんな大好き!レオ・レオー二グッズ大集合

ⓒ著者撮影

ⓒ著者撮影

42Fの展覧会場には、レオ・レオー二のキャラクターグッズが購入できるスペースも隣接しています。デザインセンスの光るおしゃれなグッズばかりなので、プレゼントにもおすすめですよ。

1Fにはレオーニグッズの特設ショップも!

ⓒ著者撮影

ⓒ著者撮影

1Fの特設会場にも絵本はもちろん、レオー二の絵をモチーフにしたグッズが大集結。グッズの中のキャラクターたちはみんな生き生きとしています♪ぜひお手にとってお気に入りを探してみて下さい。こちらのショップでは、チケットをお持ちでなくても購入できます。

「みんなのレオ・レオー二展」の開催概要はこちらから♪

展覧会の見どころをピンポイントでご紹介してまいりましたが、続きはぜひ会場で♪
レオー二が伝えたかった答えがきっとそこにはあるはずです。
ⓒ著者撮影

Thank You for reading !!

ⓒ著者撮影

Thank You for reading !!

■開催期間
2019年7月13日(土) ~9月29日(日)
※月曜定休(ただし7月15日、8月12日、9月16日、23日は開館) 

■開館時間
10:00~18:00まで(入館は17:30まで)

■会場
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館(〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン日本興亜本社ビル42階) 
<アクセス>
新宿西口より徒歩約5分

■観覧料( )内は20名以上の団体料金および前売料金
観覧料(前売券)
一般1,300(1,100)円
大学生900(700)円 ※学生証をご提示ください
高校生以下:無料 ※学生証、生徒手帳をご提示ください

※身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳を提示のご本人とその付添人1名は無料。被爆者健康手帳を提示の方はご本人のみ無料。

【巡回展】
2019年12月7日~2020年1月19日/鹿児島・長島美術館
2020年2月28日~5月10日/沖縄・沖縄県立博物館・美術館
みんなのレオ・レオーニ展 | 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
赤い色をしたきょうだいたちの中で、唯一黒い魚の物語『スイミー』。小学校の教科書に掲載され、日本全国で親しまれています。作者のレオ・レオーニ(1910-1999)は、イタリアやアメリカでグラフィック・デザイナーとして活躍した後、『あおくんときいろちゃん』で、初めて絵本の世界に足を踏み入れました。ねずみの『フレデリック』や
こちらのサイトから、「みんなのレオ・レオーニ展」公式サイトへすすめます。
今回こちらを参考に書かせていただきました
朝日新聞SHOP / みんなのレオ・レオーニ展
みんなのレオ・レオーニ展 図録

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