水彩画に必要な道具
まずは道具をそろえましょう。文房具屋さんだけでなく、100円ショップなどでも手に入ります。すべて揃えなくても代用できる物もあるので、気軽にはじめてみましょう。
・水彩絵の具
・パレット
・筆
・水彩紙(質感や厚さなどお好みで)
・筆洗(コップや空き容器などで代用OK)
・鉛筆(HB、2B)
・練り消しゴム(普通の消しゴムで代用OK)
絵の具はチューブのものだけでなく、固形のものや、鉛筆状になった「水彩鉛筆」があったりと様々です。筆にも形やサイズなどいろいろと種類があるので、徐々に自分に合った物を見つけて使い分けていくのも良いと思います。
水彩画の描き方
〜色の塗り方〜
筆に水をたっぷり含ませて、ぼかしたりにじませたり、やさしい風合いを表現するのが水彩画の良さでもあります。
どのくらい水を含ませるか、乾くとどんな表情になるか、乾く前に別の色を加えるとどうなるか、紙の上で実際に試し描きしてみましょう。
透明感のある表現ができる水彩画。乾いてから色を重ねると、にじむことなく下の色が透けてきれいな重なりが表現できます。様々なモチーフや色を思うがままに重ねるだけでも楽しい絵が出来上がります。
〜イラストを描いてみましょう〜
色数が少なく形もシンプルなフルーツは、水彩画初心者にもおすすめのモチーフです。
薄く鉛筆で下書きしたら、絵の具で着色していきます。塗る順番は、明るい色から順に濃くなるように着色するのがルールです。ハイライトや色の濃い部分を意識して塗り重ねることで、絵に立体感と抜け感が出て、全体の仕上がりに大きく影響します
素敵な水彩画イラスト
〜花と植物〜
花や植物は水彩画のタッチを使うととても素敵に表現できます。自然な色のグラデーションを上手く表現できるのでおすすめのモチーフです。
写実的なものではなく、こんな風に想像を膨らませて思うがままに描いてみるのも楽しそう!色使いがきれいですね。
〜スイーツ〜
いつものティータイムのおやつもサラサラと描いてみて。シナモンロールでしょうか。ポットの繊細な柄もきれいに表現されてますね。
〜アニマル〜
こんな風にシルエットだけを1色使いで描くのも新鮮です。
最後に
たまには思うがままに自由に筆を走らせて、絵を描いてみる。無心で描いていると童心に帰れるような不思議な心地よさがあります。
簡単に始められる水彩画を、みなさんも気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。
みずみずしくやさしいタッチが特徴の水彩画。一見難しそうに感じますが実はとっても簡単で、絵が得意ではなくても、雰囲気のある素敵な絵が描けます。