大地に育まれた魅惑の貴石『瑪瑙』
瑪瑙(めのう)とは?
同じ鉱物なのに名前がいろいろ?
瑪瑙の大きな特徴として層になった縞模様の有無が挙げられますが、瑪瑙の定義は日本と海外では微妙に違い、実はあまりはっきりしていません。宝飾業界では便宜上、同じ成分の鉱物をまとめて「瑪瑙」として扱う場合もある一方、瑪瑙の結晶内で縞模様のない部分を切り出したら、それはすでに瑪瑙ではないと判断されることもあるのだそう。
大切にされてきた最古のパワーストーン
思わずコレクションしたくなる多様性
瑪瑙はその色や模様、内側に取り込んだ別の鉱物とのコントラストなど、どれも世界に一つだけの個性を持っています。じっと眺めていると、自然の悪戯が創り出した複雑な造形になんとも言えない愛着を覚える人も多いはず。瑪瑙は、一度魅力に取り憑かれるとついついお気に入りをコレクションしたくなる、奥の深い石なのです。
さまざまな瑪瑙の種類
赤瑪瑙(レッドアゲート)
青瑪瑙(ブルーアゲート)
青縞瑪瑙(ブルーレースアゲート)
緑瑪瑙(グリーンアゲート)
紅縞瑪瑙(サードオニキス)
苔瑪瑙
ファイヤーアゲート
まだまだあります、個性的な瑪瑙たち
複雑なレース模様を堪能する
キラキラのドゥルージーにうっとり
七色の光が透ける幻の瑪瑙
自然の神秘、仮晶アゲート
別の貴石との美しいコラボレーション
瑪瑙の染色とは?
瑪瑙を使ったオリジナルアクセサリーをご紹介
ドゥルージーアゲートのアクアマリンネックレス
スライスアゲートとパイライトのネックレス
孔雀瑪瑙のネックレスとリング
ボツワナアゲートのボリュームリング
サードオニキスのつぶピアス
ボツワナアゲート&ムーンストーンイヤリング
ウエディングの席札に
太古の石に想いを馳せる楽しみ
昔から人々は、キラキラ光る石には何か特別な力が宿っているに違いないと考えてきました。大地の奥底で育まれた美しい結晶が巡り巡って手元にやってきた時、その輝きに長い地球の歴史と神秘性を感じて大切にしたくなるのは、現代人でもなお変わることのない自然に対する畏敬の念なのかもしれません。
武骨な肌触りの石を割ったとたん、中から現れる複雑な縞模様と緻密なきらめき。和名で「瑪瑙(めのう)」と呼ばれ昔から親しまれてきたこの鉱物は、海外ではagate(アゲート)という名で流通しています。世界各地で産出しますが、模様の入り方や色彩は千差万別。育まれた土地によってそれぞれに異なる豊かな個性と美しさは、コレクター垂涎の的です。