ちょっと元気がない。そんな週末には…♪
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
「アクロス・ザ・ユニバース」
1960年代。イギリス郊外リバプールの造船所で働くジュード(ジム・スタージェス)は、自分の父親がアメリカで生きていることを知り米東海岸へ旅立つ。一方、ベトナム戦争で婚約者を失ったルーシー(エヴァン・レイチェル・ウッド)は、兄のマックス(ジョー・アンダーソン)の友人になったジュードと出会い、恋に落ちる。3人はNYのグリニッジ・ヴィレッジへ移り住み、そこでミュージシャン仲間と共同生活を始めるが、マックスはベトナム戦争に徴兵され、ジュードにもイギリス強制送還への危機が訪れる。そんな中、ルーシーはベトナム反戦運動のただ中に飲み込まれていく・・・。
ストーリーの中に違和感なく溶け込むのが、全33曲ものビートルズの音楽。さらに“ジュード”や“ルーシー”など、この映画に出てくる登場人物の名前はすべてビートルズの歌の中に出てくる人物なんです。ビートルズへの愛がたくさん詰まった作品となっています。
監督を務めるジュリー・テイモアは、アメリカ出身の女性監督。ミュージカル「ライオンキング」の演出、舞台デザインを担当しており、天才芸術家とも言われているほど!独創的なアートワークからも目が離せません。
曲ごとにがらりと変わる、映画の雰囲気。青春時代の恋のきらめきや葛藤が、ビートルズの曲にぴったりとリンクされているため、どんどん物語の中に引き込まれていきます。素敵な音楽と60sのカルチャー満載のこの映画は、楽しい気持ちになれる作品です♪
「グレイテスト・ショーマン」
主人公のP.T.バーナムは<ショービジネス>の概念を生み出した男。誰もが“オンリーワンになれる場所”をエンターテインメントの世界に作り出し、人々の人生を勇気と希望で照らした実在の人物だ。そんなバーナムを支えたのは、どんな時も彼の味方であり続けた幼なじみの妻チャリティ。彼女の愛を心の糧に、仲間たちの友情を原動力に、バ ーナムはショーの成功に向かって、ひたむきに歩む。
この作品の見所はなんといっても、空中ブランコや動物までもが登場する大迫力のパフォーマンスシーン。印象的な音楽は、あのミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが担当しています。
流れるようにスピーディーな展開の中描かれる、家族や仲間への愛。観た後には誰もが心があたたかくなる、本当の愛とは何なのか考えさせられる物語です。
「サウンド・オブ・ミュージック」
1938年のオーストリア、院長の命により厳格なトラップ家へ家庭教師としてやって来た修道女マリア。彼女の温かい人柄と音楽を用いた教育法で、七人の子供たちはマリアの事が好きになるが、父親であるトラップ大佐とマリアの衝突は絶え間なかった。だが、次第に大佐に惹かれている事に気づき悩むマリア。やがて大佐の再婚話が持ち上がり彼女は傷心のまま修道院に戻るのだが……。
家庭教師としてトラップ一家を訪れるも、なかなか心を開かない子供たち。そんな中、臆することなく正面から立ち向かって行くマリアの姿には、勇気をもらうことができます。
使用されている曲は、「ドレミの歌」や「エーデルワイス」など、誰もが一度は聞いたことがある曲ばかり。主演のジュリーアンドリュースの美しい歌声によって、さらに素晴らしさは増しているんです。
そしてオーストリアの美しい大自然もこの映画の見所。映画に登場するザルツブルグと美しい湖、アルプス山脈の迫力には圧巻。過酷な状況下でも愛を忘れず、強く乗り越えていく一家の歌声に、何度見ても胸が熱くなる名作です。
「シカゴ」
1920年代のシカゴ。そこは、犯罪さえもエンターテインメントにしまうショービジネスの街。スターを夢見るロキシーは、キャバレーの専属歌手ヴェルマのステージを羨望の眼差しで見ていた。そんなロキシーはある日、ショーに売り込むとの約束を守らなかった愛人と諍いを起こし、ついに彼を撃ち殺してしまう。そして逮捕され留置所に送られたロキシーは、驚くことにあのヴェルマと出会った。彼女は不倫した夫と妹を殺した罪に問われていた。しかし、マスコミ操作に長けた辣腕弁護士ビリーのおかげで、巷では一躍スター扱い。ロキシーも同じ手段でヴェルマ以上の注目を浴びようとビリーを雇うのだが…。
スターを夢見るロキシーが、不倫相手を殺してしまうところから物語は始まります。ロキシーはどのようにして、ここからスターになっていくのでしょうか?
キャスト陣からも目が離せません。小悪魔のような眼差しが魅力的なレニー・ゼルウィガーは、なんと歌もダンスも初挑戦!そして、ロキシーの憧れの存在である歌姫にはヴェルマ・ケリー。パワフルで圧倒的なステージからは目が離せなくなってしまうはずです。
強くたくましく、そして美しい女性の生き様が描かれたこのミュージカル。これぞエンターテインメント!という迫力のある作品です。
「ラ・ラ・ランド」
夢追い人が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミア<エマ・ストーン>は女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末のバーでピアノを弾くセバスチャン<ライアン・ゴズリング>と出会う。彼はいつか自分の店を持ち、本格的なジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合うが、セバスチャンが生活のために加入したバンドが成功したことから二人の心はすれ違い始める……。
女優を夢見てカフェで働くミアと、ジャズバーでピアノを弾くセバスチャンのせつないラブストーリー。豊かな音楽とダンスで描かれるラストは、涙無しでは見ることができない感動の名場面となっています。
自然と力が湧いてくる!ミュージカル映画。
どの作品も、観れば自然と心の底から元気が湧いてくるものばかり♪今度の週末にはミュージカル映画を観て、楽しい気持ちを心にチャージしてみませんか?
「なんだかちょっぴり元気が出ないな…」
そんな週末には“ミュージカル映画”を観て乗り切りませんか?観れば自然と心が弾む、ハッピーな気持ちになれる“ミュージカル映画”をご紹介します。