飯島奈美さんがフードスタイリングを手がけた映画
かもめ食堂
めがね
2007年公開映画
監督・脚本:荻上直子
主演:小林聡美
出演者はみな眼鏡(白山眼鏡店のもの!)をかけています。
ストーリー:観光客も殆ど訪れない南の島。空港に下り立ったのは小さな鞄1つを手にした一人の女性。そして、もう一人、トランクケースを重そうに引く女性。二人の女性が目指す先は小じんまりとした宿「ハマダ」。その宿を舞台に不思議な人々の交流が描かれる。
野村友里さんがフードスタイリングを手がけた映画
eatrip
2009年公開映画
監督:野村友里
出演:浅野忠信、UA、茶道家、主婦など
フードディレクター・野村友里さんが監督を務めた、インタビュー形式のドキュメンタリー映画。
人間にとって欠かすことができない食という直接的な行為と、そこから生まれる感情の軌跡に興味を抱いた野村さん自らがカメラを手に、年齢や職業、そして環境も異なる人々へ、食との向き合い方についてのインタビューを試みる。
誰かと「おいしい」と言い合い、たとえ一人きりの食事であってもきちんと料理と対話すること。(写真はイメージ)
リトル・フォレスト
夏・秋編2014年8月公開
冬・春編2015年2月公開予定
監督・脚本:森淳一
原作:五十嵐大介
主演:橋本愛
この夏に公開されたばかりの映画。
主人公の女性、いち子は、都会では自分の居場所を見つけることができず、故郷の山あいの集落「小森」に帰ってくる。大自然は、さまざまな恵みを与えてくれるが、また厳しさもみせる。いち子は、そんな大自然に寄り添い、自給自足の生活をしつつ、生きる力を充電していく。
現在公開中のこの映画には、食そのものの大切さ、自然の恵みが表現されています。
自分で育てたトマトのもぎたての味は、どんな料理よりも贅沢かも知れませんね。(写真はイメージ)
他にもおいしい邦画がいっぱい!
しあわせのパン
2007年公開映画
監督・脚本:三島有紀子
主演:原田知世、大泉洋
ストーリー:りえ(原田知世)と尚(大泉洋)夫婦は、東京から北海道の月浦に引っ越し、パンカフェ「マーニ」を開店する。夫が丁寧にこねたパンに見合う料理を作るのは妻の担当で、いつも季節の食材をふんだんに使った料理がテーブルを彩っていた。そんな「マーニ」には、それぞれ何かしらの事情を抱えた客たちが店を訪れるものの、帰りには不思議とみんな心が軽くなっているのでした。
舞台はパンカフェなので、香ばしいパンがいっぱい登場します。窯で焼くパン、丁寧に淹れる珈琲、採れたてのごろりとした野菜のスープ…美味しいにおいが漂ってきそうな映画です。(写真はイメージ)
洋画で出会う世界のごはん
幸せのレシピ
2007年年公開(アメリカ映画)
監督:スコット・ヒックス
主演: キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
ストーリー:仕事は一流だが人付き合いの苦手な女性シェフが、母親を失った少女や人生を楽しもうとするイタリア人シェフと接するうちに、自分の人生を見つめ直していく様を描くハートウォーミングムービー。
不器用ながらも悩み迷いつつ、それでも突き進んでいく主人公にきっと元気をもらえるはず。
もちろん美味しそうな料理も必見です!(写真はイメージ)
大統領の料理人
2013年公開(フランス映画)
監督・脚本:クリスチャン・ヴァンサン
主演:カトリーヌ・フロ
ストーリー:フランス大統領官邸史上唯一の女性料理人の実話を基につづる感動作。フランソワ・ミッテラン大統領のプライベートシェフとして腕を振るった主人公の奮闘を描く。一皿一皿を丁寧かつ心を込めて作る料理人が生み出す小さな奇跡や絆が心を打つ。
シェフ〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜
2012年公開(フランス映画)
監督:ダニエル・コーエン
主演:ジャン・レノ、ミカエル・ユーン
ストーリー:レシピを舌で記憶する特殊な才能を持つシェフのジャッキーは、レストランをクビになりペンキ塗りの仕事をしていた。一方、三ツ星レストランの有名シェフ、アレクサンドルは三ツ星存続の危機に陥っていた。そんなある日、老人ホームへ友人に会いに行ったアレクサンドルは、そこで飲んだスープが自分のレシピを再現したものだったことに驚がくする。
グルメ映画でありながらコメディタッチ、85分と短めの作品なので気軽に見ることが出来ます。
笑ったり、ほのぼのとしたり、家族で一緒に楽しめるグルメ映画です。(写真はイメージ)
ジュリー&ジュリア
2009年公開(アメリカ映画)
監督:ノーラ・エフロン
主演:メリル・ストリープ
メリル・ストリープがゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞した作品。夫の転勤がきっかけで料理にハマり、料理研究家としてフランス料理の本を出版しアメリカで大人気になったジュリア。50年後、つまらない毎日を変えるべく、ジュリアの本の524のレシピを1年で作り、ブログにアップすると宣言したジュリーの実話を映画化。
この写真は実際のジュリー・チャイルドが料理している姿。
ジュリーは185cmの大柄な体型とかん高い声が特徴でした。
テレビで料理を失敗しても気にしない、明るく大胆でチャーミングなジュリーの姿にアメリカ中が彼女の虜になりました。
バベットの晩餐会
1987年公開(デンマーク映画)
監督:ガブリエル・アクセル
主演:ステファーヌ・オードラン
ストーリー:19世紀後半のデンマークの小さな漁村。プロテスタント牧師の父を持った姉妹の下へ、パリ・コミューン(パリ市民による自治政権)により父と息子を亡くした女性バベットが移り住んでくる。月日は流れやがて、知人にもらったクジにより一万フランを得たバベットは、その金を使い村人たちのために晩餐会を開く。
バベットの誇り高き料理人としての生き方に心打たれます。
晩餐会のひと時を通じて「人生に大事なことは何なのか」を気付かせてくれる、静かでやさしい作品です。(写真はイメージ)
終わりに
いかがでしたか?
観ているだけでおなかが鳴ってしまいそうなお料理の数々。
芸術の秋、目にもおいしい映画を堪能して心を満たしてくださいね!
2006年3月公開映画
監督・脚本:荻上直子
主演:小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ
ストーリー:サチエ(小林聡美)はヘルシンキでおにぎりをポリシーとする“かもめ食堂”を始めたものの客はゼロ。その後ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)が加わり、店を手伝うことになる。お店はだんだん繁盛していく。