整理整頓が上手で、いつもお部屋がすっきりしているあの人…。そんなミニマリストやシンプリストの方のお部屋にお邪魔し、収納のコツや、愛用品を教わる「あの人のお部屋へ」。いまの暮らしをより心地よくするために行いたい、丁寧な工夫やヒントの数々をYouTube限定で配信しています。

第6弾は、グラフィックデザイナーやインフルエンサーなどマルチに活躍するAtsukoさんのお部屋へ。四季を楽しむように彩られた温かみのあるおうちには、アイテム選びのこだわりがたくさん詰めこまれていました。

今回の動画では「日々の暮らしに“季節感”を取り入れる7つの工夫」を教えていただきました。色合いと素材、そして何より今の自分の気持ちを大切に。暮らしのさまざまなシーンに、四季を取り入れてみませんか？

秋の季節はワレモコウ、ススキなど、暖色系やシックなカラーのお花を取り入れることで秋の静けさを軽やかに表現。

夏にはひまわり、春にはパステルカラーで彩ったりと、その時期に合わせた品種や色合いで見繕うことで、簡単にお部屋に季節感を表現できる上、収納場所を確保する必要もないので手軽に楽しめます。

お花教室で作った作品も。野花を使ったリースはエネルギッシュな存在感を放ちながらも、日常に馴染みやすい落ち着いたデザインですね。

最近では“お花の定期便”も積極的に使われているそう。お部屋に留まらず、キッチンや玄関、洗面所などにも素敵な小瓶を選んで生けていました。

簡単な印象チェンジにおすすめなのが、テーブルの上で大きな面積をとる「テーブルランナー」だといいます。秋冬は赤やブラウンなどの温かみのあるランナーをチョイスするだけでぐっと季節感が増します。

テーブルに飾るお花はもちろんのこと、コースターなどの細かなアイテムまで素材や色味にこだわって選んでいるのだそう。

家の顔でもある玄関のインテリアは、“今の気分”を大切に。
玄関には、目線誘導のためにアクセントウォールを施したデコレーションスペースが設置されていました。ここは、Atsukoさんが「今飾りたい！」と思う自分の気持ちを優先に、頻繁にインテリアチェンジをされているのだそうです。

反対側にはシューズクロークが。目線がそちらに向いてしまわないためにも、アクセントウォールが効果を発揮してくれているのですね。

Atsukoさんの家では、季節感を補うアイテムとして、ブランケットを1年通して使っているのだそう。冬は暖かいウール素材、夏は柔らかいガーゼ素材などを取り入れることで、自然と季節感のある空間に。

リビングの飾り棚も、頻繁にインテリアをチェンジして楽しんでいるというAtsukoさん。一度飾るとそれが定着してしまいやすいところですが、その時々季節に合わせた小物を選んでいるのだそう。

秋らしい色合い、秋らしいモチーフ。季節感のある飾りを並べるだけで、いつでも新鮮な気持ちで過ごせそうですね。

クリスマス、ハロウィン、お正月…。暮らしの中に季節のイベントを取り入れることで、インテリアも食事もさまざまな角度から季節感のある暮らしが実現できます。

あつあつのラザニアも、秋らしくかぼちゃを使って和テイストに。

習い事でも季節を感じられるよう“お花教室”と“パン教室”に通っているというAstukoさん。
それぞれ旬があるものを使っているので、自分自身の体験を通して季節を感じることで、「暮らしに季節を取り入れたい！」というマインドを育てているような気がするのだといいます。

教室に通うことで、自然と“今は何が旬であるか”を学べるので、より暮らしに取り込みやすくなるのだそう。

暮らしに季節感を取り入れるには、自分自身で季節を体感し興味を持つことが大切。
季節に敏感になるマインドを育てることで、自然と選ぶものが季節に寄り添うものになり、衣食住さまざまな角度から暮らしの変化を楽しむことができる―― そう話すAtsukoさん。

日本には四季があり、そして折々イベントも豊富にあります。それらを積極的に楽しむことが、気持ちや感性を育ててくれているのかもしれませんね。

誰にとっても身近な“季節”をテーマに、暮らしを彩ってみませんか？

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