出会うべくして出会った小さな家族。その幸せを守りたい
そんな言葉を何度か猫に投げかけた事があります。当然返事はしてくれないのですが、こちらをじっと見つめては目をギュッと閉じたり、穏やかな日差しの入るお気に入りの場所でまどろんでいたり、人がよく通る場所なのに絶対に踏まれないと安心して仰向けで爆睡していたり。膝の上でゴロゴロと喉を鳴らし目を細める様子は「幸せ〜」と伝えてくれているかのよう。いつもはツンとしてこちらに興味のないような素振りをしているけど、密かに、だけれども確かな信頼を寄せてくれているのです。今回はそんな愛おしい猫との幸せな暮らしをずっと守っていくために心がけたい事を、8つの約束としてまとめました。猫との生活に役立つアイテム特集もあるのでお楽しみに。
ちょっとその前に、猫の魅力をおさらいしていきませんか?

まずはその見た目の可愛さ。可愛いの権化
駆け引き上手で飼い主をしもべ化
ありのままに生きる。自由気ままなスタイル
癒してる側も癒される幸せのスパイラル
猫と幸せに暮らすための8つの約束

その1:安心できる場所を確保する
その2:毎日触れ合う時間を作る

その3:猫にとって危険なものを置かない
その4:上下運動できるように工夫する
(筆者撮影)
その5:ストレスをなるべく与えない
その6:脱走防止の環境を整えた室内で飼う
(筆者撮影)
その7:日々のケアはお互いのために大切
その8:最後まで責任を持って向き合う
猫のしもべライター厳選!お役立ちアイテム特集
ケージ
オーソドックスでコスパ良し
ケージと聞いてまず思い浮かぶのはこういったタイプですよね。コンパクトで場所を取らず、シンプルで使いやすく、キャスター付きで掃除もしやすいコスパ良しな商品。組み立ても道具なしで簡単にできます。棚板が二段ついているので、ケージの中でも上下運動ができるように設計されています。
ナチュラルなインテリアにぴったり大型ケージ
無垢材で作られたフレームでおしゃれな見た目。180cmと大型ではありますが、ナチュラル系のインテリアで揃えれば馴染むデザインです。底のトレイは引き出せるようになっているので掃除も楽ちん。広々としたスペースでリラックスして過ごしてもらえそうです。
家具にしか見えない隠れ家的ケージ
猫用品大手のキャッティーマンから、家具にしか見えないコンパクトなキャットハウスが登場!下の扉部分にはトイレやベッドを置けるスペースがあり、ちょっとした隠れ家になります。天井が開く仕様になっているので、開放しておけばそこから自由に出入り可能。これは猫様に喜んでもらえそうです。
キャットタワー
猫も大満足の爪とぎいっぱいキャットタワー
Amazon限定ブランドからおしゃれなキャットタワーが出てます。115cmと低めなのでそこまでインテリアを圧迫しません。本体に撥水加工がされているのと、ふわふわのクッションやマットが取り外せるのでお手入れもしやすいのが嬉しいですね。爪を研ぐ場所もたくさんあって猫も大満足。
ぱっと見、木のオブジェなキャットツリー
実は我が家も置いてます、コレ。190cmとかなり大きいのですが、そのデザインが木のオブジェのようでインテリアを全く邪魔しません。一番上をガラス張りに変えられるオプションもあり、下から猫のありがた〜い裏側を拝む事ができます。一番下のボックスはクッションを入れて寝床にしてあげるとゴソゴソと入ってくれます。
もはやおしゃれなインテリア
おしゃれの極みを見つけてしまいました……。これはキャットタワーと言われなければおしゃれなラックにしか見えません。インテリアを邪魔しないどころかもはやインテリアなので、どこに置いても馴染みそうですね。ステップがゆるやかなため、シニア猫にもおすすめです。マットは取り外して洗えるところがまた良し。
キャリーバッグ
安定した人気のハードタイプ
飼い主さんたちに安定した人気を誇るのがこのハードタイプのキャリーケース。プラスチック製のため安くて丈夫、もし猫が中で粗相をしてしまっても丸ごと洗えて衛生的です。前面の扉と上部の蓋も開けられるので、猫を出し入れする際にとても便利。使わない時は上部と下部を重ねて収納できる優れものです。
4way仕様の折りたたみ式ソフトタイプ
こちらはソフトタイプのキャリーバッグ。軽くて持ち運びしやすく、コンパクトに折り畳んで収納できるのが特徴です。見た目もおしゃれですよね。手提げ、肩掛け、ドライブボックスとスーツケース用の4way仕様なので、用途にあった使い方ができます。丸洗できるふかふかのマットと、外出時でもごはんやお水を入れられるカップがついてコスパ抜群。
非常用ケージにもなるショルダータイプ
動物病院へ歩きや自転車で通っている飼い主さんには是非ともおすすめしたいのがリュックタイプ。手持ちやショルダーと比べると重くなく両手も使えて楽ちんです。こちらは背中部分が拡張できるようになっていて、ちょっとしたペットハウスや災害時の非常用ケージとしても使えるので、こういうアイテムをひとつ持っていると安心ですね。
トイレ
迷ったらまずコレ!のベストセラー
シンプルイズベスト!猫の飼い主ならば一度は使った事があると言っても過言ではない商品で、まず迷ったらこれを買っとけば間違いなし。何よりまずその安さ。お掃除用のスコップが付属しているので、あとは固まる猫砂をインするだけでOK。ゆったりサイズで作られているので、大きめの猫ちゃんでも余裕を持って入れます。
毎日の掃除が楽になるシステムトイレ
システムトイレ二大勢力のひとつ、ユニチャームのデオトイレです。こちらはスノコ部分に固まらない砂を入れて、その下に敷いたシートにおしっこを吸わせるタイプ。砂とシートが必要なので費用がかかりますが、その分トイレの掃除が楽になります。こちらのフードつきは砂の飛び散りや臭いの広がりを防いでくれるので、我が家でも長年愛用中。
時代の最先端、全自動猫トイレ
なんという事でしょう!猫のトイレも全自動の時代になりました。スマホのアプリと連動して、猫が用を足したらお掃除ついでにお知らせしてくれます。しかもそのデータを個体別で記録もしてくれて、日々の健康管理にもお役立ち。なかなかのお値段なのがネックではありますが、トイレ掃除の手間が圧倒的に少なくなるので一度使うと手放せなくなること間違いなし。
自動給水・給餌機
自動給水機が初めての猫に
自動給水機の代表格といえばピュアクリスタル。猫は流れる水を好むため飲水量がアップし、下部尿路の疾患を予防すると言われています。実際我が家の猫も増えたように思います。こちらは流れる水がお皿にたまるタイプなので、給水機が初めての猫さんでもこれならすんなり移行できそうです。
スタイリッシュでどっしり安定
こちらも先ほどと同じメーカーなのですが、飲み口が陶器でできているタイプ。デザインもツルっとシンプルでスタイリッシュ。インテリアの邪魔もしないので、どこにでも置けそうですね。軟水化フィルターで食べかすやホコリを除去し、安全な水質に変えてくれます。
外出中でも愛しの猫の姿を見守りたい
お留守番時の頼れる相棒、カリカリマシーン。給餌するだけのタイプもあるのですが、このSPはなんとペットカメラ付き。スマホと連動して遠隔操作ができ、カメラで猫の様子をいつでもチェックする事ができます。こんなものがあったら外出中ずっと見守ってしまいそう。まあしかしほぼずーっと寝てるんでしょうけどもね。
お手入れ用品
やさしいわりにゴッソリとれます
我が家でもブラシは色々試してきましたが、長毛でも短毛でもどちらも結局シンプルなラバーブラシに落ち着きました。皮膚も傷付けず、適度な弾力があり、換毛期の毛もごっそり取れる。猫も気持ち良さそうで、これを出すと「待ってました!」と言わんばかりにすぐこちらに駆け寄ってきます。安価なのも◎。
肉球模様がたまらない本格爪切り
まずこの肉球柄にときめかずにはいられません。切れ味にもこだわった日本製。ハンドル部分が滑りにくく設計されており、猫も人間も安心して使用できます。猫壱さんではその他にも色々な可愛い猫用品を取り扱っているので是非探してみてくださいね。
立って爪をとぐのが好きな猫さんへ
個人的に隠れた名品だと思っているのがこの爪研ぎ「わくわくポールクリップ」。ラックや本棚などに挟んで取り付けられるので場所をとりません。高さも調節できるので、猫の好みに合わせる事ができます。我が家の猫もお気に入りで、爪研ぎはほぼこれだけで完結。長年お世話になっております。
おもちゃ
愛しさと切なさと……蹴られ強さと
猫にケリケリされるためのぬいぐるみ、その名も「けりぐるみ」。その見た目の愛おしさが、猫にケリケリされている時の切なさを倍増させます……。またたび入りで食いつきが良く、かなり激しくケリケリされても破れず丈夫に作られています。同じシリーズでエビバージョンもあるのでお好きな方をどうぞ。
じゃらし系おもちゃの決定版
猫を飼っている人ならばご存知、どんな猫でも食いつくという伝説のおもちゃのロングバージョン。釣竿状になっていて先端に小鳥やトンボを模したキラキラカシャカシャするおもちゃが取り付けられています。我が家の猫は興奮しすぎて唸るくらいなので、まだ遊んだ事がない方は是非お試しあれ。同メーカーの「カシャカシャびょんびょん」というおもちゃも引けを取らず人気です。
狩猟本能炸裂。猫まっしぐら!
ネズミの形をした光が出る仕組みで、人間は動かずに楽をして遊べると言う、なんとも怠惰で効率的でありがたいおもちゃのご紹介。我が家の猫たちはこれを見つけると「ニャニャッ!」と鳴いて、目をまんまるにして飽きずに追いかけ回します。人間はさておき、猫の運動不足解消にはなるのでおすすめですよ。
宝物のような猫との時間を大切に過ごそう

(筆者撮影)