インテリア小物を飾るとなると、ついあちこち飾りたくなりますが、まずは場所を決めて整えていくのが鉄則です。全体に散らすよりも、一カ所にまとまっていた方がグッとおしゃれに見えます。まとめて飾れば、数が少なくてもしっかり季節感が出せるので、必要以上に物が増えないというメリットも。

せっかくの季節の飾りですから、よく見える場所に飾りましょう。目につく回数が増えれば、その分季節を感じる機会も増えるはず。

一人暮らしさんのお部屋は、ワンルームや1DKなどが多いので飾る場所が限られているかもしれません。まずは、今あるスペースを有効活用できないか見直してみましょう。例えば、テレビ台や本棚、キッチンのカウンターテーブルなど。いつもの定位置からよく見える場所に、使えそうなスペースはありませんか？

賃貸のお部屋で壁を傷付けたくない場合は、スツールが便利です。小物を並べるだけで、あっという間におしゃれなインテリアになります。棚と違って動かしやすいという魅力も。

お正月飾りに限らず、季節の飾りの中には繰り返し使えるものも多いです。毎年使うことになるので、こだわって選びましょう。お気に入りのものが見つからない時は、無理に買う必要はありません。気に入った飾りを少しずつ増やしていくことも、楽しみのひとつになるはず。

まずは、主役をそろえましょう。お正月飾りと言えば、やっぱり鏡餅！中川政七商店の小さな鏡餅飾りは、白木製でどんなインテリアにも自然と馴染みます。サイズもコンパクトなので、限られたスペースにもぴったりフィット。

こうした季節の飾りは100均でも販売されています。お手頃価格でかわいらしい飾りがゲットできるので、一度覗いてみる価値ありですよ♪例えばこちらは、セリアの門松。装飾を外し、イッタラのキャンドルホルダーKivi(キビ)に入れて、モダンな雰囲気にリメイクされています。

お正月といえば、干支の飾りも素敵ですよね。なくても十分、季節感は出せますが、あるとより一層素敵な雰囲気になります。一度に全て揃える必要はないので、毎年ひとつずつ買い足していきましょう。シリーズで揃えるとかわいいですが、基本的にはひとつずつ飾るので、気に入ったものを買うスタイルでも十分素敵な飾りになります。

こちらのPebble Ceramic Design Studio(ぺブルセラミックデザインスタジオ)のオーナメントのウシは、シンプルなデザインのため、お正月だけでなく年間を通して飾れるのが嬉しいポイントです。

もちろん、置物を買わなくても干支をおうちに迎える方法は他にもいろいろ。例えば、イラストや写真、ポストカードなどを飾るのもひとつの手。モダンでおしゃれな雰囲気になりますね。

最近は、インテリアにファブリックを取り入れる方も増えてきています。干支の飾りもぜひファブリックで！素敵な手ぬぐいを使ってみませんか？ほっこり和の雰囲気も出せるので、お正月にはぴったりですよ。コンパクトに片付けられるところも魅力です。

手ぬぐいはインテリアのアクセントにぴったりなんです。干支の飾りに限らず、いろいろなところで活躍します。例えばこちらは、椿柄の手ぬぐい。ポスターフレームに入れて飾れば、あっという間に華やかな雰囲気のお正月飾りの完成です。模様を変えれば、一年中楽しめますね。

おめでたい柄のふきんをそのまま壁に飾っても立派なお正月飾りに！「鈴招き猫」にはユーモラスな招き猫のほか、五円玉や小判など、金運アップのモチーフがぎっしり。

折りたたむと絵馬のように見えるループ付きかや織ふきん。フックなどに掛けてお正月飾りとして楽しめます。会津の郷土玩具「赤べこ」×縁起のいい松竹梅が組み合わさった絵柄は2021年にぴったり。

もうひとつ、お正月に欠かせないのが花飾りやしめ飾り。年末になると、スーパーなどでも見かけるようになります。いろいろなところで販売されていますが、今年はぜひ、お近くのお花屋さんでオーダーしてみませんか？好みを伝えて作ってもらえば、きっと特別なインテリアに。1年のはじまりを素敵に彩ってくれるはずです。