衣替えと同時に、インテリアも秋冬バージョンに模様替えしたくなる今日この頃。季節の花を使ってドライフラワーを作ってみるのはいかがですか?シックな色合いの花や温かみのある花は、秋冬インテリアと相性抜群!今回は、ドライフラワーに向く花や作り方、飾り方の実例をご紹介します。
ドライフラワーに向いているのは、水分が少なく変色しにくい花です。ここからは、秋から春のはじめにかけて手に入るおすすめの花をご紹介します。
出典: 秋色紫陽花はその名の通り、秋らしい落ち着いた色合いの紫陽花です。特別な品種ではなく、初夏に咲く紫陽花の色が変化したもの。夏に紫陽花を剪定しないでおくと、色の変化を楽しめます。美しい秋色紫陽花はお花屋さんで手に入れられますよ。
小さくて繊細な花をたくさん咲かせるアナベルは、ドライフラワー初心者にもおすすめです。花の色が白からグリーンに変化するのが特徴で、秋のグリーンアナベルをドライにするとgood!おうちにあるアナベルでも手軽に作れますよ。
ブルーサルビアは5月〜10月頃まで咲いている花で、紫と青が混ざったような深い色合いが魅力です。綺麗なドライフラワーにするには、花が咲ききる前に摘むのがコツですよ。見た目はラベンダーに似ていて、何本かまとめて飾ると綺麗♪
マリーゴールドも5月〜11月頃と長く咲いている花で、鮮やかなオレンジ色をはじめ黄色、クリーム色などがあります。ドライにするならオレンジや黄色といった濃い色がおすすめ。お部屋に明るさをプラスしてくれます。
出典: 9月〜10月頃に見られる植物です。長い穂はお部屋に飾ると存在感があり、思わず触りたくなるふさふさ感も◎他のドライフラワーと一緒に飾っても良いですね。
ビオラは10月〜5月頃まで咲く花で、冬の間も花壇を彩ってくれます。配色が美しく、色の種類が豊富なのも魅力。小さなビオラのドライは、ボトルに詰めると綺麗に保てます。
出典: 生活に欠かせない綿のもととなる花で、丸くふわふわした見た目が可愛いです♪黄色い花を咲かせた後に、白い綿が生まれるという仕組みが面白いですよね。枝付きの綿花は花瓶に入れて飾りやすく、冬のインテリアにぴったり。
3月頃から咲き始めるミモザは、黄色いボンボンのような花が特徴的です。明るい色を見ると、春が来たな〜と感じますね!ドライにしやすい花で、長い枝のまま花瓶に入れたり、短い枝をボトルに入れたり、色々な飾り方を楽しめますよ。
とにかく手軽に作りたい!という方におすすめの方法です。花を紐で縛って吊るすだけなので簡単。なるべく少ない束で吊るすのがポイントです。綺麗なドライフラワーにするには、乾くまでのスピードが大切。風通しの良い場所で、できれば扇風機も使いつつ乾かすと◎1〜2週間ほどで出来上がります。
生花の美しい色を残したい、ハンギング法には向かない花をドライにしたい時はこちら。茎を短くカットして、ドライフラワー用のシリカゲルをかけ、1週間ほどおけば出来上がり。シリカゲルはお菓子に入っているものが有名ですが、粒が細かいドライフラワー用を使いましょう。完成したら密閉容器に入れて飾ると◎
生花を楽しんでからドライにしたい、という気持ちは分かりますが、綺麗なドライフラワーにするなら咲いた直後に摘むのがポイントです。咲いてから時間が経った花だと、色が悪くなったり花びらが落ちたりしてしまいます。もったないように思えますが、新鮮な花で作りましょう。
ハンギング法で作る場合、雨で湿度が高い時に吊るすと乾くまで時間がかかります。ドライフラワーはスピード勝負なので、晴れて空気が乾燥している時に乾かしましょう。1週間の天気をチェックして、晴れ予報が続く時を狙うと良いですね。
飾りっぱなしだと埃が積もるので、定期的に払って綺麗にすることが大切です。力が強いと花を傷めてしまうので、優しくお手入れしてくださいね。
ドライフラワーは湿度に弱く、白いカビが生えることがあります。ですから風通しの良い場所に飾ると良いですね。梅雨の時期は乾燥剤と一緒にケースに入れておくと安心。また、直射日光や蛍光灯が当たると色あせるので、暗めの場所に飾るのがおすすめです。
ドライフラワーがどのくらい持つかは、種類や置かれた環境によって異なります。綺麗に保てるのは平均2〜3ヶ月で、意外と短いようです。色が変わってきたり、カビや虫が付いたりしたら新しいものと交換しましょう。
出典: 生花を飾るのと同じ感覚で、数種類のドライフラワーを飾ると素敵!花だけでなく葉も入れるとバランスが良いですね。茎が短い花は、小さめの瓶に入れて手軽に飾れます。
出典: こちらは背の高いパンパスグラスと、コットンフラワーなどの植物を組み合わせています。色を茶色系に絞ることで、統一感が出て秋冬インテリアにもマッチしますね!大きめの花瓶は床に直置きしてもおしゃれ。
出典: シックなインテリアとドライフラワーが見事に調和しています。ボリュームのあるドライフラワーは存在感がありますね。スリムな花瓶に合わせて、シンプルにまとめたドライフラワーもgood!
出典: 優しい色合いでまとめられた空間に、ドライフラワーがさりげなく飾られています。左の枝を入れている容器は、よく見るとビーカー。身近な容器を花瓶代わりに使うのはグッドアイデア!
出典: グリーンとドライフラワーを同じ空間に飾るのもおしゃれ♪絵や雑貨などと一緒にバランス良く飾るセンスも素敵ですね。
出典: ドライフラワーは、バケツに無造作に入れるだけでも様になりますね。ちょうど良い花瓶が無い…という時は、手持ちのアイテムを使ってしっくりくる飾り方を見つけましょう!
出典: 小さなコップやカップは、ドライフラワーを少ない本数で飾るのに便利。棚の上など、場所を取らずに飾れるのが嬉しいポイントです。背が低いドライフラワーも、コップだとサイズぴったり。
出典: 色々な種類のドライフラワーをバスケットにひとまとめにすると、ナチュラルな雰囲気が出ます。紫陽花をはじめ、たくさんの花や葉が溢れていて癒やされますね!
出典: こちらはハンギングバスケットに、ドライフラワーや小物を飾っています。ドライの紫陽花がちょこんと顔を出しているのが可愛い!下のテーブルに小さなドライフラワーが飾ってあるのも◎
作るのも飾るのも楽しい♪ドライフラワーを上手に取り入れよう
ドライフラワーはコツを覚えれば、初めてでも簡単に作れるのが魅力です。どこに飾ろう、どんな容器が合うかな、と考えるのも楽しいですよ。お部屋にドライフラワーを飾って、素敵な秋冬インテリアに仕上げましょう!
秋色紫陽花はその名の通り、秋らしい落ち着いた色合いの紫陽花です。特別な品種ではなく、初夏に咲く紫陽花の色が変化したもの。夏に紫陽花を剪定しないでおくと、色の変化を楽しめます。美しい秋色紫陽花はお花屋さんで手に入れられますよ。