自然食品を正しく知ろう
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
オーガニック(有機)について
オーガニックってなに?
有機JASマークが目印
日本では、農林水産省が定めた厳しい基準をクリアした農産物に「有機JASマーク」が付けられています。太陽と雲と植物をイメージして作られたマークで、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、自然界の力で生産されたオーガニック食材の証です。
オーガニック食品はなぜ体に良いの?
オーガニック野菜は、種まきの2年以上前から農薬や化学肥料を使用していない土地で栽培されます。土づくりから丹精込めて、自然本来の土壌から育てられた野菜には、自然のエネルギーが含まれています。
大量生産された野菜よりも栄養価が高く、自然そのもののパワーを吸収できるので、体本来の理想のバランスを整え、自然治癒力を高めてくれるので体に良いとされています。
オーガニックを選ぶとこんな変化が
オーガニックの野菜や畜産物を作るということは、それに関わるものもすべて有機的なものを使うことになります。とても手間と時間がかかりますが、自然に重きを置いた好循環が生まれ、広がっていきます。
体にやさしいのはもちろん、自然に対するアンテナが高まり、自分にも地球にもやさしい暮らしへとつながります。自分や自分の大切な人が健康でいるために、そして、次の世代に豊かな自然を残していくためにも、自分に合ったオーガニックライフを取り入れていけたら素敵ですね。
オーガニック食材はどこで買えるの?
最近では、一般的なスーパーなどでも、有機JASマークがついた食品を見かけることがありますが、まだまだその数は多くありません。少しずつでも日々の食事をオーガニックに切り替えていきたいなら、「自然食品店F&F」などの自然食品店や高質スーパーがおすすめ。「自然食品店F&F」では、お店が近くになくても通販も行なっているので、気軽にオーガニック食材を手に入れることができますよ。
無添加食品について
無添加食品ってなに?
「無添加」と聞くと、ついつい添加物が何も入っていないものと思いがちですが、決してそうではありません。無添加食品とは、“食品添加物”に分類されるものや合成添加物が使われていない食品のことを指します。
安心安全なイメージの無添加食品ですが、選び方には押さえておきたいポイントがあります。家族のためにも、自分のためにも、添加物について正しく理解して、賢く選んでいけたら良いですね。
食品添加物を見分ける方法
食品添加物=悪いものなの?
豆腐を作るときに必要な「にがり」も添加物のひとつです。添加物=すべて悪者ということは一概には言えません。
ですが、あまり摂取しない方が良い添加物もあります。コストや手間を省き大量生産することを目的として使用される食品添加物で、味、見た目、香りを調整するためや、長期保存できるようにするため、できるだけ安価で売れるようにするために使われているものです。
注意しておきたい食品添加物
加工肉などに使われる発色剤、色味の強いお菓子などに使われる着色料、輸入かんきつ類などに使われる防カビ剤などは注意しておきましょう。気になる方は、食品添加物一覧表で安全性を調べてみて。ジャンクフードやコンビニ食には多くの添加物が使われているので、避けることも添加物を遠ざける手のひとつです。
無添加生活でこんな変化が
化学調味料の刺激や強力な甘味料に慣れていると、自然な味や甘みを美味しいと感じられなくなってしまうのだそうです。無添加生活に変えることで、おのずと選ぶ食材も変わっていきますよね。そうすることで本来持つ“自然体の味覚”に戻り、味覚が敏感に。素材そのものの味わいをしっかり美味しいと感じられるようになるはずですよ。
また個人差はありますが、食品添加物を避けることで腸内環境が改善されるので、長く悩まされていたアトピーやじんましんが改善・緩和されて肌がキレイになったという方もいれば、体質が改善されたという声も多いようです。
調味料から無添加をはじめてみよう
無理なく無添加生活を送るコツは、良い調味料を選ぶこと。醤油や味噌、みりんなど、シンプルな原材料と本来の方法で作られた調味料は、発酵食品として健康にとても良いです。その上、良い調味料を使うだけで、ふだんと同じ作り方をしても料理の味をグンと良くしてくれますよ。
「オーガニック」と聞くと、なんとなく体にも自然にもやさしいというイメージですが、本来の定義はよくわからないという方も多いのではないでしょうか?
オーガニックを日本語にすると「有機の」という意味になります。つまりオーガニックとは、化学合成農薬や化学肥料に頼らずに、太陽・水・土・そこに生きる生物との共生を大切にし、自然の恵みを引き出した、自然にやさしい農法や食材のことを指します。