失敗したくないけど…難しい「物件探し」
これだけは抑えておきたい!賃貸でも中古でも知っておきたいこと
管理状態や住民の様子を知るには、共用部を見る
新耐震基準を満たしている建物かどうか
災害の影響が確認できる「ハザードマップ」
地震や大雨などに備えて確認しておきたいのが「ハザードマップ」です。ハザードマップとは、自然災害が起きた場合にどの程度の被害がどのぐらいの範囲に及ぶのか確認できるもの。ハザードマップで危険な地域に指定されている場所は、実際に被害が起こるだけではなく、大雨や地震の際に避難勧告が出ることも…。各自治体のホームページや、国土交通省のサイトからも簡単に確認できるので、必ず見ておきましょう。
地域の治安が確認できる「犯罪情報マップ」
引っ越し費用を安く抑えられるのは6~9月ごろ
一般的に、6~9月は引っ越しの閑散期と言われています。新生活に向けて動く人が多い年末~4月、会社の転勤などで引っ越しする人が出てくる10月~11月は物件の回転が早く、人気物件の空室も出やすい代わりに、すぐに埋まってしまうのがその理由。じっくり物件を選んで家賃交渉をしたい、引越し費用を抑えたいなら、6~9月を狙ってみましょう。
PART1:満足できる物件探しのコツ【賃貸編】
こだわりすぎると失敗するかも…意外なポイント
築年数
バス・トイレ別
間取り
家賃
物件探しでチェックしたいポイント
駅までの道
エアコン
ガス
窓の結露
住んでから判明すると意外と苦労するポイントが、窓の結露です。建具が傷んだり、カーテンがカビてしまったり…対策も大変。結露が起こりやすいかどうかを見極めるには、内見の際に窓のまわりの傷み具合をチェックしましょう。不自然に塗り替えられたり新しくした跡がある場合も要注意です。
買い物環境
病院
入居時・退去時にかかる諸費用
ネット環境
回線によっては、物件によって使えなかったり、建物との相性が悪くネットに繋がりづらくなることも。回線業者のホームページで事前に住む地域の対応状況を確認したり、モバイルルーターを使っている場合は、部屋の中の電波状況も確認しておきましょう。
PART2:満足できる物件探しのコツ【ファミリー・中古購入編】
こだわりすぎると失敗するかも…意外なポイント
見た目にこだわりすぎない
管理費が安いからお得とは限らない
一生住むつもりで考えない
ファミリーや中古物件の購入では、ある程度長く住むことが前提という人も多いでしょう。ただ、中古物件の購入では特に、「一生住むこと」を前提に考えないほうが物件探しがうまくいきます。あれもこれも…と考えてしまっても、結局先のことはわからないもの。最近では結婚や出産、子どもの独立、定年退職など、ライフステージの変化に合わせて家を住み替える人も増えているため、引っ越しや売却、賃貸に出すことなども考えておきましょう。
共用部には、住んでいる人や管理の様子が現れるもの。そのため、物件を内見するときは、必ず共用部の様子を確認することをおすすめします。ゴミ捨て場が散らかっていたり、騒音やトラブルに関する注意が掲示物の中にあったり、外壁の剥がれなど建物の劣化が見られる場合は要注意。