ハンドメイドを始める前に
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好きな色や好きなデザインを選んで、自分だけのオリジナルアイテムを作れることがハンドメイドの最大の魅力です。でも、仕上がりやディテールにこだわればこだわるほど時間がかかってしまうもの。作業をより効率化するために、便利な道具やコツを押さえてみませんか?今回は初心者さんでも分かりやすいQ&Aにまとめてみました。
寒くなると挑戦したくなる。『編み物』をするときのQ&A
Q. 編みかけを“KEEP”するには?
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編み物は1日で仕上げるものではありません。何日も少しずつコツコツと続けて、段々と編み上がっていくところが編み物の魅力ともいえます。そこで「今日はここまで」と中断した際に“編みかけ”を保管する方法を確認しておきましょう。
A.編み針キャップでほどけないように
せっかく編んだ作品も、保管する方法を間違えるとほどけてしまったり、糸が絡んでほどかなくてはいけなくなったりすることも。そうならないためにも棒針を使って編み物をした場合は、編み針キャップをはめておきましょう。棒針の先に鉛筆のキャップのように差し込むだけで、編み終わった部分が棒針からはずれずにきれいな状態で保管できますよ。
A.まとめてカゴに収納
編みかけの作品はかごに入れておきましょう。編み針をつけたままの作品・毛糸・はさみ・編み図など、保管しておく必要がある道具はいくつかあります。かごを持ってソファーに座ればすぐ再開できるようにまとめておくと便利ですよ。
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刺繍やはぎれ小物作り…『裁縫』をするときのQ&A
Q.針の管理方法は?
待ち針や縫い針はチクチクと裁縫をする時に欠かせないもの。でも、その辺に気軽に置いたりするわけにはいきませんよね。小さな子供やペットがいるお家では、針が危ないから…と、なかなかハンドメイドに踏み出せないということも。でも針をきちんと管理できれば、誰でも気軽に作品作りに挑戦できますよ。
A.ピンクッションに戻すくせをつけよう
裁縫をする際は、必ず針を使い終わったらその度に1本ずつピンクッションに戻すくせをつけましょう。“あとで”とか“まとめて”という気持ちがあると、針を落としたり失くしたりしてしまいます。そこで、お気に入りのデザインのピンクッションを探してみませんか。ピンクッションがかわいいと、使いたくなりますよね。
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Q.使いかけのはぎれや糸・裁縫道具の保管は?
まだ残っているはぎれや使いかけの糸は、使いたい時にすぐわかる場所に保管しておきましょう。探すことに手間取ってしまうと、ハンドメイドを始めるきっかけを失ってしまうことも。増えていくほどに収納方法が難しくなる糸やはぎれ・裁縫道具の上手な保管方法をご紹介します。
A.裁縫箱がなくても大丈夫!種類ごとに保管
ハンドメイドを始めたばかりの頃はまだ道具も少ないので、“裁縫箱”のような大きなものは必要ありません。まずは100均の仕分けボックスを使って、種類ごとに分けて収納しておきましょう。
糸はミシン糸や刺繍糸など、使い道によって分類すると使いやすいですよ。また、はぎれやはさみ・ゴムなどは大きめのボックスが必要になります。逆にボタンやスナップなどの小さいアイテムは、直接仕分けボックスに入れるとごちゃごちゃになってしまうことも。細々としたアイテムはジャムの空き瓶などに分けて入れてから、仕分けボックスにまとめるとより使いやすくなります。
仕分けたボックスは、箱に入れて保管しておくのもおすすめです。小さな子供がいる場合は、手の届かない場所に置く必要がありますよね。箱に入れてクローゼットに片づければ、その心配もありません。
無印良品の引き出し式のケースに入れて仕分けする方法もおすすめです。使いたい時に引き出しごと出してすぐに使うことができます。仕切りもついているので、細々とした道具も分けて収納可能です。
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自分だけの一点もの!『アクセサリー作り』をするときのQ&A
Q.細かいパーツ類がなくならないためには?
こだわりがいっぱい詰まったハンドメイドのアクセサリー。集中して作っている時間や出来上がった時の達成感はくせになりそうですよね。でもアクセサリー作りには細かいパーツ類も多く、その保管方法が悩みのタネという人も多いのでは。そんな方におすすめの細かいパーツ類の保管方法も確認しておきましょう。
A.小分けの仕切りケースを活用する
細かいパーツ類の保管方法には、100均のクリアタイプの仕分けケースがおすすめです。パーツごとに別の容器に入れてしまうと、探すのに手間取ってしまいます。ふたを開けたらどのパーツも一度に見る事ができる、という仕分けケースを選びましょう。
A.トレイや箱の上で作業する
ビーズやパールなど、机の上で作業しているとコロコロと転がって落としてしまうパーツもたくさんあります。そのためにも、トレイや箱の上で作るようにしましょう。中断する場合は、トレイや箱にふたをすればそのまま保管することもできますよ。
【関連記事】オリジナルのファブリックトレイの作り方
ハンドメイドって楽しい!
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ハンドメイドは続ければ続けるほど、夢中になってちょっとしたストレス解消にもなります。保管の方法や作業のコツをうまく活用して、スムーズなハンドメイドライフを送ってくださいね。
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