大人になると、時間はあっという間に過ぎてしまうもの。それは誰もが感じることです。でも、時間は作っていくことでより充実した毎日を送ることができるようになります。自由になる時間をただだらだらとするのはもったいない！目標をもって時間を過ごすと暮らしの質自体がアップしていきますね。

子どもの頃にピアノを習っていた人は案外多いものですよね。ブランクがあっても、少し練習すればすぐにまた上手に弾けるようになります。左右の指で違う動きをするピアノは頭の体操にもなりますよ。楽器は毎日練習することで上達していくものです。クラシックやポピュラー、ジャズなど好みのジャンルを弾けるようになるとより楽しくなりそうです。

心を震わせる音色もさることながら、楽器を構えた状態の姿がとても美しいフルート。コンパクトに片づけることができるところも人気の秘密です。案外肺活量が必要な楽器なので、すこしずつ練習することで心肺機能も鍛えられます。まず上手に音を出すことが難しいので、初心者さんは基本をしっかり教えてくれる教室を選ぶようにするといいですね。

小さい頃から憧れていた楽器といえば、バイオリンをあげる人が多いのではないでしょうか。オーケストラの中でも花形であるバイオリンは上達すれば一人でも、大勢でも楽しめる素敵な楽器です。練習を重ねて上手になったら、オーケストラデビューしてみると、新しいコミュニケーションのきっかけにもなりますね。

ジャズ好きの方の憧れといえば、こちらのサックス。楽器を構えた姿もカッコよくて、渋い音色にはときめきますよね。サックスはソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスという4種類に分かれているので、どの音域のサックスを学びたいのか調べておくといいでしょう。サックスは音を出すコツをつかみやすい楽器なので、大人になってから始める人が多い楽器でもあります。

雅な和の世界観を体感できるお琴。お琴には生田流と山田流という二大流派があり、指につける爪のかたちや歌の節などが異なります。お琴の教室は、個人の先生が自宅で行っていることが多いのですが、初心者さんはまずはカルチャースクールや大手の楽器教室などで基本を学んでみると、すんなりと入ることができるでしょう。お琴を習うことで、日本の文化や歴史にも興味が湧いてきますよ。

三味線は携帯性に優れた楽器なので、どこでも弾くことができます。グローバル化が進む世の中で、日本の文化の素晴らしさを伝えることにもつながり、コミュニケーションツールとして役立ちます。また、三味線は合奏でも楽しむことができる楽器です。大勢で一緒に同じ曲を弾くという感動を味わうと、一層練習したい気持ちが盛り上がりますよ♪

集中して文字を書く。墨の香りに包まれながら、文字を書く瞬間は特別な時間になります。子供の頃のように正しい文字を書くという以外にも大人の書道ではアート書道や日本古来の書なども楽しむことができます。できあがった作品は、額装してお部屋にアート作品として飾ってみるのも素敵です。目に見えるかたちに仕上がると、達成感を感じることができますね。

茶道を習うことで、美しい所作と立ち居振る舞い、おもてなしの心を学ぶことができます。大人の女性のたしなみとして、学んでおいて損はないのが茶道ですよね。美味しいお茶を点てられるようになったら、ホームパーティーでも腕前を披露したくなりますね。

普段からお花に親しんでいる人は、華道を習ってみてはいかがでしょう。自己流で生けているだけでは気づかなかった、お花同士の相性やかたちの多様性などを知ることができますよ。丁寧にお花と接することで、植物の持つ生命力や花器の美しさなどにも気づけそう。おうちで飾るお花の雰囲気もワンランクアップしますね。

金継ぎは割れたり、欠けたりしたうつわを漆と金で修復していく日本古来から続く修復法です。金継ぎの良さが見直され、ワークショップや教室なども多くなってきました。大切にしているうつわを自分の手で修復できたら嬉しいですよね。金継ぎでよみがえったうつわを見ると、達成感もありますよ。

五七五七七の三十一文字で心をあらわす短歌。さらに短く五七五で想いをあらわす俳句。どちらも季節感を取り入れながら言葉を紡いでいく日本古来の歌です。先生について習うと、基本的なルールや心の表し方など豊かに学ぶことができます。紙と筆があればできるというのも、習い事を始めるにはハードルが低くていいですよね。

ちょっとした非日常感を味わえる習い事。仕事や育児、家事などの忙しい時間の合間を縫って、自分だけのための別世界を持つことで普段の生活も頑張ることができそうです。初めてさんだって大丈夫。みんな最初は初心者です。気になった習い事があったら、ぜひチェックしてみてくださいね！