ロンドン市内のクリスマス風景を見てみましょう♪
トラファルガー広場の大きなツリー
1947年以降、毎年ノルウェーから送られているトラファルガー広場のクリスマスツリー。世界大戦の際に、イギリスがノルウェーを援助した感謝の意味が込められているのだそう。
夜には明かりが灯り、一層ロマンチックな雰囲気に。
中心地のオックスフォードストリート
クリスマスプレゼントを買い求める人でいっぱいになる、オックスフォードストリート。立ち並ぶ百貨店のショーウィンドーは、惜しみないくらい豪華に彩られます。
クリスマス前の美しすぎるテレビCM
クリスマスマーケットも開催
ハイドパークで開催されている「ウィンターワンダーランド」。期間限定の遊園地がオープンし、クリスマスマーケットも開かれます。
クリスマス前には、街中のいたるところに、メリーゴーランドや観覧車などが現れます。
クリスマス前の定番の飲み物
クリスマスマーケットや街中のパブやバーでは、モルドワインという温かいワインが販売されます。
シナモンやスターアニス、レモンなどを加えて温めたワインは、身体をほっこり温めてくれます。
クリスマスイブは、まさにサイレントナイト
クリスマスイブの夜は早くに交通手段がなくなり、クリスマス当日も完全にストップします。そのため、いつも賑やかなロンドンの中心部は、クリスマスイブの夜だけは、信じられないくらい静かになります。
おうちで楽しむクリスマス
クリスマス前になると、街中のおうちの玄関にリースが飾られます。住宅街を歩くだけでも、なんだか楽しい気分になります。
各家庭には、もちろんクリスマスツリーも。本物のモミの木を使うのが一般的で、クリスマス前には、店頭でモミの木が売られたり、百貨店にオーナメントのコーナーが儲けられたりもします。
クリスマス当日はどんな風にお祝いするの?
クリスマスイブとクリスマス当日は、キャンドルの光のなかで、家族や友人とホームパーティーをします。クリスマスクラッカーという、中に小さなおもちゃが入っているクラッカーを手をつなぎながら開けるのも、楽しみのひとつ。
クリスマス当日には、伝統的にローストターキーをいただきます。ターキーの中には、スタフィンと呼ばれる、ひき肉とスパイスやハーブ、時にドライフルーツの入ったものが詰められ、各家庭で味が異なります。
ターキー以外にもたくさんのローストのお料理が並び、大きなプレートに取り分け、グレイビーソースをたっぷりとかけていただきます。
クリスマスのデザートといえば
たっぷりのレーズンなどのドライフルーツを詰めて焼いた、ミンスパイ。ずっしりと濃厚です。クリスマスイブの夜のデザートにいただくのが一般的で、ワインとの相性も◎です。
こちらは、クリスマス当日にいただくクリスマスプティング。ナッツやドライフルーツをブランデーと一緒に、ゆっくりと蒸して固めたもので、通常はクリスマスの2か月程度前に作り、大切に保存します。当日はさらにブランデーをたっぷりとかけて、炎を灯してから、じっくり味わいます。
今年はイギリス風にクリスマスを味わってみては?
日本ではあまり馴染みのないお料理や、飾りつけで楽しむイギリスのクリスマス。クリスマスディナーで外食するのも素敵ですが、今年はおうちで静かにゆっくりと、聖なる夜を楽しんでみてはいかがでしょうか。
クリスマスはキリスト教の行事ですが、カトリックではなくプロテスタントのイギリスでは、単純に雰囲気を楽しみたいという人もとても多いです。そういった意味では、日本のクリスマスの考え方と似ているのかもしれません。
ここでは、ロンドンのクリスマスの風景や、イギリス風にクリスマスを楽しむ方法をご紹介していきます。