リズムにのって英語スキルアップ!
もっと楽しく勉強できたら...ネイティブが使う英語を気軽に学べたら...そんな風に思っているそこのあなた、是非「洋楽」を活用してみませんか?
今回は、洋楽を英語学習に活かす方法をご紹介します。
洋楽を英語学習に使うと良い理由
メロディーにのせて覚えやすい
断片的でランダムな文章より、リズムカルでストーリー性のある文章の方が覚えやすいですよね。例えば、歴史の勉強で年号を無理やり暗記するより、語呂合わせにして、音楽にのせてストーリーとしてとらえると覚えやすかった経験、皆さんもあるはずです。
英語学習もそれと同じです。歌は一つのストーリーになっている場合が多いので、一度理解すれば、糸をたぐりよせるように記憶し、思い出すことができます。さらにそれぞれの文章がメロディーにあうように作られているため、「メロディーにあわないな?」と思ったら間違えに気付くことが出来るというのも良いところ。
日常会話で使える英語
洋楽で使われる単語やフレーズは日常会話でも使うことが出来ます。むしろ、会話の中で上手に使えば「シャレのわかる人」と場を和ますきっかけにも。スラングも使われていることが多いので、教科書を読むだけでは出会うことのない、生きた英語に触れる機会にもなります。ただ、正確な表現ではなかったり、あえて単語が省略されていたりもするので、文法の基礎を学びたいという方には不向き。楽しく英語を学習するクセが付けたい、そんな方におすすめです!
長すぎず、短すぎず
映画や教科書を丸暗記するのは難しくても、一曲なら5分程度なので長すぎず、短すぎずの長さです。覚えやすいので、英語学習もはかどります。
リスニング・発音の練習になる
英語を上手く発音できるようになるのは、参考書だけではとても難しいです。ネイティブの子供が親の言葉を聞いて、真似して上達するのと同様、実際の音を聞いて声に出してみるのが一番です。
日本語と英語では舌や口の動かし方が異なるため音も全く違います。ネイティブの英語の発音や強弱の付け方などと自分の発音の違いに耳を傾け、声に出して真似することで、顔の筋肉の使い方や舌の動かし方を体得していけるので上達していきます。
一人でこれを実践しようと思うと少々難しいかもしれませんが、好きなアーティストがうたう、歌のお手本があればそれほど難しくないし、むしろ心強く感じるはずです。
単語のニュアンスを学べる
Photo on Visualhunt
歌詞に使われる単語は、アーティストのこだわりが詰まっています。
例えば同じ「信じる」と言う意味でも、Believeではなく、より強い信頼に重きをおいたTrustを使うのには何か意図があるはずです。洋楽を使えば曲のバックグラウンドや文脈から、単語のニュアンスをつかみながら学ぶことが出来るのです。
楽しく勉強できる
英語をマスターするには、学習を継続することが大事です。退屈なことを継続するのは難しくても、楽しいことなら続けることが出来ますよね。英語学習をいかに楽しくするか、が英語学習の最大のポイントです。洋楽は自然に楽しく学べる、とっておきの英語学習法なんです。
洋楽で英語をマスターするための3ステップ
【STEP1】まずはしっかり聞く
まず、日本語に訳すことは考えずに、歌詞に集中して聞きます。歌詞カードがあった方が集中しやすければ、読みながらでも構いません。メロディーやフレーズが何となく頭に浮かぶようになるまで、5~6回リピートしましょう。
【STEP2】意味を考えながら聞く
次は歌詞の意味を考えながら聞きます。知らない単語があれば、まずは文脈から推測し、それでもわからなければ辞書を使って調べます。インターネットで検索すれば、解説付きの日本語訳が簡単に見つけられるはずです。
【STEP3】繰り返し覚えるまで聞き続ける
覚えてしまうくらいに、とにかく聞き続けましょう!歌詞を書き出して記憶違いが無いかチェックしたり、気に入ったフレーズはどこかにメモしても良いかもしれません。洋楽はサビを何度も繰り返しリピートするので、まずはサビ部分だけ完璧に覚えてしまうのも得策です。楽器が得意な方は弾き語りにトライしてみるのも良いですね♪
どんな曲が良いの?
歌詞の内容がわかりやすい
はっきりと歌詞が聞き取れる
みんなと共有できる
英語の学習という意味だけでなく、皆が知っている曲やアーティストなら話のネタに盛り込むこともできます。例えば会話の中でそのままフレーズを使うと「シャレのわかる人」と予想以上に話が盛り上がることも。
I haven't got much time to waste
It's time to make my way
I'm not afraid of what I'll face
But I'm afraid to stay
I'm going down my road and I can make it alone
I'll work and I'll fight till I find a place of my own
[Chorus]
Are you ready to jump
Get ready to jump
Don't ever look back oh baby
Yes, I'm ready to jump
Just take my hand
get ready to jump
自分には無駄な時間はもうないの
だから前に進まなきゃ
この先に何があっても怖くない
このままでずっといるのが怖いんだ
自分の道を進んでいくの
周りが助けてくれなくても
自分の力でそうしてみせる
諦めずに努力して
自分だけの特別な
そんな場所を見つけるの
~
1曲ずつマスターして使える英語を身に着ける
洋楽を使った英語学習は、1曲ずつマスターしたら次の曲に進む、という方法をとるのがおすすめです。色々な曲で試していくと、次第に使える英語のフレーズや単語がどんどん増えていることに気付くはずです。是非楽しく英語を学んでいきましょう!
「英語スキルをアップさせたい!」と思ったこと、誰しもあるのではないでしょうか。書店に行けば英語の参考書は山ほどあります。でも、机に向かって文法や単語の勉強をするだけでは生きた英語、上手な英語をマスターすることは難しいのです!