"私らしい"片付けのはじめ方
STEP1. 「理想の部屋」をイメージする
お部屋を片付ける前に、どんな部屋にしたいかイメージしてみましょう。手当たり次第に片付けても、お気に入りの部屋になってなかったらキープするのも難しいもの。自分が居心地のいい空間を想像したり、どんな風にしたら気持ちよく過ごせるか考えてみましょう。
スタイリッシュなホテルのような部屋、ナチュラルでぬくもりのある部屋など...人それぞれ、イメージするお部屋は違いますよね。SNSやブロガーさんのお部屋を見て、「こんなお部屋にしたい」と思い浮かべるのも楽しい時間になるはず♪
もし、イメージがわかなかったら
もちろん、こんな部屋!とイメージできない人もいるかもしれません。そんなときは、「好きなもの」や「やりたいこと」から思い浮かべてみるのもおすすめですよ♪本が好きなひとなら本棚は欠かせないですし、ゆっくりと読書できるスペースもほしいですよね。
早起きしてやりたいことがあるなら、ベッドの位置は朝日を感じやすい場所に。料理好きなひとや、これから料理をがんばりたいというひとは、道具をキレイに飾れたり、取り出しやすいスペースを作ってみたり。
まずは、「理想の部屋」をイメージすることからはじめてみてください♪
STEP2. 片付けの「計画」を立てよう!
「理想の部屋」がイメージできたら、さあ片付けよう!の前に"現状"を把握してみましょう。毎日過ごす自分の部屋ですが、意外と見落としているところがあるかも。きちんと計画を立てると、やるべきことが明確に見えるのでお片づけもしやすくなりますよ♪
一番のおすすめはノートなどに書き出すこと。今の部屋と理想の部屋を箇条書きしたり、イメージ画を準備するのもおすすめです。この時点では「理想の部屋」に必要なものと、不要なものが簡単にイメージできればOK!
いるかいらないか、ではなく"相応しいかどうか"
片付けの中で、多くのひとが苦手とされているのが「捨てる」こと。おすすめは、先ほど考えた「理想の部屋」に"相応しいかどうか"で考えてみましょう。「相応しい」「相応しくない」「どちらでもない」の3つのBOX(紙袋などでもOK)を準備して、どんどん振り分けてみてください♪
いるかいらないかで考えてしまうと、どうしても「いらなくはない」となってしまいがち。そこで理想の部屋に相応しいかどうかで決めるとわかりやすくなるはず。もちろん「どちらでもない」ものは、いったん"保留"にしておいて、あとから考えてもOKですよ。
STEP3. さあ、片付けよう!
理想の部屋をイメージできて、計画ができたら、いよいよ片付けをはじめましょう!大切なことは"大まかに始めて"、少しずつ"グレードアップする"こと。完璧に一度で終わらせようとしないことがポイントです。
片付けのタイミング
"かかる時間"でいうと、週末や連休などがベストなタイミングです。もし、まとまった時間が取れないときは、計画のところでどんな風に片付けていくかも考えて、少しずつとりかかってみてくださいね♪
…けれど、理想の部屋をイメージしたら、いてもたってもいられないかも。もうひとつのベストタイミングがあるなら、それは片付けたい!と感じたときかもしれません。
理想の部屋は"育てる"
イギリスでは、心地よい空間を求めて古い家を手直ししながら暮らすのが、「好きなライフスタイル」の一つになっているそうです。大まかにざっくりと始めたら、いったんストップしてもOK。少しずつ部屋をアップグレードするつもりで、楽しみながら取りかかりましょう。
相応しくないものは処分する
さて、計画のときに「相応しくない」とされたものは処分するのをお忘れなく。「どちらでもない」ものは、リメイクして使えないかなど検討してみます。検討期間は短く設定して、それ以上ひらめきがなければ処分しましょう。
STEP4. お片づけが終わったら
「理想の部屋」ができあがったらまた散らからないように、リバウンドを防ぐことも大切。きっと、お気に入りの部屋なら、少しでも散らかっていると「なんだか気持ち悪い」気分になってすぐに片付けたくなると思いますが、そこが今回のポイントです♪また、お気に入りの掃除道具なら見えるところにおいといて、すぐ掃除できるようにしてみましょう。
新しいものを買うときは
もうひとつ、新しいものを買うときは「かわいい」「ほしい」という感情で買ってしまうと、あっという間にものが増えていってしまいます。このときも「理想の部屋」に相応しいかどうかを考えてみるのがおすすめです。
まとめ
片付けに大切なのは、毎日暮らす場所を居心地のいい空間にすることではないでしょうか♪
"上手に"片付けられなくても、"私らしく"片付けて、理想の状態を長続きできれば、毎日が気持ちよく過ごせそうですよね。少しずつ片付けをして、理想の暮らしをはじめてみてくださいね♪
本屋さんに並ぶ、たくさんのお片付けや断捨離の本。ひとたびブームが起きて、はじめてみた方も多いのではないでしょうか?部屋を片付けると気持ちまですっきりして、家に帰るのが楽しみになりますよね。でも、片付けといっても、なんでもかんでも捨てたり、見えないところにしまえばいいということではないはず。今回は、大人の私たちにぴったりな"自分らしい"片付けのポイントをご紹介します。