摘みたての野の花で
女の子の憧れ、花冠もおすすめ。シロツメクサやレンゲで編む花冠がメジャーですが、タンポポやシロツメクサを編み込んだり、カラスノエンドウなどつる性の植物を使ったりしても◎。
小さいお子さんと作ると、とても喜んでくれますよ。
ドライフラワーで楽しむ
ドライフラワーの作り方
野の花を摘んできても、そのままにしておくとすぐに萎れてしまいます。ドライフラワーにすれば、いろいろなハンドメイドクラフトの材料にもなりますよ。
ドライフラワーの作り方を調べて見たところ、
・自然乾燥
・シリカゲルを使う方法
・グリセリンを使う方法
など、いくつか方法があるようです。
筆者は壁から吊るして自然乾燥でドライフラワー作りに挑戦したことがありますが、自然乾燥でも十分綺麗に残しておくことができます。ただ、乾燥した後の花や実はとても脆く、ポロポロと崩れてしまうものがあったので、
・吊るした下に花や実が落ちても大丈夫なようにしておく（新聞紙を引くなど）
・完成した後の保存場所（大きめの箱など）を、あらかじめ準備しておくのがおすすめです。
ドライフラワーを使ったハンドメイド作品
かすみ草の花冠はボリュームがあって華やか。ウェディングにもよく似合いますね。
花束では脇役として使われることの多いかすみ草ですが、実はこうしてメインに使うと主役級の存在感に。
野の花を花冠にする際は、よく乾燥させ、ワイヤーなどでベースとなる輪っかを作ると良いですよ。
野の花のドライフラワーを使ってリースを仕立てるには、ラタンリースなどベースになるものを用意してつくり始めると簡単です。野の花をいくつかずつ束にして、ワイヤーなどで固定すると作業しやすいです。松ぼっくりなどしっかり付けたいパーツにはグルーガンを使うと便利です。
※グルーガンは熱を持ちますので、火傷や火事に十分注意して作業してください
野の花一つひとつの個性を活かすならこんな飾り方も。照明に照らされて繊細な影が落ちるのも素敵ですね。
こちらのガラスドームのアクセも魅力的。ガラスパーツにお好みの花や実を入れて、ピアスやネックレスにできます。たくさん作って並べても可愛いですね。
ドライフラワーをボトルに入れて飾るのも趣があります。季節ごとに作っていけば、毎年の思い出にもなりそうですね。
パラフィンやミツロウで作るワックスバーは吊るすだけで壁のアクセントになります。アロマと組み合わせれば、火を使わずに良い香りを楽しめます。
こちらはアロマを楽しめるキャンドル。透明な部分には実付きのユーカリが閉じ込められており、シンプルながら見ていてうっとりするような作品です。
外で見つけた小さなお花を、飾って、作って、もっと楽しみませんか
お散歩途中に小さな花が咲いているのを見かけると、春の訪れに心が軽やかになります。野の花は小さく目立たないものが多いですが、近づいて見てみると、素朴な可愛らしさを発見できて嬉しくなります。
ぜひ春の可愛らしい花々をお土産に持ち帰って、居心地の良い部屋作りに生かしてみませんか？
お散歩で見つけた小さな野の花、一番簡単な楽しみ方は、さっと生けること。ガラスのコップや小鉢に水を入れて形を整えるだけ。水が腐らないよう、特に気温の高い時期はこまめに水を取り替えましょう。