”わざわざ”行きたくなるパンと日用品のお店「wazawaza」とは？
山の上に店があることから、通りすがりで来る事はまずあり得ません。わざわざ足を運んで頂いてありがとうございます。の、〈わざわざ〉から取りました。今は「わざわざ来る価値のあるお店」であること常に意識し、来ていただいたお客様に感謝の気持ちを忘れず、来て良かったと言われる店づくりを心がけています。
販売されている日用品や食品などは、全てお店のスタッフが日々使っているものばかり。食と生活双方の面から、自分たちが心からよいと思うものを販売しているそうです。お店独自の視点で選ばれたアイテムたちはどれも、耐久性に優れシンプルで、生活に違和感なく溶け込んでいくものばかりです。
「わざわざ」が取り扱う商品はどれも、4つのコンセプトをもとにセレクトされています。1．長く使えるもの、2．飽きのこないもの、3．暮らしに寄り添うもの、4．きちんと作られたもの。吟味された本当に良いものだけをお届けしているそうです。
焼きたてのパンと、厳選された「良いもの」が並ぶ店内は、少し足を伸ばしてでも訪れたい…そんなステキな場所なのです。
厳選した材料で焼き上げられたパン・お菓子
パンとお菓子は薪窯とガス窯で焼いています。ロケットストーブ式の薪窯は、薪の使用量が従来の窯と比べて少なく環境にやさしいんだとか。窯でじっくり焼かれたパンはとっておきのおいしさです♪
作られているパンは基本的に食パンとカンパーニュの2種類のみ。自分が心からおいしいと思う、毎日食べたい「究極の普通のパン」を焼きたいと思っているそうです。クッキーやスコーンなどのお菓子も販売しています。
リッチな味わいが人気の食パン『角食』です。角食に使う牛乳は、近所の牧場で採れた搾りたてのもの。塩はフランス産のゲランド塩、バターは発酵バター、砂糖は沖縄の洗双糖が使われています。こだわりの材料でつくられたパンは絶品のおいしさです。
薪窯で焼かれた究極のシンプルなパン『みまきカンパーニュ』。「わざわざ」の人気商品です。ライ麦全粒粉15％、全粒粉15％配合で口当たりも軽く、酸味も控えめの食べやすいカンパーニュ。材料はシンプルに小麦粉と塩と水だけ。飽きのこない、毎日食べたい味です。
サクサクとした食感がおいしい『全粒粉のスコーン』。北海道十勝産の小麦粉と長崎県のなたね油と発酵バター、長野県産のヨーグルトという厳選された国産の材料で作られています。甘さ控えめなので、お食事にもいただけます。
長く使えるこだわりの雑貨たち
雑貨は長く使える日用品や、地元の作家さんの作品、環境に負荷をかけない暮らしをできるような消耗品など、こだわってセレクトしたものを販売しています。
こちらは鈍い光がステキな『東屋・銅のやかん』。銅は熱伝導性が良く、抗菌・除菌作用や塩素を分解する作用があるので、やかんにとても適した素材です。赤金色の真新しいやかんが、使い込むほどに深みのある飴色へと変化していく様子をお楽しみ下さい。
こちらは『東屋のおひつ 三合 五合 木曽さわら』。まるで昔の映画に出てきそうな、レトロでどこか懐かしいおひつです。耐酸性と吸水性に優れた、樹齢百年をこえる木曾椹(きそさわら)の貴重な柾目在だけを使っています。ご飯をよりおいしくいただけそうですね♡
『松野屋・栃木の洗濯板』
汚れやすい子供の靴下を洗ったり、シャツの襟など、落ちにくい汚れを落とす時に便利な洗濯板。石けんとの相性はバツグンです。一枚家にあるときっと重宝しますね。
欲しいもの、つくりました
こんなものがあったら便利なのに、素敵なのに…。そんなアイディアをプロに相談しながら作られた、「わざわざ」オリジナルの雑貨もあります。吟味を重ねて作り出されたアイテムたちは、長く使える逸品ばかり。写真のカッティングボードは、長野県御代田町の木工作家・後藤 睦さんの作品です。
カラフルさが楽しい『わざわざオリジナルリネン靴下2015』。地元・長野県内の靴下製造会社と共に、試作を何度も繰り返し作り上げた丈夫な靴下です。足にフィットするような編み方をしてあるので、リネンの靴下にありがちなズレを軽減。履き心地バツグンなリネンの気持ちよさを味わいたいですね♪
おわりに
厳選された素材を使って窯でじっくり焼き上げられた絶品のパンと、お店独自の基準に沿ってセレクトされたとっておきの雑貨たち。長野県の山の中にあるお店「わざわざ」には、わざわざ足を伸ばして立ち寄りたくなる、そんなふしぎな魅力があります。
パンと日用品の店「わざわざ」は長野県東御市御牧原の美しい自然の中にある小さなお店。2009年にオープンしました。ユニークなお店の名前は、山の上にお店があることから、「わざわざ足を運んで頂いてありがとうございます」という感謝の気持ちを込めて付けられました。