手軽に使える透明粘土が面白い
工作やDIY、ハンドメイド雑貨作りの材料として使われる粘土の中でも人気の「透明粘土」。レジンで作るより簡単に立体的に透明な樹脂の作品ができるので、フェイクスイーツやアクセサリーもイメージ通りに作りやすいのが魅力です。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
透明粘土とは
透明粘土とは、主に樹脂を原料とした粘土です。樹脂粘土がすべて透明というわけではなく、樹脂粘土の中に透明な質感があるものがあります。半透明感のものから、乾燥後には透明になるもの、お湯でやわらかくして使うものなど、いろんな種類が揃っています。
あると便利なもの
粘土ベラ / カッター / 伸ばし棒
用意するのは通常の粘土細工で使えるようなものが中心です。ほこりがつきやすいと感じた時は、フィットする衛生用の手袋やクリアファイルがあると便利です。他にも作った作品に金具をつける道具があるといいでしょう。
出典:stocksnap.io
型
粘土を押し付けて形を作れる型は、作りたいものや用途によって異なります。フェイクスイーツなどは専用の型も多く販売されています。製菓用の型も使えるので、お好みの型を探してみましょう。アクセサリー系も指輪やカポションの型など、様々です。
出典:stocksnap.io
基本的な使い方
硬化剤を混ぜる透明粘土の使い方
硬化剤を混ぜるタイプの透明粘土では、合わせる材料を最初に等分しておきます。はじめにわけておけば、混ざる分量の比率を管理しやすいというメリットがあります。
分けた後、使いたい分量以外の硬化促進剤を戻し、粘土はフィルムやラップで包んで保管します。
粘土を少し伸ばし、真ん中に硬化促進剤を入れ、重ねて何度も伸ばし棒でのします。
繰り返すことによって混ぜれば出来上がりです。作品を作ってみましょう。
分けた後、使いたい分量以外の硬化促進剤を戻し、粘土はフィルムやラップで包んで保管します。
粘土を少し伸ばし、真ん中に硬化促進剤を入れ、重ねて何度も伸ばし棒でのします。
繰り返すことによって混ぜれば出来上がりです。作品を作ってみましょう。
すけるくんの使い方
硬化促進剤が必要がないすけるくんは通常の粘土と同じように扱えます。着色する時には染料を少しずつ練るときに混ぜ込んでいきましょう。この時、塗料は透明系のものでないと、うまく透けないので注意しましょう。
出来上がったら乾燥させれば、透明になっていきます。
出来上がったら乾燥させれば、透明になっていきます。
フルーツの作り方
透明でジューシー感が出やすいため、透明粘土はフルーツを作るのに最適です。どのように作るのか見ていきましょう。
透明の質感が楽しいすてきな作品
透明粘土はその透き通る印象が涼しげで他の粘土の作品とは、ひと味違う印象をあたえることができます。どんなものが作れるのか、素敵な作品を見ていきましょう。
フェイクスイーツ
ジューシー感が出やすい透明粘土はフルーツやスイーツのようなフェイクものを作るのにぴったり。かわいらしくて人気のジャンルです。
雑貨
扱いやすくカラーも自在に選べることから雑貨としてもよく使われます。とびきりポップで可愛らしい、自分だけの雑貨を作りたくなりますね。
アクセサリー
透明感があり、しっかりと立体にできるので、フルーツの他に花モチーフとも相性がいい透明粘土。金具を付けるだけでアクセサリーが作れるのも透明粘土の魅力です。
透明粘土で楽しい作品を作ってみましょう
扱いや質感も様々で、安全で気軽に使えるのがうれしい透明粘土。お気に入りのオリジナルデザインが浮かんだら、すてきな作品を作ってみてくださいね。
特に手軽に使えると人気なのが「すけるくん」。通常の粘土のように練って使い、数日で透明に近づきます。より透明度の上がる「すけるくん」専用のコート液もあります。