ファッションとメイクが調和すればミニマルでも退屈しない
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc) 歳を重ねると、自分に似合うメイクやコーディネートを理解している分、マンネリ化しやすい傾向に。また、しっくりくるメイクと洋服の雰囲気・トーン・色調がマッチしない場合、バランスが悪く見えてしまうことも多々あります。そこで提案したいのが、ファッションとメイクがお互いを引き立てながら調和する、トータルコーディネートです。
メイクとファッションを別々に考えると、今一歩垢抜けず、どこか惜しい印象印象になってしまいます。足し算・引き算で全体のバランスを整えたトータルコーディネートなら、自分の魅力を最大限発揮できますよ。ミニマルなコーディネートでも物足りなさを感じない、雰囲気のあるおしゃれ顔で、自分自身をアップデートしましょう♪
メイクとファッションのリンクでおしゃれ度を高めよう
1.ブラウンメイクはエッジを効かせて遊び心をプラス
出典:www.instagram.com(@nouer._miyoshi) 日常に溶け込みやすいブラウンメイクは、エッジがあったり、ユニークなディテールを施したアイテムを投入したりすると、華やかになります。差し色として赤やピンクをメイクに取り入れるときは、プレーンなコーディネートでバランスを整えて。
出典: ドットのような、花柄にも見えるユニークなスカートに、ローゲージニットを合わせたワンツーコーデ。透け感があり、動くたびに揺れるスカートが女性らしさを底上げします。カジュアル以上、レディ未満のコーディネートは、ブラウンメイクと好相性です。
出典: 赤の花柄ワンピースに、ミリタリージャケットをON。するとガーリーな印象がメンズライクに転換し、抜け感のあるコーディネートに仕上がります。クラシックなブラウンメイクに女性らしさを加えたいなら、彩度の高いカラーを差し色に選んで。
出典: ハンサムレディなブラウンメイクに程よい甘さを加えたいときは、もこもこ素材や起毛感のあるアイテムを加えるのがおすすめ。ボリューミーで遊び心あるディテールなら、ブラウンメイクの良さが引き立つうえ、幼さを回避して大人っぽいコーディネートに着地できます。淡いブルーを差し色にして、やさしい冷感でほっこり素材をシックに転換するのも◎。
出典: 花柄シャツ×プレーンなスカートのスマートなルックス。クラシックなイメージをもつシャツなら、花柄をセレクトしても大人っぽい着こなしに。ベージュやキャメルなど、ブラウンメイクはコーディネートに同系色を投入すると、統一感のあるスタイリングが完成します。
出典:www.instagram.com(@norimasasawa) フェミニンかつレディ感のあるピンクメイクは。洋服もトーンを揃えるとより柔らかな印象に、逆にトーンを落とすとモード感が高まりメリハリが生まれます。ピンクがもつポジティブなイメージはそのままに、クラシックで品のあるスタイリングへとアップデートできますよ。
出典: ブラックのニットにジーンズを合わせた定番のコーディネートでも、ピンクメイクなら華やかかつレディ感のある着こなしに。首からちらりと覗くカットソーやソックスのホワイトが、重たくなりすぎず、潔くクリーンなコーディネートを後押しします。
アシンメトリーワンピースで定番アイテムをクラスアップ
出典: 黒のニットに、アシメトリーショルダーのジャンパースカートを合わせたコーディネート。ピンクメイクの甘さをトーンダウンしたいとき、黒やグレーなどのダークカラーが役立ちます。ユニークなディテールのアイテムなら、定番アイテムをクラスアップでき、新鮮な印象を与えられますよ。
出典: テロっとしたぬくもりのある素材は、カジュアルなアイテムと合わせてもラフになりすぎず、都会的なムードが漂うスタイリングに。ニット×ベロアの異素材を組み合わせれば、メリハリのある着こなしが実現できます。黒ほど重たくはならないけど、渋さを持つアイテムで、ピンクメイクを引き立てるのが◎。
ノスタルジックな花柄ワンピースならガーリーに寄らない
出典: ノスタルジックなムードが漂う、レトロな花柄ワンピースもピンクメイクと好相性です。ブラック×ホワイトのバイカラーでシックに落とし込むと、かわいくなりすぎず大人っぽい印象を与えられます。少しゴツめのアクセサリーで、モードなニュアンスを加えるのもgoodです。
3.オレンジメイクはアースカラーで季節ムードを高めて
出典:www.instagram.com(@_hitomi_okubo_) オレンジはアースカラーと調和しやすく、ヘルシーな色気を漂わせることも可能。カーキやブラウン、ベージュなど秋のトレンドカラーとしても人気が高いカラーをコーディネートに取り入れると、簡単に旬の着こなしへとシフトできます。定番のアイテムでも物足りなさを感じず、いつもとは少し違う、新鮮な印象に。
出典: ローゲージニットに、チェック柄のタイトスカートを合わせたルックス。今季注目のチェック柄は、コーディネートに取り入れるだけでトレンド感のある着こなしが叶います。オレンジメイクと親和性の高いブラウンやベージュなら、統一感もアップ!
出典: カーキのニットに、ブラウンのベロアパンツを合わせたコーディネート。秋ムードが高まるアースカラーのコンビと、ベロア素材なら、定番アイテムでも一瞬で旬の着こなしへとシフトできます。シャイニーなベロアの光沢感を、ハンサムなカーキで中和して、日常に溶け込みやすくするのがベストです。
出典: オレンジメイクでかわいいよりも、かっこいい印象を与えたいなら、メンズライクなアイテムを取り入れるのがおすすめです。カーキのような、イエローにも見えるニュアンスカラーのオーバーオールに、ホワイトのジャケットをON。インナーにはブラックをセレクトし、ホワイトの膨張を引き締めると、今年らしいマニッシュなスタイリングの完成です。
出典: 彩度の高いフレッシュなオレンジメイクは、ぬくもりのあるコーデュロイ素材で適度な重厚感を加えるとバランスが整います。ブラウンのセットアップでメンズライクに落とし込みつつ、ホワイトを差し色にするとクリーンかつ爽やかな印象に。ゆったりとしたシルエットが、余裕のある大人の佇まいを演出します。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc) クールな表情を作る寒色系メイクは、もこもことしたニットやあたたかみのあるカラーで湿度を高めるのがおすすめです。かっこいいという印象だけに留まらず、女性らしさを底上げできますよ。
出典: ハンサムを装えるセットアップコーディネートなら、ピンクもかわいくなりすぎず品の良いルックスに。同じイメージを持つ寒色系メイクとも好相性です。インナーには深みのある華やかなカラーをセレクトすると、クールな表情が引き立ちます。
出典: 起毛感や凹凸のある素材をコーディネートに投入し、寒色系メイクにあたたかみを加えるのもgood。白のローゲージニットに、ジーンズを合わせたカジュアルスタイルは、つなぎ目に黒を取り入れると、メリハリのあるスタイリングに。リップに彩度の高い赤やピンクを取り入れて、モードなニュアンスを加えるのもアリですよ。
出典: 上下ともに淡く、柔らかいカラーの引き締め役として、寒色メイクを取り入れるのもおすすめです。深まる秋にあえてのホワイト×ピンクの組み合わせは新鮮。くすみがかったあいまいなカラーなら、ホワイトが悪目立ちせず、相性よく調和します。
出典: 寒色メイクをすると、老けて見えるという悩みをもつ人は、彩度の高いビビットなカラーをトップスに合わせてみて。イエローならパッと明るくフレッシュな表情を作れるのはもちろん、トレンドも両立できます。タック入りのシルキーなワイドパンツで品良くまとめ、上は明るく、下は落ち着きのあるカラーでメリハリを演出するのが正解。
5.華やかなレッド引き立たせるにはミニマルなコーディネートが◎
出典:www.instagram.com(@ayami__takahashi) 華やかかつレディなレッド系のメイクは、ミニマルなルックスでバランスを整えるのが◎。表情が女性らしい分、シンプルなワンツーコーデでも物足りなさを感じません。
出典: パッと目を惹くレッド系のメイクを日常になじみやすく、気負わず使いたいならカジュアルなスタイリングと組み合わせるのがベストアンサー。ストライプシャツにパーカーをレイヤードし、スカートとして活用すると、定番のアイテムでも新鮮な印象に。部屋着以上、タウンユース以下のワンマイルコーディネートなら、レッド系メイクの華やかさが悪目立ちしません。
出典: レッドとブルーの相反するイメージは、意外と相性よくマッチします。レッドが持つ派手な印象をクールダウンし、清潔感のある爽やかなスタイリングへと導いてくれる効果も。レイヤードコーディネートも楽しめるロング丈のシャツワンピースは、今季ワードローブに加えて損はしないアイテムのひとつです。
出典: オーバーサイズのプルオーバーに、グリーンのスカートを合わせたレトロなルックス。ちょっぴり幼さもあるコーディネートがさりげないハズし役として作用し、赤を日常使いしやすいカラーへとシフトします。襟からさりげない白を覗かせると、こなれ感がアップするうえ、クリーンな印象も同時にゲットできますよ。
出典: ブラウンのワンピースに、グレーのジャケットをON。やや重厚感のあるブラウンを、淡くソフトなグレーで緩和すると、軽やかな着こなしに。カジュアル×トラッドのいいとこ取りをしたコーディネートなら、華やかな赤もなじみやすく、ハンサムレディな表情を作れます。
出典:www.instagram.com(@sleeping0mihoc) メイクとファッションをリンクさせた着こなしなら、自然と調和しバランスの整ったルックスに。定番のアイテムやミニマルなスタイリングでも、どこか新鮮な印象で、コーディネートのマンネリも回避できます。自分に似合うメイクやファッションの固定概念を一回捨てて、トータルバランスを意識しませんか?きっと新しい発見や学びを得られますよ。
ドットのような、花柄にも見えるユニークなスカートに、ローゲージニットを合わせたワンツーコーデ。透け感があり、動くたびに揺れるスカートが女性らしさを底上げします。カジュアル以上、レディ未満のコーディネートは、ブラウンメイクと好相性です。