夏メイクの準備はOK ですか?
そこで今回は、夏にマッチするメイク方法やアイテムの選び方をパーツ別に紹介します。コツを知って、さらっと涼やかな夏メイクを始めましょう!
LESSON1:ベースメイク~
夏のベースメイクは“薄く重ねる”を意識
ひとつの層が厚ければ崩れやすく、崩れたメイクを直すのも大変になります。薄く薄く仕上げることで、崩れにくく直しやすいベースメイクに仕上げることができますよ。
各アイテムの「いいとこどり」をしよう
例えば、顔色が悪く見えてしまうときはファンデーションを厚塗りするのではなく、下地にピンクを仕込んで血色感を出し、ファンデーションはあくまでも薄く。
ニキビ跡が気になる場合は、コンシーラーを使ってスポット的にカバーする。
といった具合に、悩みに合わせてトータルでカバーすることで、厚ぼったくならず素肌感を残したベースメイクに仕上げることができます。
ツヤの出し過ぎに注意
油分の多いファンデーションやハイライトでツヤを出しすぎてしまうと、夏の日差しも相まって顔がテカテカに見えてしまいがち。ベースをセミマットに仕上げて、時間の経過で自然とツヤが出るのを待ったり、パールが控えめなハイライトを使用したり。それくらいのツヤ感が夏メイクにはベストです。
LESSON2:アイメイク~
ラメよりもパール を
ラメとパールの大きな違いはその大きさ。
ラメはパールよりも粒が大きく形もさまざまで、輝きも大きく目立ちます。夏は太陽の光が強く、大粒のラメだとギラギラとしてしまうことも。いつもより開放的なメイクにする場合はラメで目立たせるのもOKですが、夏のナチュラルメイクには繊細な輝きのパールが向いています。
“締め色ナシ”が軽さを出すコツ
締め色の濃いカラーを入れると、アイメイクが締まって見え目を大きく見せる効果もありますが、締め色を入れることでアイメイクがに重みが加わります。あえて締め色を入れず、中間色で終わらせるラフさが夏メイクを涼やかに見せるコツ。目がぼんやりとしてしまう場合は、アイラインで引き締めると◎
明るめカラーで気持ちも軽く
夏は明るめのアイカラーが多く発売されます。ピンクやシャンパンベージュなどの肌馴染みのいい明るめカラーは、ナチュラルメイクにも取り入れやすくおすすめです。定番のブラウンは少しお休みして、ピンクやシャンパンベージュをセレクトすると軽やかさが増しますよ。
LESSON3:チーク~
おすすめは肌馴染のいいベージュ系
あえてのチークレスも◎
夏の暑さで顔が火照りやく赤みが出やすい場合は、チークレスもおすすめです。あえてチークを入れないことで、アイメイクやリップメイクが映えるナチュラルな大人顔を作ることができます。
ただ、チークには小顔に見せる効果もあるため、チークレスにすると顔が膨張して見えるように感じることも。シェーディングを上手に取り入れて、キュっと引き締めてあげましょう。
チークレスには、ピンクの下地を仕込むと血色感UP
チークレスでも顔色が悪くならないコツは、ピンク系の下地を選ぶこととリップに色味を持ってくることです。ピンク系の下地は顔色を良く見せてくれますし、リップに色味があると血色感が出ます。逆にリップをヌーディーにしてしまうと、一気に顔色が悪くなってしまうので、チークを入れない場合のリップは血色感のあるピンクやレッドなどがおすすめです。
LESSON4:リップメイク~
『質感』にこだわる
ポイントメイクの中でも特にリップは、使うアイテムの質感で印象が変わるパーツです。
同じ色でもマットだとカチッと、パールが入っていれば華やかに、色付きがシアーならば軽く、質感によって受ける印象が変化するので、夏のリップはぜひ質感にこだわってみてください。
おすすめはシアー感のあるもの
マットなものよりも、シアーな軽い質感のものを合わせると透明感がアップし夏らしいメイクになります。また少しツヤ感のあるサラっとしたグロスも素敵ですよ。
口紅は指の腹を使った“ポンポン塗り”がおすすめ
お気に入りの口紅が重めの質感でも、塗り方で解決できます。直接唇に塗ると重くなってしまう口紅も、指の腹に取ってポンポンと塗っていくと、ふんわりと軽くつけることができます。ラフに塗ってカジュアルな雰囲気に仕上げると、夏の軽いワンピースなどにも似合うリップになります。
汗や湿気で崩れやすい夏のベースメイクは“薄く重ねる”ことを意識しましょう。気になる部分をカバーしつつ、素肌感が残るようなベースメイクが理想です。