紫外線について知って注意しよう
どこにいても浴びてしまう紫外線
5月を過ぎると晴天の日は洗濯物がカラッと乾く、気持ちのよい天候です。梅雨に入っても晴れ間の日差しは十分に強く、洗濯物を干す、庭に出る、歩いて買い物に出る…という時でも、紫外線には十分注意が必要です。
一番日差しが強いのは10時から2時頃
一番日差しが強いのは、午前10時から午後2時頃です。時間をずらせる外仕事であれば朝の5時~7時頃までに行うのが理想ですが、太陽が昇っている間紫外線は降り注いでいますので、早朝なら日焼け対策が不要というわけではありません。
日焼けしやすく体力を消耗しやすい、コンクリートの多い場所
意外な所では、足下からの照り返しも日焼けしやすくなります。アスファルトより白っぽいコンクリートの方が光をよく反射するので、お出かけ先が町中でもコンクリートが多い所であればアウトドア同様にしっかり日焼け対策をしましょう。また、コンクリートは熱を持つので、疲れやすい環境です。熱中症対策と併せてこまめに休憩を取るのがおすすめです。
気をつけたい紫外線対策のポイント
日焼け止めを使い分けてみよう
紫外線対策したいなら帽子のツバは7㎝以上が目安
目からの紫外線にも注意!
肌だけでなく、目からの紫外線にも注意が必要です。日本人の場合、骨格などの関係で彫りが深い欧米人より目が紫外線を浴びやすい傾向にあるので、UVカット加工された紫外線対策のためのメガネを掛けましょう。
※サングラスは必ずしも色が濃い物でなくともUVカットされた物であれば紫外線を防ぎます。伊達メガネ感覚で使えるクリアグラスの物もあります。逆に色の濃いグラスの物でもUVカット加工されていない物は効果がありませんのでご注意を。
首回りはおしゃれアイテムでカバー
ビタミンCは摂取するタイミングに注意が必要
肌に良いとされるビタミンCですが、レモン・オレンジ・グレープフルーツなどの柑橘系や一部の野菜には「ソラレン」という光毒性の成分が含まれているので、朝食に柑橘系のジュースや生野菜のサラダをしっかり食べると日焼けしやすくなる事も。紫外線が強い季節は、ビタミンCたっぷりのメニューは夕食に食べるのがおすすめです。
日焼けしてしまった後に行うアフターケア
どんなに対策をしていても、完全に紫外線を防ぐのは難しい物です。日焼けしてしまった場合は肌を労わるアフターケアを。お風呂は、38~39度のぬるめのお湯で、水圧が強いシャワーはなるべく使わないようにしましょう。
まず最初にしたい事は肌を冷やす事
肌にほてりがあれば冷やしてあげるのが一番のケアです。直に氷やアイスバッグを当てると刺激が強すぎるので、タオルなどで巻いて肌あたりを和らげましょう。
肌に水分を与えるために水を飲む
紫外線を浴びると肌は乾燥しています。それほど汗をかかなかった日でも、水かノンカフェインのお茶などで体に水分を補給しましょう。口から水分を取り入れる事で、効率よく内側からも保湿する事ができます。
日焼け肌の救世主、トマトジュース
水分補給にプラスしたいのがトマトジュースです。トマトに多く含まれるリコピンは日焼けで受けた肌ダメージを軽減する効果が期待できます。生のサラダもおすすめですが、トマトジュースの方がより多くリコピンを多く含むそうです。
日焼け直後は敏感肌用アイテムがおすすめ
肌を回復させるために必要な睡眠
意外と見落としがちですが、日焼けケアに重要なのは睡眠時間です。寝不足だと肌の回復が遅れてしまうので日焼けがより深刻なダメージにも。日焼けすると疲れを感じる事もありますので、早めに寝るのがおすすめです。
ほてりやヒリヒリが引かない時は皮膚科に相談
日焼けは火傷と同じような現象なので、翌日になってもヒリヒリとした痛みが引かない場合は、皮膚科に相談してみましょう。早めの受診でダメージを長引かせずにすみます。
健康にも必要な日光と上手に付き合おう
紫外線は気になりますが、日光を適切に浴びるのは健康のためにも必要な事です。日焼け前と日焼け後の両方でしっかりと対策をして、太陽の季節を楽しみましょう。
お天気が良い日のお出かけは、日焼けを気にする方も多いと思いますが、アウトドアで楽しむ場合でなくても意識したいのが紫外線対策。