香水瓶とは?
~香りを閉じ込めておく美しい瓶~
香水瓶は英語で “Perfume bottles”
古くから多くの人に愛され、そして愛用されてきた香水と香水瓶。英語では「Perfume (香水)bottles(瓶)」と言います。そもそも香水は油状や固体の香料をアルコール(酒精)で溶解した溶液のことで、体や衣服に付け、香りを楽しむための化粧品の一種とされています。また平均して50〜200種類もの香料が含まれているので、同じ香りのものは限りなく少ないと言われています。
ようこそ、香水瓶 ~おすすめの使い方~
いつも何となくシュッと香りをまとって外出しているという方も多いと思いますが、実は香水にはきちんと決められた使い方があるんです。また、記事ラストでは意外と知られていない「使用後の処分方法」についてもしっかりご紹介しますね。
まずは開け方から
香水瓶の蓋やキャップは割と簡単にはずせますが、香水瓶のジョイント部分はなかなか開かないように設計されています。それはなぜかというと、空気に触れると酸化が早まるため、香りの変化や劣化を防ぐ目的からです。
詰め替えの仕方
でも、香水本体からアトマイザー(詰め替えボトル)やお気に入りの瓶などへ移し替えたくなるときってあると思います。いつでも身軽に香りが持ち運べますからね。そんなとき、香水瓶の種類にもよりますが、ジョイント部分はニッパーなどを使ってシール部分を切りながら開けると良いでしょう。スプレータイプの場合は、一度開けてしまうとその後戻すのも難しくなりますのでアドマイザーに移すという目的以外には開けないようにしましょう。ただし、アトマイザー等は保存容器ではないので、こちらに入れた香水はなるべく早く使い切りましょう。
あなたの香水はスプレータイプ?~使い方は瓶によって異なります
香水瓶には大きく分けて【スプレータイプ】と【ボトルタイプ】があります。移し替えずそのまま持ち歩きたいのであれば、小ぶりなサイズのスプレータイプが便利ですね。逆にボトルタイプだとアトマイザーに移し替えたり、希釈して使用する際に重宝します。
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これ1つで主役級!エジプトの香水瓶風デザイン
縁には贅沢にゴールドがあしらわれ、メインとなる球体部分はまるで写し鏡のように輝き、吸い込まれそうです。アンティークな雰囲気もありますが、近未来的なデザインといったほうがしっくりくるかもしれません。本場のエジプト香水瓶はインパクト抜群です。
香水ボトルとしてはもちろん、インテリアとして、ちょっとした一輪挿しにも◎使い方はあなたのアイディア次第!
雰囲気たっぷり♪アンティーク風の香水瓶
自然と女子力が高まりそう♡イラストやデザインがかわいい香水瓶
スプレー部分にポンプの付いた、女性ならきっと誰しもちょっと憧れたことがある香水瓶。カラーバリエーションが豊富だとどれにしようか迷ってしまいますね。よく見るとガラス面の細工も繊細な仕上がりです!
身に着けて使える、おしゃれな香水瓶アクセサリー
ネックレス
ペンダントタイプ
チャームタイプの香水瓶
ピアス・イヤリング
【番外編】香水瓶のフォルムが大好きな方にぴったりのグッズも紹介
ハーバリウム
加湿器
レジン
スマホケース
最後に…
香水瓶の捨て方
香水を丸ごと燃えないゴミに出すのはNGです。なぜかというと、ガラスのみで出来ていることが少ないからです。スプレータイプであれば、スプレー部分とボトル部分、蓋はプラスチック、ということもあります。なので、しっかり分別する必要があります。
ではどうしたら良いかというと、ボトルは、スプレー部分・装飾部分・瓶部分など、それぞれ素材ごとに解体し、分別します。また、香水がまだ残っている際はビニール袋やジッパー付きの袋に紙や布などを入れ、染み込ませます。そしてすみやかに袋の口をしっかり閉じ、廃棄します。直接水道などに流して捨てるとにおいが充満します。行う際はベランダや玄関外などの屋外で行いましょう。
中身が処分出来たら、香水の入っていた瓶をしっかり洗ってから処分しましょう。
香水瓶は再利用&リメイクできる?
せっかくのお気に入りの香水瓶。しっかり洗って、花瓶やキャンドル立てなどのインテリアアイテムとして再利用&リメイクしたり、香水が苦手という人は、アロマやエッセンシャルオイルを入れて使ってもいいですよね!あなた次第でいろいろな使い道が広がります。
香りとの出会いは香水瓶との出会いでもある
春から心機一転♪新しい香水をお部屋に迎え入れようと考えている方へ。香りとの出会いは香水瓶との出会いでもあります。ぜひ、香水瓶にも注目して、あなたらしさをより素敵に引き立ててくれる香りと出会ってくださいね。
そもそも瓶とは、ご存知の通り密閉性が高く耐熱性にも優れているため、昔から液体や粉末を入れたり、保存食の保管などに用いられてきました。この瓶の特性を生かして香水をずっとフレッシュな状態で保存しておくために「香水瓶」としても瓶が利用されているんですね。
今でこそシンプルで洗練されたデザインのボトルが好まれる傾向にありますが、香料が歴史上に登場したとされるメソポタミアや古代エジプト時代では、香水瓶はとても高価なものでした。