とても厄介な夏のメイク崩れ
外出先でもささっと直せる「レスキューメイク(メイク直し)」を覚えておけば、たとえメイクが崩れてしまっても慌てる必要はありません。今回は、これからの季節に役立つ「レスキューメイク」のポイントをご紹介していきます。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
いざという時の強い味方!ポーチに入れておくと便利なアイテム
ポケットティッシュ
皮脂や汗によるメイク崩れの場合、まず顔全体の皮脂を取りのぞく必要があります。その時に役立つのが、ポケットティッシュ。外出時のメイク直しに何かと活躍するティッシュは、メイク直しの必須アイテムです。
綿簿
綿棒は細かい部分のメイクを直す時に活躍します。特にマスカラやアイシャドウの崩れを直す時など、コシのある綿棒が役立ちます。目のキワの細かな部分までしっかりとキレイにメイクを取り除くことができる綿棒は、化粧ポーチに忍ばせていきたいアイテムです。
レスキューメイクその1 「ベースメイク編」
夏場にいちばん崩れやすいのが「ベースメイク」です。夏に過剰分泌される皮脂や汗によって化粧がヨレてしまうからです。また冷房が効いている室内でも、空調の影響で肌が乾燥してしまい化粧崩れの原因となることがあります。
パウダーファンデーションがオススメ
外出先でのファンデーションのお直しは「パウダーファンデーション」が良いでしょう。「薄く塗り直す」程度が自然に仕上がるポイントです。
ミスト化粧水が便利◎
メイク直しの際に肌の乾燥が気になるようであれば、ミスト状の化粧水を顔全体にひと吹きし保湿してあげると、ファンデーションが密着しやすくなりメイクの持ちが良くなります。
アルコールが含まれている化粧水だと、水分の蒸発が早いため逆に乾燥を招いてしまうことも。外出時は「アルコールフリー」の携帯用ミストを選ぶと良いでしょう。顔から15㎝ほど離して顔全体に吹きかけたあと、両手で顔全体を包み込むようにやさしくなじませてあげましょう。
メイクの上からでも使えるミスト状の化粧水なら、乾燥が気になるときにサッと吹きかけていつでも手軽に保湿が可能。乾燥だけでなく肌のテカリが気になる時も、ティッシュで皮脂を押さえたあとにミスト化粧水を使うとベタつきを抑えて肌をリセットしてくれます。
ベースメイクのお直し手順
レスキューメイクその2 「アイメイク編」
アイメイクのメイク崩れで多いのが「パンダ目」です。アイラインやマスカラが落ちてしまい、目の周りに黒くついてしまった状態。メイクを直すには、まずは目の周りについたアイラインやマスカラ、アイシャドウを落とさなければいけません。
目の周りの皮膚はとても薄く敏感です。汚れを落そうといきなり綿棒を使って目の周りを擦ってしまうと、摩擦で肌トラブルの原因になってしまうことも。
アイラインやマスカラなどのアイメイクは、油分を馴染ませると汚れが落ちやすくなります。携帯用のボトルに詰め替えて、綿棒とセットで持っておくと、出先でのお直しに便利です。もしオイルがない場合は「乳液」や「リップクリーム」でも代用できるので試してみてくださいね。
【アイメイクのお直し手順】
1.綿棒の先にオイルなどの油分を含ませます。
2.崩れたアイメイクの汚れを綿棒を使ってやさしくなぞるように拭き取ります。
3.汚れを落とした部分にパウダーファンデーションを乗せて油分を押さえます。
4.ここからもう一度落ちてしまったアイラインやアイブロウを直していきます。
レスキューメイクその3 「リップメイク編」
リップメイクのお直しをするとしないとでは、顔の明るさや印象が違ってきます。メイク直しをする際は、リップメイクも忘れずにお直ししてあげましょう。
1.落ちてしまっているリップメイクを一度落とします。アイメイク同様、乾燥している状態で擦り落とすと摩擦で肌のダメージになるので、携帯用オイルやリップクリームなどの油分を乗せ、指の腹でやさしく馴染ませるようにして口紅をオフします。
2.ティッシュを唇で挟むようにして、仕上がりにムラがでないよう唇の余分な油分を取ります。
3.口紅を塗り直します。
4.仕上げにもう一度ティッシュを唇で挟んでオフし、口紅を唇に密着させます。
お直しにあまり時間が取れない人の場合、唇に密着しやすくうるおい感が出るシアータイプの口紅がオススメです。さっとぬり直すだけで顔色がパッと明るくなりますよ♪
ポイントを押さえたレスキューメイクを
出先でもサッと実践できる「レスキューメイクテクニック」をご紹介しました。いかがでしたでしょうか。たとえメイクが崩れてしまっても、ポイントを押さえたお直しを知っておけば、夏のお出かけも苦になりませんね♪今回の記事を参考に、ぜひレスキューメイクテクニックをマスターしてみてくださいね。
太陽がさんさんと輝く季節、夏。汗や皮脂の量が増えることから、メイク崩れが気になって「せっかくのお出かけも楽しめない!」なんて方はいませんか?