“がんばり過ぎたメイク”で浮かないように・・・
あまり気合いが入りすぎてしまうと、ただ単に派手な雰囲気になってしまい周りから浮いてしまうことも…。そうならないための「がんばり過ぎない」メイクとヘアアレンジのコツをご紹介していきます!
【お呼ばれメイク編】
ナチュラルだけど、どこか“華やか”がポイント
結婚式やちょっとしたパーティに呼ばれたときのメイクは意外と難しいもの。いつもと同じメイクでは、代わり映えせず華やかさに欠けてしまいますよね。だからといって気合いを入れすぎてしまうと“やり過ぎメイク”なんてことも・・・。お呼ばれメイクは『ナチュラル感のある華やかさ』がポイントです!
透明感のある肌作り
ナチュラルな美しさには透明感のある明るい肌が必須です。ファンデーションを塗り重ねて仕上げたしっかりメイクよりも、透き通るような明るい肌の方が、華やかになり美しさをより引き立てます。華やかにしたいからと塗り重ねた厚塗りメイクはNGですよ!
マスカラよりもアイライナーを意識すると◎
お呼ばれメイクの華やかさは、アイメイクの印象でも左右されます。だからといってマスカラを重ねたバサバサまつ毛は逆効果。アイラインを意識したメイクにすると、派手すぎずナチュラルな雰囲気の残る華やかなメイクになります。
アイシャドウはカラーよりもラメで華やかさを
アイシャドウは、ベージュやブランウン、ベージュピンクや薄いオレンジなどのヌーディーカラーがお呼ばれメイクには最適です。ヌーディーカラーにラメ感がプラスされたものを使うと、より華やかにそして女性らしいパーティ向けの目元になります。
~グラデーションカラーの使い方~
●ハイライトカラー:一番明るい色でまぶた全体にぼかすように入れます。まぶたの基本となる光沢感をこのハイライトカラーで入れます。
●ミディアムカラー:中間にあたる色味でアイホール全体に乗せる基本のカラーです。
●シェイドカラー :アイメイクを引き締める一番濃い色です。まつ毛の生え際に沿ってラインのように入れます。
チークは、ほんのり色づく程度に
「いつもより華やかに」を意識するあまり、チークをしっかりと入れてしまうと、華やかな印象を通りこして派手なメイクになってしまうので注意しましょう。チークはほんのり色づく程度がベスト。毛色が良く見えて顔全体がパッと華やかになります。
リップは色と質感にこだわって
いつもはノーリップの人も、お呼ばれシーンではリップメイクはマスト。ただ、結婚式やちょっとしたパーティシーンでは、ドリンクを飲んだり食事をしたりすることが多いので、なるべく崩れにくい口紅を選ぶ事もポイントです。
色の選びかたとメイクのコツ
塗るだけでとても華やかになる、鮮やかな赤やピンクの口紅は、お呼ばれのシーンで取り入れたい一本。ただ、目元に重点を置いたバッチリメイクの場合、少し派手な印象を与えてしまいがちです。鮮やかな口紅を取り入れる時は、目元やチークは控えめにするなどの“引き算”を取り入れながら、全体のバランスに気を付けて仕上げると良いでしょう。
マットタイプの口紅
口紅の色だけでなく、質感もメイクの雰囲気をガラッと変えます。しっかりと色味を出しながらもツヤ感を押さえた仕上がりになるのがマットタイプ。しっとりとした大人っぽい印象に仕上がります。
シアータイプの口紅
透明感や潤いなどの質感があるタイプがシアータイプです。伸びがよく、ほんのりとした優しい色づきに仕上がるのでリップメイクを控えめにしたい人や、全体的にナチュラルに仕上げたい人にオススメです。
【ヘアアレンジ編】セルフアレンジで華やかに変身!
次にお呼ばれヘアアレンジです。華やかで手の込んだように見える、セルフヘアアレンジをご紹介します。
《ショートボブ・ボブヘア》のアレンジ
小物を使って簡単ドレッシーに
前髪を寄せて大きめのアクセサリーで留めるだけ。簡単だけどあっという間にドレッシーな雰囲気に変身します。ふわりとしたお呼ばれファッションにもマッチしやすい、おすすめのアレンジ。事前にコテで毛先を軽く流すように巻いておくと、より雰囲気がでやすくなります◎
ボブヘア×ロープ編み
ハーフアップではなく、片方のサイドから反対側へ斜めに流したロープ編みアレンジです。大きな編み目に仕上げた二重のロープ編みが、華やかさをUPさせています。
ゆるツイスト×ハーフアップ
ハーフアップは長さがなくても様になって、サイドの髪をねじってまとめることで派手過ぎず凝ったアレンジに見えるため、短めボブヘアにもおすすめです。
シニヨン×ツイストのMIXアレンジ
ボブでもできるパーティーアップスタイルです。サイドの毛を残してバックの髪の毛をシニョンに、サイドをツイストして固定したら、全体のバランスを見ながらほどよく引き出して完成です。
ボブポニーテール
ボブヘアのポニーテールはトップの毛を引き出してバランスを調整し、毛先を遊ばせるのがお洒落に仕上げるコツです。32mmのコテで巻いておくとポニーテールにするだけで毛先が散るのでこなれ感を出すことができます。大き目ヘアアクセサリーでパーティー感を出して。
《ミディアムヘア》のアレンジ
シニヨンスタイル
“シニヨン”とは低い位置で髪を一つにまとめたヘアアレンジ。とてもシンプルなヘアアレンジですが、上品な雰囲気でフォーマルファッションとの相性も抜群。シニヨンスタイルのポイントは、アレンジ前に髪全体を巻いて動きをつけておくこと。コテで巻いでからアレンジすることで、ほどよく崩しやすくなり華やかに仕上がります。
くるりんぱとロープ編みのMIX
~ミディアムヘア×くるりんぱ・ロープ編みの作り方~
1.両サイドの髪を少し残しながら、トップの髪でくるりんぱをします。
2.続けてもう一段くるりんんぱを重ね、二重のくるりんぱを作ります。
3.残した両サイドの髪をロープ編みにして、2本を合わせて束ねます。
4.全体のバランスをみながらほぐして完成♪
簡単!三つ編みアレンジ
かわいらしく演出したいときにおすすめしたいのが三つ編みスタイルです。後ろのトップから編み込み、三つ編みでひとつにまとめて、飾りにヘアアクセサリーを飾ればお呼ばれスタイルが完成します。
ハチより少し下の部分をまとめくるりんぱ、その下の髪もまとめてもう一度くるりんぱします。毛先をフィッシュボーンでまとめて完成!
くるりんぱを2回重ねることでボリュームが出るのでバランスも良く、派手過ぎず凝った印象になるアレンジです。
ミディアム×高めのお団子
高めのお団子はアクティブで若々しい印象に。ただ、きっちりとまとめすぎてしまうと、おしゃれな雰囲気から離れてしまいがちなので要注意。
ポイントは高い位置でおだんをを作ったあとに、ほど良く全体をくずす作業を入れること。さらに後れ毛を残せば、ぬけ感のあるふわりとした優しい雰囲気のお団子アレンジになります。手ぐしでまとめるのもポイントです。
《ロングヘア》のアレンジ
ポニーテール×くるりんぱ
1.ハーフアップ髪を結び低い位置で1回くるりんぱをつくる。
2.下の毛とまとめてローポニーテールに!
低い位置でつくるローポニーテールとくるりんぱをミックスしたアレンジは簡単なのに凝って見え、髪に動きが出ておしゃれ度がアップして見えます!
ギブソンタック
お呼ばれアレンジの中でも王道の“ギブソンタック”。いっけん難しそうなアレンジに見えますが、実は意外と簡単なヘアアレンジです。手の込んだように見えるギブソンタックはどんなシーンでも使える、正統派なヘアアレンジなので覚えておくとアレンジの幅が広がりますよ♪
編み込みアレンジ
お呼ばれシーンにぴったりなアレンジ「編み込み」。トップの部分から編み込んで毛先まで編みおろし、毛先部分を内側に折り込んでピンで留めれば完成。両サイドに後れ毛を残すことで女性らしい雰囲気がアップします。
編み込みのやり方
黒髪×前髪なしのアップスタイル
ホテルなど比較的フォーマルなシーンでのお呼ばれには、きちんとまとめられた清潔感溢れるアップスタイルがぴったり。前髪を上げてスッキリとした印象にしつつ、きつくなりすぎないように少しだけ後れ毛を残すのがコツ。艶感のある黒髪も知的な印象で好感度◎
フィッシュボーン×リボンアレンジ
上品で女性らしい雰囲気を演出することができるフィッシューボン。サイドに寄せることでより雰囲気ある仕上がりになります。シックな濃紺のリボンで、さり気なくアクセントを効かせて。ワンピースはもちろん、パンツコーデにもそっと甘さをプラスしてくれるアレンジです。
フィッシュボーンのやり方
ロングヘア×ローポニーのピン隠しアレンジ
ロングヘアのローポニーはとっても上品な大人の女性の雰囲気になります。こなれ感をプラスするのであれば、ピン隠しがオススメ♪毛束から少量取り分けた髪を束ねた髪のゴム部分を隠すようにグルグルと巻き付け、束ねているゴム部分に入れ込むだけで出来てとても簡単ですよ。
結婚式やちょっとしたパーティに呼ばれた際、いつもより少し頑張ったメイクやヘアアレンジで参加すると「あれ?私だけ気合い入りすぎてない?」なんて感じた経験ありませんか?