ベーシックなレシピなら工程がシンプルで、オーブンの温度にさえ注意すれば、誰でも失敗なく作ることができます。作った事がないという方も、基本レシピからチャレンジしてみませんか？

ベーシックな型抜きクッキーの作り方を覚えておけば、チョコレートをコーティングしたりアイシングなどでデコレーションアレンジが楽しめます。

基本の材料は、バター（無塩）、砂糖（粉糖）、卵、薄力粉、塩と、とてもシンプルです。

型抜きクッキーをきれいに作りたいなら、型抜き前に生地をしっかり冷やしておきましょう。（冷蔵庫で約30分）

生地の厚みを均一に伸ばすこともポイント！生地がベタつく場合は手粉を増やさず、こんな風にラップをかけて伸ばすとスムーズです。

生地その物にフレーバーなどを混ぜて色や風味付けするレシピもあります。ココアを使った茶色のクッキーがお馴染みですが、抹茶を使っても。こちらは、花型クッキーの中心にチョコペンでデコレーションしています。

型抜きを少し工夫すれば、こんな風にジャムを挟んだ2枚重ねのクッキーも作れます。慣れたらいろいろアレンジを楽しんでみましょう。

絞り出しクッキーの利点は、絞り袋一つで色々な形にできる事。ハート型やバトン型（短い棒状）も絞りやすいシルエットでおすすめです。さらに、チョコレートをコーティングすれば、シックで上品な雰囲気に仕上がります。

絞り出しクッキーは生地が柔らかいので、ドライフルーツやナッツなどトッピングがくっつきやすいというメリットも。こちらは、ドレンチェリーとかぼちゃの種のリース風と、ジャムを乗せて焼いたものです。

口金を替える事でも違った雰囲気になります。こちらは木苺とココアで2色に色付けしてして桜型の口金を使った物です。この口金は一絞りで桜型の物がどんどん作れるのでミニサイズのクッキーをたくさん作りたい時に重宝します。

ドロップタイプのアメリカンクッキーの定番、ナッツとチョコフレーバーのクッキーも手作りできます。型要らずですが天板に並べる時にスプーンで角を抑えるようにすると丸くきれいな形になります。

こちらはソフトタイプのアメリカンクッキー。ドロップタイプではなく生地でマシュマロを包んで丸めて作るタイプです。溶けたマシュマロの食感が不思議で楽しい。

丸めて成形する型要らずの可愛いいぬのクッキーです。粘土遊びをしていた頃を思い出してしまいそう。お子さんと一緒に、手先を使って気分転換したい時のおやつにもおすすめです。

生地にカボチャを練り込んでかぼちゃの形に仕上げた楽しいクッキーです。カボチャを加える分、バター控えめであっさりした優しい味わいです。

ラズベリーとイチゴチョコを合わせて甘酸っぱい味わい味に仕上げたクッキーです。ハート型を手で成形する場合、しずく型の生地を2つくっつけるようにしてもきれいな形を整えられます。

アイスボックスクッキーの名前は、たくさんバターを使うため柔らかい生地を凍らせてから切る手順に由来しています。プレーン生地をシンプルに固めて切るだけなら、初心者でも失敗なくリッチな味わいのクッキーが作れます。慣れたら徐々にいろいろな模様にトライしてみましょう。

こちらはナッツをまぶしたアレンジレシピ。アイスボックスクッキーは生地の冷凍保存ができるので、時間がある時に生地を作っておき、食べたい時に欲しいだけカットして焼き立てを楽しむ事もできます。

みんなでわいわい楽しむお茶会にも、一人でほっと一息つく普段のティータイムにも、手作りクッキーがあればより一層気持ちが和みます。簡単に作れますので、お休みや秋の夜長のお菓子作りにぜひどうぞ。