秋に食べたいスイーツといえば旬の栗をたっぷり使った「モンブラン」ですよね♪今回は、おいしいものがいっぱいの「京都」で食べることができる個性豊かなモンブランをご紹介します。抹茶やチョコ、生麩とほうじ茶を使用したものなど、一般的にイメージされるモンブランとは少し異なる、京都ならではのモンブランを集めてみました。2017年10月15日作成
モンブランとはイタリアのお菓子を原型とし、パリの老舗『アンジェリーナ』の看板メニューとして広まったお菓子で、マロンペーストをモンブラン山に似せて重ねたことからこの名前がついたそうです。
日本では1933年創業の東京・自由が丘の菓子店『モンブラン』が提供をはじめ、全国へと広まって行きました。京都には、老舗抹茶店のモンブランや、賞味期限が10分間だけのモンブランなど、ここでしか食べられないモンブランがいくつかあります♪次の京都旅行では、モンブランを楽しむのはいかがでしょうか。
最初にご紹介するのは、河原町にある和カフェ『季の音』の「濃茶モンブラン」。宇治の老舗として知られる『丸久小山園』の抹茶を使用し、その名の通りとてもお茶の香りや味が濃い"和洋折衷"のモンブランです。中はクリームとスポンジが層になっていて、クリームには名物丹波の黒豆が使用されています。
『季の音』は京都・河原町にあってアクセスも良好。建物の4Fに位置していて、窓際に腰かければ京都の繁華街・河原町通を見渡しながら休憩することができますよ。
京都の老舗・茶問屋『辻利兵衛本店』の茶寮では、石臼で挽いた抹茶のクリームとマロンクリームを組み合わせたモンブランが味わえます。底はクッキー生地でさっくり、マロンクリームの中には渋皮栗がはいっていて栗そのものの味わいが楽しめます。
宇治市の閑静な住宅街にある『辻利兵衛本店』はモンブランだけでなく、お茶パフェや和栗のトリュフ、抹茶生チョコレートなど、お茶屋さんならではのスイーツが揃っています。イートインはもちろん、お土産選びにもオススメです。
2015年に製茶工場を改装してオープンした茶寮は和風モダンな空間で、庭園を見ながらお茶ができる席は特に人気があります。
地下鉄二条城駅から徒歩10分のところにある『Kyoto KEIZO』のモンブランは、賞味期限がなんとわずか10分しかありません。その理由は、作ってから時間が経つとその食感がすぐにくずれてしまうためだそうです。中のメレンゲがとっても軽くて、驚くほどサクサク。賞味期限は10分のためもちろんテイクアウトは不可能、このお店でだけ食べられる味です。
テレビなどで紹介され、瞬く間に行列必至のお店となった『Kyoto KEIZO』は三条会商店街に佇むカフェで、スイーツだけでなく、タコライスやカレーといったフードメニューも充実しています。
10分モンブラン」は町屋をリノベーションした落ち着いた雰囲気の店内で楽しむことができますよ。過去には、春にさくらの10分モンブランが、秋にはかぼちゃの10分モンブランが期間限定で登場したことも。
お麩屋さんが経営するカフェ『OTYOBO』では、焼麩や生麩をいかした手作りスイーツがメインで提供されています。そんな『OTYOBO』のメニューの一つに「生麩のほうじ茶モンブラン」があり、お麩の食感を生かした新感覚のモンブランとして人気を集めています。かわいいカップに入っているこのモンブランは、テイクアウトも可能です。
『OTYOBO』カフェは、市役所駅から徒歩5分の場所にあります。京都で人気のお麩料理のお店『えんがわカフェ』の2号店として2017年にオープンしました。それぞれメニューが違うので、両方に足を運んで京都名物のお麩を味わってみるのも◎
京都でチョコレートといえばここと言われるほど、地元では評価の高い洋菓子店『BRUN BRUN』。通常のモンブランもありますが、こちらのおすすめ「ショコラモンブラン」は、マロンクリームにビターチョコレートを合わせています。
お店の場所は京都御苑から南へすぐ、青いビルが目印です。ビルの2階にある工場でケーキや焼き菓子が一つ一つ作られています。1935年に創業し、戦前からチョコレートの製造販売を続けているのだとか。
抹茶やお麩など和の食材を使ったモンブランや、10分しか賞味期限がないモンブラン、老舗洋菓子店のショコラモンブランなど、どれも美味しそう…♪京都を訪れた際には、ぜひ味わってみたいですね。
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モンブランとはイタリアのお菓子を原型とし、パリの老舗『アンジェリーナ』の看板メニューとして広まったお菓子で、マロンペーストをモンブラン山に似せて重ねたことからこの名前がついたそうです。