それは、日本初がたくさん存在する地元ならでは”喫茶文化”もそのうちのひとつなんです。
来るたびに楽しみが増えるほど!新生から息の長いお店までを幅広くご紹介します♪

神戸・中央区
東に位置する三宮(さんのみや)から西に移動すれば元町やハーバーランドまで商業地域が広がります。
また、北野や旧居留地のような異国情緒あふれる地域も散策するのが楽しいです。
そんな市街地はカフェも激戦区です!
生まれも育ちも神戸であるライターが厳選してご紹介します♪
cafe すいらて/西元町
そんな想いを持って、2013年に住宅街にほど近い元町・花隈にオープン。
すいらてといえばおいしい珈琲、地元ではそんな呼び声が高いのです。
店内へ誘うように漂う焙煎の香ばしさは、これまで珈琲をあまり口にしなかった人も魅了されるほど。
築50年以上の古民家のありし姿を最大限に生かし、寛げる空間を提供してくれます。
店内に並ぶ書籍や雑貨を眺めることも楽しみになります♪

店内は、まるで時代を見守ってきたかのようなこっくりとした色合いの家具がおひとり様にも万全な配置で出迎えてくれるんです!
棚に飾られた雑貨などにも惹かれます。

すいらてで自家焙煎されている珈琲は、ちょっとマイナー。
あまり聞きなれない国の銘柄が並びます。
そんな希少な珈琲は、英国式の小型焙機器で焙煎されています。
それが、当初は日本に13台しかなかったと言います。
他にはない珈琲豆探しは続いているそうで、週替わりで紹介されています。

軽食も捨てがたい。
ふわふわのサンドウィッチで癒される午後、ぜひ体感してみてください。

盛り付けは、ポーランド食器で。
色使いや絵柄が愛らしい食器は、来店する度にうっとりとさせられます。
Cake Stand(ケイクスタンド)/北野
レストランやウエディング関係の調理場での勤務経験を持つ寄砂愛麗(よりすな・あいりい)さん。
フレンチのコースのようなデザートを気軽に食べれるお店を開きたいと2015年にオープンしました。
安藤忠雄が建築に携わったビルの一室は、流れる時を忘れるような穏やかな様子。
この空間でランチや本格スイーツを味わえるのだから、北野まで坂を登ってでも行きたくなりますよ!

美味しそうな焼き菓子は、ケータリング利用でも好評なのだとか。
食べてから、テイクアウトしておうちでもリラックスタイムのお供にしたくなります。

目にも美しいデザートですね!
旬を迎えたフルーツを存分に味わえます。
アーティスティックな感覚は女性ならではの華やかさも。
ホールケーキなどは、注文が必要なので要チェックです♪
cafe yom pan(カフェヨムパン)/西元町
2012年にオープンした同店は、線路にほど近い場所でありながら閑静な空気の流れる場所にcafe yom panは店を構えているのです。
ガラス越しに店内を覗けば、おいしそうな焼き菓子が並ぶ様子にトキメキますよ。
階段を登って訪れるカフェスペースには、多くの書籍が用意されています。
そう、そこは誰にも教えたくないような隠れ家的な空間。
そんな店内で、オーナーの藤原さんが毎日焼き上げるパンを使ったメニューを堪能出来るのです。

1日のはじまりに食べたくなるモーニングセット。
パンの中にお豆や野菜がたっぷり入っているので、パワーチャージにもってこいなんです!

通年を通しておすすめだというのが、こちらのサンドプレート。
ボリュームのあるパンはふんわりとした食感でありながらも食べごたえ充分。
好きなドリンクと合わせるのも◎。

おやつには、フレンチトーストはいかがでしょうか?
しっとりとしたパンに軽めのクリームのコンビがたまりません♪
神戸のカフェであなたらしいひと時を♪

神戸のカフェ特集いかがでしたか?
ひとことに”カフェ”と言っても個性豊かで他にはないお店が多くあります。
誰かと一緒にはもちろん、おひとり様でお茶を片手にゆったりと寛ぎ、書籍を読み進めたり丁寧にメールの返信をするなど、過ごし方はそれぞれ。
今回をはじまりに、また続編をお届けできればと思います。
また、カフェ巡りにお付き合い下さいね♪
引き戸を開けると、自家焙煎珈琲のたまらなく良い香りがします。
「こんにちは~。」
という優しいスタッフさんの声。
親戚や親しい友人の家に遊びに来たような気分になります。
幼少期には、身内の喫茶店などを手伝っていたというオーナーの井上さん。
会社員時代に出会った珈琲豆がすいらて誕生のきっかけだったそうです。