だけど一方で、似たようなものが多く、それぞれの違いがイマイチ分からない・・・という人も多いのでは?そこで今回は種類や特徴など、フランスパンにまつわるあれこれを調べてみました。
フランスパンの基礎知識
フランスパンとはフランス発祥のパンの総称で、外がカリッと香ばしいハードタイプが主流です。日本のごはんのように、フランスでは食事にパンが欠かせません。
材料は、小麦粉、水、塩、イーストだけ。シンプルな分、原料や作り方のごまかしが効かず、また気候の影響も受けやすいため、美味しく焼き上げるには職人の高い技術が必要になります。
そんなフランスパンにはさまざまな種類がありますが、実は基本的にどれも生地は同じ。大きさや成形で種類が分かれ、それが食感や風味の違いにつながるんです。ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
知って楽しい、フランスパンの種類と特徴
バゲット
フランスパンの中で最もポピュラーなバゲット。「棒」という意味を持ち、60~80cmほどの長さが特徴です。パリパリ部分が多いため、皮が好きな方におすすめです。
日にちの経ったものはグラタンスープにしたり、フレンチトーストもおすすめです。
バタール
フィセル
バタールをさらに短く、細くしたのがフィセルです。長さ30cmほどで、皮のパリパリ感が主体となります。
ブール
生地を丸め、クロスの切り込みを入れて焼き上げたのがブールです。バゲットよりも火の通りが下がる分しっとりとした食感になり、表面の皮もやや柔らかめ。
シャンピニオン
カンパーニュ
パリ近郊の田舎で作られていた、ゴロッと重量感のあるフランスパン。通常の作り方とは異なり、天然の酵母を使って発酵させるため、独特の酸味と香りを持っています。
外はパリパリ、中はもっちり柔らか♪フランス発祥のパンは、シンプルながら小麦の風味をしっかり楽しめるとあって、パン好きさんの間で大人気!