バゲットとバタールって何が違うの?覚えておきたいフランスパンの種類と特徴♪

バゲットとバタールって何が違うの?覚えておきたいフランスパンの種類と特徴♪

バゲット、バタール、カンパーニュ。フランスパンにはいろんな種類がありますが、似たようなものが多いので、パン好きさんでもその違いを分かる人は少ないはず。カリカリ、しっとり、風味や食事との相性など、それぞれの特徴を知れば、もっとおいしく楽しくフランスパンの世界が広がります♪2019年03月13日更新

カテゴリ:
グルメ
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パンフランスパンパン屋バゲットカンパーニュ
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外はパリパリ、中はもっちり柔らか♪フランス発祥のパンは、シンプルながら小麦の風味をしっかり楽しめるとあって、パン好きさんの間で大人気!
出典:www.flickr.com(@JohnPickenPhoto)

外はパリパリ、中はもっちり柔らか♪フランス発祥のパンは、シンプルながら小麦の風味をしっかり楽しめるとあって、パン好きさんの間で大人気!

だけど一方で、似たようなものが多く、それぞれの違いがイマイチ分からない・・・という人も多いのでは?そこで今回は種類や特徴など、フランスパンにまつわるあれこれを調べてみました。
出典:unsplash.com

だけど一方で、似たようなものが多く、それぞれの違いがイマイチ分からない・・・という人も多いのでは?そこで今回は種類や特徴など、フランスパンにまつわるあれこれを調べてみました。

フランスパンの基礎知識

フランスパンとはフランス発祥のパンの総称で、外がカリッと香ばしいハードタイプが主流です。日本のごはんのように、フランスでは食事にパンが欠かせません。
出典:www.flickr.com(@Stacy Spensley)

フランスパンとはフランス発祥のパンの総称で、外がカリッと香ばしいハードタイプが主流です。日本のごはんのように、フランスでは食事にパンが欠かせません。

材料は、小麦粉、水、塩、イーストだけ。シンプルな分、原料や作り方のごまかしが効かず、また気候の影響も受けやすいため、美味しく焼き上げるには職人の高い技術が必要になります。
出典:www.flickr.com(@Marco Verch)

材料は、小麦粉、水、塩、イーストだけ。シンプルな分、原料や作り方のごまかしが効かず、また気候の影響も受けやすいため、美味しく焼き上げるには職人の高い技術が必要になります。

そんなフランスパンにはさまざまな種類がありますが、実は基本的にどれも生地は同じ。大きさや成形で種類が分かれ、それが食感や風味の違いにつながるんです。ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
出典:www.flickr.com(@Conseil départemental des Yvelines)

そんなフランスパンにはさまざまな種類がありますが、実は基本的にどれも生地は同じ。大きさや成形で種類が分かれ、それが食感や風味の違いにつながるんです。ではそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

知って楽しい、フランスパンの種類と特徴

バゲット

フランスパンの中で最もポピュラーなバゲット。「棒」という意味を持ち、60~80cmほどの長さが特徴です。パリパリ部分が多いため、皮が好きな方におすすめです。
出典:www.flickr.com(@Glenn Dettwiler)

フランスパンの中で最もポピュラーなバゲット。「棒」という意味を持ち、60~80cmほどの長さが特徴です。パリパリ部分が多いため、皮が好きな方におすすめです。

焼きたてのバゲットは、そのままで充分ごちそう。買ってきてすぐに食べるのがいちばんおいしい状態です。食べる前にはぜひ、皮の香ばしさを楽しんで。
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焼きたてのバゲットは、そのままで充分ごちそう。買ってきてすぐに食べるのがいちばんおいしい状態です。食べる前にはぜひ、皮の香ばしさを楽しんで。

ガーリックトースト【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ
日にちの経ったものはグラタンスープにしたり、フレンチトーストもおすすめです。
出典:www.flickr.com(@Maggie Hoffman)

日にちの経ったものはグラタンスープにしたり、フレンチトーストもおすすめです。

気泡がたくさん入っているので、スープや卵液をたっぷりと含んでトロトロに♪
出典:

気泡がたくさん入っているので、スープや卵液をたっぷりと含んでトロトロに♪

オニオングラタンスープ【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ

バタール

バゲットを短くしたのがバタールで、長さは40~50cmほど。やや太さがあり、ふっくらと丸みを帯びています。
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バゲットを短くしたのがバタールで、長さは40~50cmほど。やや太さがあり、ふっくらと丸みを帯びています。

バゲットよりも中身の柔らかい部分が多く、もちもち食感がたまらない♪日本でいちばん好まれるフランスパンです。
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バゲットよりも中身の柔らかい部分が多く、もちもち食感がたまらない♪日本でいちばん好まれるフランスパンです。

バタール by 西山京子/ちょりママ | レシピサイト「Nadia | ナディア」プロの料理を無料で検索
そのまま食べるのはもちろん、具材をのせて"食べられるプレート"として楽しむこともできます。ペーストやパテをのせたり、チーズをのせて焼いても◎
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そのまま食べるのはもちろん、具材をのせて"食べられるプレート"として楽しむこともできます。ペーストやパテをのせたり、チーズをのせて焼いても◎

アスパラディップのカナッペ【E・レシピ】料理のプロが作る簡単レシピ

フィセル

バタールをさらに短く、細くしたのがフィセルです。長さ30cmほどで、皮のパリパリ感が主体となります。
出典:www.flickr.com(@Jodimichelle)

バタールをさらに短く、細くしたのがフィセルです。長さ30cmほどで、皮のパリパリ感が主体となります。

1本が食べきりサイズのため、サンドイッチやボートブレッドなど丸ごと使ったレシピがおすすめ。また薄くスライスして、カナッペのような前菜も作れます。
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1本が食べきりサイズのため、サンドイッチやボートブレッドなど丸ごと使ったレシピがおすすめ。また薄くスライスして、カナッペのような前菜も作れます。

クリーミーな秋の味わい♡フィセルで作るボートブレッド by 横田 尋香/ひなちゅん | レシピサイト「Nadia | ナディア」プロの料理を無料で検索

ブール

生地を丸め、クロスの切り込みを入れて焼き上げたのがブールです。バゲットよりも火の通りが下がる分しっとりとした食感になり、表面の皮もやや柔らかめ。
出典:www.flickr.com(@smws)

生地を丸め、クロスの切り込みを入れて焼き上げたのがブールです。バゲットよりも火の通りが下がる分しっとりとした食感になり、表面の皮もやや柔らかめ。

大きさがあるので薄くスライスして食べるのが一般的です。サンドイッチやタルティーヌにも向いています。
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大きさがあるので薄くスライスして食べるのが一般的です。サンドイッチやタルティーヌにも向いています。

ブールdeチキンとサルサのサンド by バリ猫ゆっきー(吉田由季子) | レシピサイト「Nadia | ナディア」プロの料理を無料で検索

シャンピニオン

きのこみたいな小型の可愛らしいパンで、プチバゲットとも呼ばれます。丸い部分のしっとり感と、傘部分のカリカリの、2つの食感が楽しめるのが特徴です。
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きのこみたいな小型の可愛らしいパンで、プチバゲットとも呼ばれます。丸い部分のしっとり感と、傘部分のカリカリの、2つの食感が楽しめるのが特徴です。

フランスではお店の料理に添えて出されることが多く、そのまま食べるのが主流です。傘を取ると器のようになり、シチューなどを入れてもおしゃれです♪
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フランスではお店の料理に添えて出されることが多く、そのまま食べるのが主流です。傘を取ると器のようになり、シチューなどを入れてもおしゃれです♪

きのこみたいなシャンピニオンで熱々グラタン - はじめてでも簡単♪あいりおーの”毎日つくりたくなる”おうちパン [公式連載][レシピブログ]

カンパーニュ

パリ近郊の田舎で作られていた、ゴロッと重量感のあるフランスパン。通常の作り方とは異なり、天然の酵母を使って発酵させるため、独特の酸味と香りを持っています。
出典:www.flickr.com(@Jarkko Laine)

パリ近郊の田舎で作られていた、ゴロッと重量感のあるフランスパン。通常の作り方とは異なり、天然の酵母を使って発酵させるため、独特の酸味と香りを持っています。

他のフランスパンに比べると中のキメが細かくウェットな食感で、スープに合うパンとして知られています。噛むほどに素材の風味が口いっぱいに広がりますよ。
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他のフランスパンに比べると中のキメが細かくウェットな食感で、スープに合うパンとして知られています。噛むほどに素材の風味が口いっぱいに広がりますよ。

松本市大町のパン・ド・カンパーニュで、具沢山サンドイッチ! | 曲げわっぱな日々

最後に。

バゲットとバタールって何が違うの?覚えておきたいフランスパンの種類と特徴♪
出典:stocksnap.io
いかがでしたか?シンプルなようでいて、いろいろと奥が深いフランスパン。今まで何気なく買っていた方も、特徴を知った上で食べ比べてみるとまた新しい発見ができるはず。ぜひ記事を参考に、みなさんのベスト・オブ・フランスパンを探してみてください♪
シンプルだから美味しい!《フランスパン》おすすめの食べ方&バゲットが自慢のパン屋さん5選
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最近では食パン専門店がオープンするなど、パンにこだわりを持つ方が増えてきているように感じます。そこで今回は、シンプルな味わいで愛されるパンの王道、《フランスパン》に注目。パンを主食とする本場フランスの方々が実際どのように食べているのか、また、美味しい食べ方についてご紹介したいと思います。都内おすすめのパン屋さんガイド付きなので、知って、食べて、フランスパンを存分に満喫してみてください。

シンプルな味わいで愛される《フランスパン》についてはこちらから。本場フランスの美味しい食べ方や都内おすすめのパン屋さんガイド付。知って、食べて、フランスパンを存分に満喫してみて。


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