引っ越しや家族の増減で、新しいテーブルが欲しい。ダイニングテーブルは何度も購入するものではないからこそ、こだわりを持って選びたいですよね。

素敵なテーブルに出会ったら、すぐにでもお迎えしたいもの。けれど、まず考えたいのが自分の家のリビングを「どんなテイストにまとめたいか」ということ。

部屋の中でも占める面積の大きなダイニングテーブルだから、リビングダイニングの印象だけではなく、家全体のインテリアの雰囲気もガラッと変えることができるはず。

この記事では、インテリアテイストに合ったダイニングテーブルの選び方と人数別のおすすめダイニングテーブル、そして狭くてもおしゃれに見せることができるダイニングインテリアのヒントをご紹介していきます。

北欧風のインテリアにしたいという方におすすめなのは、木の温もりのあるダイニングテーブル。北欧のお家では引っ越しすることがあまりなく、さらにお家で過ごす時間を大切にする習慣があります。

そんな北欧で選ばれることが多いのが、味わいが変化していく木製のダイニングテーブル。年月を重ねるごとに雰囲気が増していくような、温かみのあるテーブルを選んでみては？

男性にも人気のインダストリアル。無機質でかっこいいインテリアがお似合いのお部屋なら、アイアンや無垢板などを使ったヴィンテージ感のあるテーブルがぴったり。ホーローの照明やレザーソファーなどと組み合わせてみても。

洗練された高級ホテルのようなモダンなダイニングを目指すなら、天板がガラス製または鏡面仕上げのダイニングテーブルを選んでみては？重厚感がありデザイン性の高いテーブルは、インテリアの主役になりますね。

毎日家族で囲むテーブルだから〈使う人数別〉に選んでみると我が家にぴったりの1つに出会うことができるはず。でも、急なお客さまが来た時のことも考えてみると、小さなサイズでも大丈夫かと心配になることも。

新婚さんや小さなお子様のいる家庭なら、数年後のことをイメージすることも大切。もし予算の都合がつくなら、途中で買い替えができるようにお手頃なテーブルをセレクトするのも良いですね。

また、お家のリビングダイニングが狭いにも関わらず大きなテーブルを買ってしまうと、日常生活で邪魔な存在になることも。子どもの勉強机や、家事用テーブルとして使えるようなテーブルを選んでおくのも良さそう。

折りたたみ式やサイズの変更可能なテーブルを選ぶのも、賢い選択。さらに、アウトドア用の折りたたみテーブルを購入するというアイディアも。

1つ1つ表情の異なる天板が魅力の、ヴィンテージ感溢れる80センチのテーブル。正方形のテーブルは、1人〜2人暮らしにぴったり。

しっかりとした重厚感のある天板に、ブラックのアイアンの組み合わせでも重すぎないのは、ナチュラルな脚部のラインと角の丸みのおかげ。緑が似合う、洗練されたテーブルです。

マットなウレタン塗装で美しい木目を生かしたSIEVEのダイニングテーブル。お手入れが簡単で安全性も高いというテーブルは、子どものいる家庭にもぴったりですね。

ただシンプルなだけではなく、スチールのパーツを合わせたインダストリアルインテリアにぴったりのダイニングテーブル。おしゃれなカフェのような、ベンチとの組み合わせも真似したくなりますね。

モダンインテリアに合わせたいガラス天板のテーブル。ですが、脚にビーチ（ナラ）材を使用し、メタルのパーツも組み合わせていることでナチュラルやポップなど、どんなインテリアにも馴染みます。

強度の高いアイアンを脚に合わせた、素材の違いを楽しめるダイニングテーブル。いろんな椅子を組み合わせても受け止めてくれる安心感のあるテーブルは、どんなインテリアにもお似合いです。

大きな天板だからこそ、細く華奢な脚と組み合わせて上品に。センス溢れるテーブルは、大人の余裕のあるインテリアに格上げしてくれるはず。

天板の下からもう一枚天板が出てくる、ラウンドテーブル。ご飯とカフェタイムででテーブルの雰囲気を変えられるのも良いですね。ナチュラルな天板は3種類からセレクトできるから、お家の雰囲気に合わせて選んでみて。

パタンと折りたたみが可能な、伸長式のダイニングテーブル。脚が広がるタイプもあるので、使用中の安心感があります。家族の時間でも、お客様が来た時間でも、居心地の良い空間を作ってくれますよ。

木の温もりを感じるインテリアにしたいときは、ナチュラルカラーのものを。ダイニングチェアも明るい色を選ぶとより効果的です。

人気が高まっているのが、リビングとダイニングの機能を1つにまとめる「リビングダイニング」。
リビングとダイニングが分かれているとダイニングテーブルとダイニングチェア、ローテーブルとソファが必要になところが、テーブルとソファだけで済むので省スペースが図れます。

ソファは落ち着いて食事がしやすいように座ってもあまり沈み込まないような固さのものを合わせるのがポイントです。
また、ダイニングテーブルも低めの65cm程度のものを選びましょう。
なかなかいいサイズ感のものが見つからないときは、ソファとテーブルがセットになったものなら、見た目の統一感も使い心地もばっちりです。

こたつ、というと何だか一気に生活感が出そうなイメージがあるかもしれません。しかし、おしゃれなデザインのこたつもたくさんあるんですよ！
こちらは直線的な脚が洗練された印象のこたつ。座椅子を合わせて居心地よく。

印象を大きく左右するのがこたつ布団カバー。北欧柄のものやシックなデザインのものもあるので、インテリアに合わせて選びたいですね。
ナチュラル感や温かみが魅力のこたつですが、テーブルランナーを使えばエレガントな雰囲気を加えることもできます。

ダイニングテーブルを変えなくても手軽にダイニングの雰囲気を変えられるのが、マットやラグ。くすんだブルーやグリーンなどを選べば、ナチュラルインテリアになじみつつ、アクセントカラーに。

ダイニングチェアの座席と色味を合わせて統一感のあるインテリアに。明るいカラーのラグを敷くことで、空間が広く感じられる効果もあります。

反対に黒いラグだとぐっと引き締まってスタイリッシュな印象に。こちらはスウェーデンのPAPPELINA(パペリナ）のもの。シンプルながら空間にリズムを生むクロスのデザインです。

リビングダイニングにもラグをプラス。モノトーンのギザギザ模様で一気に北欧っぽい雰囲気に。