狭い家こそ"ミニマルな生活"を叶えてくれる
小さな空間だからこそ"置くものは厳選"したい
①ベースカラーは「ナチュラル〜ホワイトで明るく」が基本!
白は空間に広がりをもたらしてくれる魔法の色。高さのある家具ほど白色で統一すると、圧迫感を作らず白い壁に馴染んでくれます。また、木製品は床と同色を選ぶと家具と床との境目が馴染み広く感じられますよ。
②家具は「背の低いもの」で統一する
③「余白」と「隙間」でうまくいく
上に空間を作るだけでなく、足元にも空間を作りましょう。家具が床にピタッとくっついていると狭く感じられますが、床に隙間があることで空間に広がりをもたらしてくれます。
④「コーナー」や「壁面」を活かして家具を設置
家具の置き場所にも広く感じさせるポイントが。バラバラと家具を設置するよりコーナーにぴったりとつけたり、壁面に寄せることで使用できる床面積も広くなり、すっきりして見えます。ソファのような大きな家具も足元の空間を大切に。
⑤何役も担う「機能的なインテリア」を探す
照明やサイドテーブル、便利なインテリアも必要だからとあれこれ揃えると物が増え雑多になりがち。いろいろなパーツを組み合わせられるインテリアを選べばすっきりとまとまります。
パーツが豊富な突っ張り棒
⑥キッチンは常にすっきりさせる
リビングからキッチンが見える、または兼ねている場合は、キッチンが物で溢れ乱雑であると狭く感じてしまいます。できれば家電やテーブルも白色で統一し、視界に入る部分は整理整頓しておきましょう。テーブルは人数によって大きさを調整できる機能的なものを選ぶと良いでしょう。
家電や調理道具も適度に隙間を開けて配置。ディスプレイするような感覚で並べます。シンクは物を出しっぱなしにしないよう注意。
⑦玄関からの流れは美しく整える
玄関からリビングやキッチンが見える家も多いもの。この空間に床に物を置かないことは広く見せるために重要です。目線がスムーズに流れるよう、ディスプレイも最小限に抑えます。
室内まで見られたくないときは、アートや植物など大きくて目を引くディスプレイをしても◎
靴は必要な量だけ置くようにし、シーズンオフのものは置かないようにしましょう。扉のない収納棚を設置すれば、たたきに出しっぱなしにならず楽に収納できるでしょう。見た目も考えることになるので余分に購入しなくなるというメリットも。
ルームシューズやスリッパも直置きせず、壁面収納をうまく使えば床も広く感じられ掃除もしやすくなりますよ。目立たせたくない物は「目線より低く、床より高く置く」が鉄則です。
⑧お風呂場も下に物を置かない
狭いお風呂場も同様に床置をやめ、吊れる物は吊る壁面収納に切り替えましょう。小物を壁面の色に合わせれば圧迫感なくすっきりとした印象に。
狭い家を快適な状態にするためには、物の整理整頓は必須。
本当に必要な物や大切な物を取捨選択し、コンパクトな収納で工夫することになります。自分が心地良いと感じられる物量に縮小すれば、快適な生活空間が得られ、家事もよりスムーズに素早く行えるように。何をするにも負担が減りますよね。
狭い家には「好きな物だけに囲まれる」そんなミニマルな生活を叶えやすくしてくれるというメリットも。