いつかは手にしたい!憧れの「名作椅子」
出典:www.instagram.com(@shop.algorhythm)
素晴らしいデザインが人に新たなインスピレーションを与え、素晴らしい決断を促すこともあるでしょう。
Hans J Wegner(ハンス・Jウエグナー)
The Chair
10代から木工家具職人の修行を積み、弱冠17歳で家具職人のライセンスを得た後、コペンハーゲンの美術学校でデザインについて学び、アルネ・ヤコブセンの建築事務所などを経てデザイナーとなる。
その多くが名作として世界各国で注目を集めています。
また、木の美しさを見事に表現した家具は家具職人としてスタートしたウェグナーならではといえます。20世紀を代表する家具デザインの巨匠。
Yチェア
ハートチェア
Arne Emil Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)
アント・チェア
建築、家具、食器、カトラリー、照明、テキスタイルと生活に関わるあらゆるモノに関わった建築家、デザイナーです。当時、新素材だった成形合板、スチールなどを活かした作品でデンマークに新しいモダンスタイルを確立する先駆者になりました。機能美だけではなくフォルムの美しさ、心地よい使用感などぬくもりのある美しいデザインで制作された代表作となった有名なアントチェア、セブンチェアは没後30年以上経た現在でも人気は衰えることなく、数多く製造され、多くのファンに愛用され続けています。
セブンチェア
Ilmari Tapiovaara(イルマリ タピオヴァーラ )
ドムスチェア
1935 年にロンドンのArtek社にて、1937年にはパリのコルビュジェオフィスにて、 1953年シカゴのミース・ファン・デル・ローエオフィスで働くなど巨匠のオフィスで多くのことを学び独自のデザインを探求する。
1947年ヘルシンキのドムス・アカデミカの為にDomus chairをデザインしていますが、 ドムスチェアはイルマリタピオヴァラらしい木を使われた温かみある椅子というだけでなくスタッキングできるなど機能面でも充実したものでした。
名作椅子とは1900年代を中心に活躍した各国のデザイナーが作った椅子のことで、デザイナーズチェアとも呼ばれています。なかでも1900年代半ばからアメリカで次々と生み出されたミッドセンチュリーの流れを汲む椅子は、当時の日本や北欧のデザイナーたちの間でもインスピレーションの元となり、続々と素晴らしいデザインが生み出されることとなりました。今でもヴィンテージものが大人気。著作権が切れた名作椅子はリプロダクト(復刻版)も続々と登場しています。