北欧インテリア｜モデルとなる国は？
これらの地域の冬季はとても長く日照時間も短いので、私たちが想像する以上に寒く暗い厳しい冬が続きます。そのため、長い時間家族が同じ空間にいても"快適で居心地よく過ごせるように"と考えて作り上げられたのが、いまの北欧スタイルの基盤となっています。
入眠スイッチをオン！心地よく眠れるパジャマの選び方キナリノ編集部
北欧風｜基本となるポイントは4つ♪
◇ホワイトベースのナチュラル＆シンプル
日本の家庭に多いブラウン系の床でも、このように大まかなベースの色をホワイト＆グレーで揃えることで北欧っぽく仕上がります。
リビングには収納も兼ねたベンチを取り入れている家庭も多いです。気軽に座ることのできるベンチは、子どもたちが自室に閉じこもらず、家族と一緒にリビングで楽しく過ごせるようにと設置してあるそうです。
こちらのベンチは、ニトリのカラーボックスでDIYされています。素敵ですね♪
北欧風の【シンプルなこと＝物が何もないこと】では決してありません。北欧の国々では家にいる時間が多いからこそ、質やデザインが良いものを選び、長く大切に使います。大切なポイントは、
"長時間いても居心地が良いこと"
ということです。
◇北欧家具やウッドテイストの家具
北欧風のナチュラル感を出すためには取り入れる家具も大切。金属製や革製のスタイリッシュで無機質なものよりも、山や森のものを使って作られている木製や布製を選んでください。自然界のナチュラルな暖かさが感じられる空間は、まさに北欧風ですね♪
ウッディーなアイテムがたくさんあり、読書や趣味をするのにとてもピッタリの心地よい空間。自然光が優しく入ってくるのも良いですね◎
北欧には有名なデザイナーが数多く存在し素敵な家具をたくさん生み出しています。日本の家は木で作られていることが多いので、北欧家具とは相性抜群なのです♪
◇お部屋は楽しく♪照明は優しく♪
家族が集まるリビングには、飾り棚やニッチを取り入れているお家がとても多いです。ここには本やお気に入り雑貨、思い出が詰まった家族写真などを飾っています。
長い夜には照明も大切。北欧の人々はスタンドタイプの照明やペンダントライトといった、温かみのある色合いのものを多く取り入れています。
暗いからといって蛍光灯やLEDライトで部屋中を煌々と照らすわけではなく、暗く寒い冬を自然の流れとして前向きに受け入れて暮らしています。その暗ささえも居心地の良さにプラスされるよう、照明にもこだわっているのです。
◇北欧ファブリックやビビットな挿し色で、お部屋を明るく楽しく♪
北欧雑貨を取り扱うお店には、可愛くてお洒落な食器や雑貨が数多く取り揃えられています。家具は大きくて揃えるには中々大変ですが、雑貨や食器はお手頃価格で優秀なものが多くあります。ぜひお店を覗いてお気に入りを見つけてくださいね♪
壁に飾る"ファブリックパネル"は布製のパネルです。お洒落なデザインの既製品ももちろんありますが、ファブリックパネルは簡単にDIYできるので、ぜひ挑戦してみてください♪
丸いフォルムが可愛らしい花瓶です。こんな花瓶があれば、肩ひじ張らずに丸く優しい気持ちで過ごすことができそうです♪デンマークの職人さんのこだわりが詰まっています。
テーブルクロスなどの大きなサイズの北欧ファブリックを取り入れると、一気に北欧風なお部屋になります。北欧では家族が集まるダイニングもとても大切にしています。
透明のキャンバスに絵や思い出を飾るフレームは、光の暖かさと色合いを楽しむ北欧ならではのアイテムですね。お部屋が明るくかわいくなると気持ちもハッピーに♪
北欧風は家族を思う気持ち
いかがでしたでしょうか。北欧風のポイントは抑えられましたか？北欧インテリアの原点には"家族が家の中で居心地よく過ごせるように"という思いがあります。寒い冬でも暖かな気持ちになれるよう木や布を取り入れてみたり、暗く沈みそうな気持ちを明るくできるようにと、白っぽいお部屋にビビットな色合いの雑貨や食器を取り入れています。
ポイントを押さえて、家族みんながほっこり優しい笑顔になれる北欧風インテリアを楽しんでみませんか♪
「北欧インテリアってどんな感じ？」と聞かれたら、どんなお部屋をイメージしますか？
白っぽくて、木のぬくもりが感じられて、シンプルだけどお洒落で、暖かい色合いの模様がたくさんあって...と、なんとなくイメージはできるけれども、「北欧インテリアをわかりやすく説明して」と言われたら少し困ってしまうかも。そんな方達のために押さえておきたいポイントをお部屋実例と合わせてご紹介していきます♪