重たい荷物も運べる、頼りになる「キャリーワゴン」
今回は人気ブランドとともにセレクトポイントもお届けしますので、ぜひ、参考にしてみてください。
「キャリーワゴン」選びのセレクトポイントは?
耐荷重と本体の重量
折りたたみ式自立型を選びましょう
折りたためるタイプが主流ですが、このようにワンアクションでたためると本当に便利。たたんだ後も自立すれば、収納のしやすさも変わります。今回ご紹介するキャリーワゴンは、ラジオフライヤーのウッドワゴン以外はすべて自立型です。
操作性の良し悪しは、タイヤとハンドルをチェック
タイヤ
<チェックポイント>
・タイヤサイズ
・タイヤの種類
・ロック機能
タイヤは大きく幅広なほうが安定し、砂利道や芝生、砂浜などの悪路も安定走行できます。しかしその分、重たくて小回りが効きにくい場合も。整備されているレジャー施設やキャンプ場メインなら、細身でもOKです。
タイヤの種類ですが、パンクやスリップしにくいタイヤがベスト。
アウトドアでは傾斜面で作業することが多く、平地であっても舗装された道ではタイヤが勝手に動いてしまうこともあります。そのため、ロック機能が付いているほうがいいでしょう。
ハンドル操作
<チェックポイント>
・握りやすさ
・可動域
・高さ調節
荷物を入れると重たくなるキャリーワゴンの操作性は、ハンドルの動きも大切です。しっかり握れ、力を入れやすいものを選ぶといいでしょう。(滑る場合はタオルやスポンジなど巻いておきましょう)
可動域に関しては、前後にしか動かないタイプより、前後左右に動くほうが小回りがききます。
高さ調整できたほうが背の高さに合わせやすく、操作性が上がります。
オプション選び
オプション選びですが、テーブルはあったほうが便利。
テーブルとしてだけでなく、中に入れた荷物の目隠しとして使え、砂埃、急な雨からも中身を保護してくれます。
さらにテーブルを置いた上に荷物を乗せ、ワイヤーで固定するという収納もできるようになります。
おすすめのテーブルは耐荷重の高いもの◎
おすすめ1.定番人気のアウトドアブランド「コールマン(Coleman)」
コールマン アウトドアワゴン
キャリーワゴンの中でも人気NO.1は、やっぱりコールマン(Coleman)。
「子育てにまつわるトレンド」の、ペアレンティングアワード受賞したキャリーワゴンということで、子育て世代からも熱く支持されています。
耐荷重約100kg、重たい荷物も安定的に運べる大きなタイヤ、万が一の誤作動を防止するストッパーなど、キャリーワゴンに求めるスペックを幅広く兼ね揃えた、スタンダードな1台です。
収納カバー付きなところも◎さらに、折りたたんだら自立するので、倉庫や玄関の隅に置きやすいですよ。ちなみに折りたたんだときのサイズは、おおよそ幅40cm×奥行き18cm×高さ77cmとかなりコンパクトに。
あると便利なオプション
テーブルは2種類
持っていると便利なテーブル。コールマンでは、ビニール製と木製の2種類があります。
こちらのビニール製は耐荷重約5kgで、食器をずらりと並べても差し支えなく、汚れても水拭きで落とせるところも◎
また、蓋は中折れタイプなので、片側ずつ開閉可能です。
ウッドロールテーブル
DIY感がたまらないウッドテーブルは、2本のパイプを外せばくるくると巻いてロール状に!収納や持ち運びにも便利です。
なんといっても耐荷重約30kgという頑丈さ。お皿と一緒にダッチオーブンも置けますね。
すのこのように使用して、簡易荷物置き場としても◎
急な雨にも安心♪レインカバー
急な雨でも即対応できるキャリーワゴン用のレインカバー。レインカバーはコールマンにしかないので希少です。
耐水圧は2,000mmと高性能なので、1枚準備しておくと安心ですね。
テーブルを設置した上からは掛けられないのでご注意を。
急な雨でも即対応できるキャリーワゴン用のレインカバー。レインカバーはコールマンにしかないので、希少です。
耐水圧は2,000mmと高性能なので、1枚準備しておくと安心ですね。
テーブルを設置した上からは掛けられないので注意。
コールマン アウトドアワゴン STOMPシリーズ ナチュラルカモ
定番の赤も素敵ですが、柔らかな配色が魅力のナチュラルなカモフラ柄もおしゃれ。
スペックや付属品はスタンダードモデルと同じですが、おそろいのテーブルやレインカバーはありません。
コールマン アウトドアワゴン アルペン限定カラー
2019年モデル、スポーツ用品店アルペンとのコラボキャリーワゴンは、シックで落ち着いたグレーとネイビーの2種類。
フック付きラバーバンドと収納ケースがセットになっています。
コールマン キャンプ ワゴン 日本未発売品
グレーにイエローのラインがアクセントになったおしゃれなワゴン。人と被らないカラーリングをお求めの方におすすめな日本未発売品です。他のワゴン同様、大型タイヤで走行はスムーズ、ワンアクションでたためます。
おすすめ2.信頼のアウトドア総合ブランド「ロゴス(LOGOS)」
ロゴス 丸洗い長いモノOKキャリー
「長いモノOK」という名のとおり、片側が開くので長さのある物を入れられます。タープやテントのように長さがあって重たい物を、持ち上げて入れなくて良いというのは最大のメリットです。
外遊びに汚れはつきもの!カバーを取り外して丸ごと洗えるのも魅力です。長い間収納しておくときもカバーを洗って保管しておけば、ダメージも防げて衛生的に使えます。
気になるオプションは?
ロゴス Tracksleeper カートテーブル
天板にロゴスのマークが入ったヴィンテージ感のあるテーブル。二つ折りに折り畳むことができ、持ち手付きなので持ち運びも簡単。足を出せばテーブル単品としても使えます。
カートオンテーブルベンチ
ロゴスのキャリーワゴンを使うなら、絶対揃えておきたいテーブル&ベンチセット。実はこのテーブルは、脚を折りたためば天板に、脚を出せばベンチにもなる2wayタイプ。
持ち運びにも便利な専用収納バッグ付きです。
他の人気モデルもチェック
Tradcanvas 丸洗いカーゴキャリー
ロゴスの定番キャリーワゴンのスペックはそのままに、ハンドルがコの字型になったタイプ。しっかり掴めるのでハンドル操作しやすく、押す操作も楽に◎
また、タイヤが本体より外側に付いているのもポイントで、走行中も安定感抜群。
折りたたみ時にはハンドルが倒れて、他のキャリーワゴンと同じくコンパクトに収納できる自立型。
ナチュラルなキャンバス地にシンプルなロゴと配色がおしゃれな1台です。
ROSY ラゲージキャリー
アウトドアはもちろん、日常使いにも適した扱いやすいスタンダードモデル。コントラストが美しい、シックな配色のキャリーワゴンです。
組み立て設置はワンアクションで行うことができ、タイヤは滑りにくいひし形ブロックタイヤ。悪路でもスムーズに走行できます。
LOGOS 丸洗いカンガルーキャリー
カンガルーのような前ポケットがついたキャリーワゴン。中で動くと困るお弁当や小物が収納しやすいデザイン。ポケットは斜めカットになっているので、出し入れしやすいのもポイントです。ポケット付きと思えないほどコンパクトに収束できます。
おすすめ3.おしゃれなアウトドアグッズが揃う「DOD(ディーオーディー)」
フォールディングキャリーワゴン
ドッペルギャンガーアウトドアから、うさぎさんをモチーフに再発進した日本ブランドDOD。
DODが人気の理由はおしゃれさだけじゃなく、コスパが良いこと。
長く使えるようにタイヤや本体生地など、パーツだけを購入できるようになっています。
こちらはフレームと本体生地がセットになったもの。
パーツごとに買い替えられるユニークな仕組み
カスタムキャリーワゴンフレーム
ワゴンフレームは、ネイビー/ピンク/グリーン/ブラック/ベージュの5色のラインナップ。
フレーム×本体生地を好きな配色でカスタムできるようになっています。
残念ながら現在在庫切れですが、このように急なトラブルにも対応できるよう、スペアタイヤも別売りで販売されています。
どこかが壊れてしまっても、丸ごと買い替えなくてもいいのは、助かりますね。
フォールディングキャリーワゴン用ロール天板
耐荷重20kgの手触りなめらかなブナ材の天然木ロールテーブル。カタカタと折りたたみながら使用できるようになっており、専用ケースが付いています。
フォールディングキャリーワゴンでのみ使用できます。
テキーラテーブル
3枚の細板の耐火塗装天板とフレームの組み合わせで、テーブルとして、焚き火台としても使える万能テーブル。2台組み合わせれば囲炉裏のように焚き火を四方で囲むような置き方もできます。炭火に放り込んだ熱々の鋳物ホーローも直に置けて便利。
他の人気モデルもチェック
アルミキャリーワゴン 【女性でもらくらく運べる】
アルミ合金製のコンパクトなモデルは、車にも乗せやすいサイズで女性に人気。公園やスポーツなど近場での外遊びなど、日常的に使いやすいでしょう。
機能はフォールディングキャリーワゴンと変わらず、耐荷重約100kgでパーツの取り替えOKな頼もしいワゴンです。
キャリーワゴン ノーマルタイヤ
ノーマルタイヤ、スチールフレームのスタンダードモデル。ブラック・カーキ・ベージュ・ブルーグレーのナチュラルなカラー展開が魅力です。好みのパーツへの交換はもちろん、コンパクトに折り畳めます。アルミフレームより重量があるので馬力があります。
キャリーワゴン 極太タイヤ
砂利の多い悪路でもしっかり運べる、極太タイヤのキャリーワゴン。シックなタンとカーキの2色展開です。ノーマル生地とウォッシャブル生地が選べ、ウォッシャブル生地は分解せずシャワーで洗い流せます◎
おすすめ4.大人の遊び心を感じる「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)」
ブラックラベル 収束型4輪キャリー
シカのモチーフがポイントのキャプテンスタッグは、ミリタリー調で大人の遊び道具のような雰囲気があるブランド。
スタイリッシュなブラックラベルシリーズの4輪キャリーは、ワンアクションで折りたためる自立型。
前輪にストッパーが付いているので、傾斜地での作業も安定して行えます。
カバーはピンで固定するタイプなので、取り外して洗えるところも◎
フリーボードタイプのテーブル
キャプテンスタッグのテーブルは、荷物を置いたり、棚やフォールディングベンチに重ねたりと、フレキシブルに使えるフリーボードタイプ。
オイルステイン加工された天然木なので、味わいがあります。
他のモデルもチェック
レジャーロード
レジャーロードは、機能はブラックラベルと同様ですがカラフルポップで個性的な絵柄が特徴です。
多くのキャリーワゴンが集結するキャンプ場やレジャー施設では、同じようなキャリーワゴンばかりで見分けがつきにくいこともありますが、レジャーロードならすぐ目に付きますね◎
アウトドアワゴン CS 収束型 4輪キャリー
先にご紹介したスタンダードモデルとほぼ性能は同じですが、シンプルなロゴと落ち着きのあるグリーンとベージュの2色展開。カバーは取り外して洗え、ワンアクションで折り畳めます。
おすすめ5.子連れキャンパーに大人気の「Radio Flyer(ラジオフライヤー )」
All-Terrain Steel & Wood Wagon
キャリーワゴンの火付け役となった、ラジオフライヤーのワゴン。真っ赤な車体がレトロでおしゃれなワゴンですが仕様は本格的。
お子様を乗せたり、重たい荷物を乗せたり、お庭でガーデニングに使ったりと日常的に重宝する1台です。
布製が多いなか、頑丈なスチール製なところも◎
キャノピー付き 3-in-1 イージーフォールドワゴン
屋根(キャノピー)付きのイージーフォールドワゴンは、屋根を取り外してキャリーワゴンとして使ったり、サイドのジップをおろせばベンチとしての機能もある3wayタイプ。
お子様も乗せたいし、本格的なキャリーワゴンとしての機能を求めたい方におすすめのモデルです。
静止時の耐荷重と走行時の耐荷重はメーカーによって差があります。耐荷重100kgであっても少し軽めに詰めると、ワゴンに負担がかかりにくくなり、操作も楽になりますよ。
本体重量は収納時に持ち上げるときや、車に乗せるときなど、気にしたいポイントです。