温活にエコな「湯たんぽ」を使ってみませんか?
寒さが厳しいこの季節は、冷えに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。冷えは万病の元ともいわれているように、体温が低いと免疫力や代謝が悪くなってしまいます。美容面や健康面でも良いことはひとつもありません。そんな厄介な冷えの対策におすすめしたいのが「湯たんぽ」。今年の冬は湯たんぽを使った温活を始めてみませんか?下がってしまった体温を上げることで、冷え改善はもちろん、むくみや肩こり緩和の効果も期待できますよ。
「湯たんぽ」のメリット
空気が乾燥しにくく肌に優しい
エアコンやヒーターのような暖房器具は、どうしても空気が乾燥してしまいがち。空気の乾燥は、お肌の乾燥にも繋がるため加湿が必要になりますが、湯たんぽならその心配もありません。
また乾燥は冬の隠れ脱水の原因にもなるので、湯たんぽを使うことはお肌だけでなく体にも優しいのです。
エコで環境にも優しい
お湯を沸かすだけで使えるので、他の暖房器具と比べても電気代がかからないのが嬉しいポイント。経済的でとってもエコですね。また湯たんぽ本体も、急な故障などはあまり発生しないため、きちんとお手入れをすれば長く使えるところも魅力です。
どこでも場所を選ばずに使える
電源を必要としないので、自分が移動するのと一緒に持ち歩けるのがいいですね。室内だけでなく、レジャーなど屋外でも手軽に使うことができて便利です◎
いざという時のためにも
災害時は電源が確保できないこともしばしば。お湯を沸かすことができれば、冷えた体を温めるのにきっと重宝してくれるはずです。
湯たんぽの基本的な使い方
適温はどれくらい?
お湯の量は?
湯たんぽはどこに使うと効果的?温めるべき3つのパーツ
体を温めるときには、冷たくなっている手足などを温めがち。
でも末端は血管が細く、体の中心からも冷えた血液が届けられるのでなかなか温まりません。体を効率的に温めるための3つのパーツをご紹介していきます。
1.「首・手首・足首」の3つの首
まず一つ目は、「首・手首・足首」の三ヶ所。
どの部分も体の表面近くを血流の多い動脈が通っているので、ここを温めることで全身に温められた血液が届けられます。冷えやすい末端にまでそれは送り届けられ、手の平などを温めるよりも効率的に体を冷えから守ってくれます。
2. 太もも・お尻
二つ目は体の中で一番大きな筋肉がある、太ももとお尻。
血管がたくさんあり血流も多い部分ですが、そこを温めることで全身に温められた血液を効率的に送り届けることができます。
3. 仙骨(お尻の少し上)・お腹周り
最後三つ目は腰回りの「仙骨(お尻の少し上)」と「お腹」。仙骨とは骨盤の真ん中にある骨のことで、副交感神経の中枢がある部分。温めることで神経が活動的になるといわれています。リラックスしている時に優位となる副交感神経を温め活動を活発にすれば、血行促進が期待できます。
またお腹は内臓がある重要な部分。ここを温めることで内臓の冷えを予防することに繋がり、体の中心部の温かさが末端へも届けられるため冷え対策に効果的といわれています。
何と言っても「優しい温もり」が湯たんぽの大きな魅力のひとつ。じんわりと体の芯までを温めてくれます。
電気毛布のような暖房器具は、電源さえ入れればすぐに温度を一定に暖かくしてくれますが、途中で暑くなり過ぎたり汗をかいてしまったりなんてことも…。寝ている時は体温が低くなることて眠りが深くなるため、電気毛布だと良質な睡眠を妨げる原因になることも。