まるでレストラン。『白いプレート』で、洗練された食卓を
出典:www.instagram.com(@fullangle_japan) 真っ白い服、ベッドにピシッと敷かれた白シーツなど…“まっさらな白”が美しいものは、清潔感があって、気持ちいいですよね。
「白いお皿」も、また同様♪白の清らかさが感じられるうえ、うつわにのせる料理の色みがぐっと引き立ちますよ。
出典: 今回は、そのように、いつもの料理をレストラン仕様に見せてくれる白いプレートをご紹介します。サラダはもちろん、グリルや煮込み、炒め料理も万能で、洗練された印象を演出してくれますよ◎
記事の最後には、「盛り付けテクニック」付き。あわせて参考にしてみてくださいね。
【色あせない不朽の名作】イッタラ「ティーマ」シリーズ
出典: イッタラ(iittala)は、1881年にガラス吹き職⼈、ピーター・マグナスによって創業された、フィンランドを代表するテーブルウェアブランドです。芸術的なガラス⾷器のほか、現在では⽇常使いしやすい陶磁器等の製品も⼿がけています。
出典: ご紹介するのは、イッタラから1952年に登場した、陶磁器のプレートシリーズ「ティーマ(TEEMA)」。フィンランドのデザイナー、カイ・フランクにより、「⽇常で使い⼼地の良い、シンプルでベーシックな器」としてデザインされました。
出典: シンプルな機能美を感じさせるフォルム。半世紀以上の時を経た今も、色あせない魅力を放っています。
【次代を担う有田焼】1616/arita japan「TY Standard」シリーズ
出典: 従来の有田焼のイメージを刷新。磁器本来の白さと、シンプル&モダンなデザインを追求して生まれたのが、有田焼ブランド「1616/arita japan(イチロクイチロク アリタジャパン)」。
今回は空間デザイナー、柳原照弘氏がプロデュースした「TY Standard」シリーズをご紹介します。お皿のようで、トレイのようで…。真上から見ても、とてもスタイリッシュです。
出典: ラウンドプレートは、一番大きなサイズで28cm!とっても幅が広くて、真っ白なキャンバスのようです。盛り付けをアレンジしたワンプレートご飯を楽しめますね。
大きなパンケーキも、切り分けたときに皿からこぼれる心配なし。
出典: スクエアプレートも展開。あえて大きめのお皿に、少なめに料理を盛り付けることで、余白の美しさが引き立ちますね。
ラウンド型より、スクエア型のほうが、やや省スペースでお皿を並べられそうです。きちんと整列させることができ、見た目も気持ちがいいですね。
【伊発の業務用ライン】サタルニア「チボリ」シリーズ
出典: 1960年代創業、イタリアではお馴染みの磁器メーカー「サタルニア」。日本のイタリア料理店でもよく使用されていますよ。ちょっとぽってりとした厚みがあって、丈夫で長持ち。持ちやすくて、手になじみやすいのも愛されるポイントです。
出典: 日本的ではないけれど、どこか懐かしい。外国の食堂で出された料理のような、親しみを感じますね。このように、黒のクロスの上にお皿を置くと、またコントラストが際立って素敵です。
出典: 「チボリ」シリーズは、メインからデザートまでの用途にあわせて、サイズも幅広くラインナップしています。どれも愛らしい、ぽってりとした厚みがいきたフォルム。お気に入りの1枚を見つけてみてくださいね。
【さりげない金の縁取りが上品】ルザーン「グロッシー」シリーズ
出典: ルザーン(Luzerne)は、五ツ星ホテルのシェフ達も認めるシンガポールの食器ブランド。
今回はプレートのふちにゴールド・プラチナのいずれかをあしらった「グロッシー」シリーズをご紹介します。プレートは真っ白というよりも、やや乳白色で、女性らしい印象です。
こちらはゴールドをあしらったタイプ。細いラインでひかれているので、主張しすぎずませんね。
出典:www.instagram.com(@fullangle_japan) このように、フレンチとも相性ぴったり。リムの幅が広めなので、少しの料理でも、美しく仕上げやすいですよ。
出典: こちらは、プラチナがあしらわれたタイプ。ゴールドとはまた違った、凛とした魅力を放ちますね。
【 Fクラスご用達】マーク・ニューソン「サービング」シリーズ
出典: オーストラリア出⾝の世界的デザイナー、マーク・ニューソンの「サービング」シリーズです。
実はこちら、カンタス航空のビジネスクラス、ファーストクラス専用の食器シリーズとしてデザインされたもの。
出典: マーク・ニューソンは、カンタス航空のファーストクラスの内装デザインを担当しており、それに伴い、本シリーズは誕生しました。2017年12⽉からさらなる軽量化を測るため、愛知県の陶磁器メーカー・ノリタケが製造元に。上質なボーンチャイナを使って作られています。
出典: 品格ある佇まいは、ファーストクラスで愛用されているのも納得。ゆるやかでバランスが整った、美しいフォルムに魅了されます。
【お役立ちコラム】料理を美しく見せる盛り付けテクニック
使ってみたい、白いプレートは見つかりましたか?
ここからは、ぜひ料理が美味しそうに見える、お皿の盛り付け方をご紹介します。“白”に限定したテクニックではありませんので、気軽に取り入れてみてくださいね。
もちろん白い器を用いれば、もっと料理が映えること請け合いです♪
出典: 料理を一箇所に固めるのではなく、器全体の余白を生かして離して盛る方法です。
こちらではあえて非対称に盛ることで、日本庭園のような一皿に。“主役の一品”を決めて配置すると、全体の印象がぐっと引き締まりますよ♪
出典: あえて余白をつくり、その部分を、ソースやつまものなどで彩るのもおすすめです。芸術的な一皿に仕上がります。
出典: 深皿やボウル等に盛るときは、器平面に広げて盛るのではなく、お皿の真ん中に“山”のように盛ると、きれいに見えます。食卓に並べる際は、色の良い野菜を手前にすると、きれいですよ。
出典: また、この「山盛り」テクニックは、パスタにもオススメ♪お皿の中心に高く盛りつけることで、とても豪華に見せてくれます。深めのお皿で「山盛り」すれば、ソースが絡みやすくなります。
出典: ジューシーでピンクの断面が美味しそうなカットステーキは、あえて断面を見せるように「立てて並べる」とバランスよく、きれいに見える盛り付けに。お刺身や卵焼きなどでも応用できますよ。
出典: まっさらでシンプルな形の、優秀な「白いお皿」。お気に入りの一皿はは見つかりましたか?
「白いお皿」にはシンプルな魅力が詰まっているからこそ、料理の素材も、素材本来の魅力を、ぐっと美しく見せてくれるのではないでしょうか。器を選ぶ時間から盛り付けまで、「白いお皿」のある食卓を満喫してくださいね♪
真っ白い服、ベッドにピシッと敷かれた白シーツなど…“まっさらな白”が美しいものは、清潔感があって、気持ちいいですよね。
「白いお皿」も、また同様♪白の清らかさが感じられるうえ、うつわにのせる料理の色みがぐっと引き立ちますよ。