外はずっとすっきりしない薄曇りと雨。
家の中もなんだか湿気でジメジメ。
梅雨時期はこんな日が続き、なんとなく気分も憂鬱になりますよね。
お部屋の空間全体に香りを広げてくれるのが【ディフューザー】です。電気を使うミスト状のものもありますが、ここでご紹介するのは「スティックタイプ」のディフューザー。
スティックを挿すだけで香りを広げてくれるので簡単&エコ。手軽に気分を変えたい人におすすめです。
○『カルデサック』の「ヒバ ウッド リード ディフューザー」
出典: 粉末状にした“青森ひば”から抽出された精油のみでつくられた「アロマオイル」を使用。オイルを吸い上げる「スティック」も“青森ひば”の小枝です。
薬瓶のような容器とナチュラルなスティックで、インテリア性も◎
出典: “青森ひば”は神社・仏閣などにも使われる優れた木材。ひばの柔らかな香りはとても贅沢で、身も心も癒してくれます。
さらに青森ひばに含まれる「ヒノキチオール」という成分は抗菌・防虫効果なども期待でき、この時期にはぴったりの香りなんです。
○『ビーサビー』の「マルシェ ウィードデュフューザー」
出典: タイ発、ナチュラル&エコロジーブランド「BsaB(ビーサビー)」からは、まるで朝のマルシェを歩いているような、清々しい香りが揃った「ディフューザー」をご紹介します。香りの種類は全部で4種類。
・トマトリーブス
・ペア&ローズ
・オリーブ
・シトロネラ&フレッシュハーブ
マルシェで野菜や果物を選ぶように、香りを選んでみてはいかがでしょうか?
出典: 「BsaB(ビーサビー)」の商品は徹底してナチュラル&エコ。エッセンシャルオイルも100%天然成分でできており、アルコールフリー。さらには瓶やパッケージもリサイクル素材でできているんです。
○『アンティフォナ』の「和紙製アロマディフューザー MAU」
出典: フレンチ×和が融合した「ANTIPHONA(アンティフォナ)」のディフューザー。小さな丸いタブレット缶の中にはフレンチシックなフラワーアレンジメントと和紙でできたペーパープランツが入っています。
和紙部分にお好みの精油を数滴たらして香りを楽しみます。
出典: フタがついているので、フタを閉めればすぐに香りを終わらせることもでき、持ち運びにもとても便利です。
見た目が華やかなので、ちょっとしたギフトにも喜ばれそうですね。
シュッとひと吹きでリフレッシュ【ルームスプレー&リネンウォーター】
思い立ったらすぐにその香りを楽しめるのが「スプレータイプ」。空間用の「ルームスプレー」からファブリックに吹きかける「リネンウォーター」などあなたのライフスタイルに合うものを選んでくださいね。
出典: フランスのアロマグッズメーカー「Florame(フローラム)」のルームスプレー。フランスでは精油の香りを使って神経系疾患を治療するという“オルファクトセラピー”というものがあるのだそう。
香りはリラックスやスリープなどシーンに合わせた5種類。香りによる効能はさまざまですので、疲れ具合やその日の気分によって香りを変えてみることをおすすめします。
出典: 持ち運びに便利なコンパクトさ。室内はもちろん、外出先でハンカチにシュッとひと吹きすれば、外でも好きな香りを楽しむことができます。就寝前に枕にひと吹きするのもおすすめですよ。
○『あおぞらポコレーション』の「熊と森の水(天然アロマミスト)」
出典: 天然スギの木くずを水蒸気蒸留し、天然緑茶と天然ひばをブレンドした「リネンウォーター」。新潟市の障がい就労支援施設で作られています。
スギの木にはリラックス効果だけでなく、抗菌・防虫などの効果も。寝具をはじめ、カーテンやソファーなどあらゆるファブリックに吹きかけて、気分もリフレッシュさせちゃいましょう。
出典: 本体に印字されているロゴマークもシンプルでとても可愛いんです。このまま置いてあってもすんなりインテリアに溶け込んでくれそう。香りは爽やかな甘夏の香り。この季節にぴったりですね。
出典: 北海道発「NALUQ(ナルーク)」は“森のあるライフスタイル”を提案するブランド。オーガニック処方の「リネンウォーター」はカラダにも環境にも優しくて安心です。
出典: 香りは2種類。緑の「Spring ephemeral(スプリングエフェメラル)」はその名の通り、雪解けの大地に小さな花々が咲きほこっているようなイメージ。
青の「Lichen(ライケン)」は荘厳なトドマツの森をイメージした香りです。どちらも北海道の大自然に包まれているような清々しい香りですよ。
ゆったりとした時間を過ごしたいときにおすすめなのが「アロマキャンドル」や「お香」。キャンドルの揺れる炎やお香の細く立ち上る煙は、見つめているだけで不思議と心静かに落ち着くことができます。
○『レアアース』の「ナチュラルフレグランス キャンドル」
出典: アメリカのキャンドルブランド「rareEARTH(レアアース)」が手掛けたアーティスティックなキャンドル。有名な画家たちも使用したというミネラル顔料で色付けされたキャンドルは美しい色彩のものばかりです。
出典: 見た目の美しさだけでなく、その香りももちろん素晴らしいもの。アロマのエキスパートがフルーツ由来の精油を丁寧に一つ一つブレンドしています。
香りは全部で8種類。フィジーやバルセロナなど、全て世界の都市の名前が付いているので、訪れたことのある都市のものを選び、旅の思い出の引き出しを開けてみるのも良いかもしれません。
出典: 京都にある香の老舗「薫玉堂(くんぎょくどう)」が作る、5つの時代をイメージしたパラフィンフリーの「キャンドル」。
5つの時代は「平安」「室町」「安土桃山」「江戸」「現代」。それぞれ香りは違いますが、世界観は統一されているので、全てそろえるのもおすすめですよ。
出典: 上品な色調のパッケージに記されている数字は、それぞれの時代を象徴する年号だそう。「薫玉堂」さんはなんと1594年の安土桃山時代の創業なんです。
○『hibi(ひび)』の「10 MINUTES AROMA」
出典: とても珍しいマッチ型の「お香」です。シュッと灯すと10分間香りを楽しめるというアロマアイテム。
香りも「ゼラニウム」などのハーブ系から「白檀」などの和の香りまで8種類あるので、いくつか集めて、気分を切り替えたいときなどに使うと良さそう。
出典: この時期ならではの紫陽花モチーフの麻生地に香りを閉じ込めた「絵型香」。ほのかに香る優しい香りがポイントです。
ハンカチに包んで香りを移したり、お手紙と同封して香りも一緒にお届けするのも粋ですね。
日本でも古くから「香り袋」や「匂い袋」として親しまれてきた「サシェ」。主にクローゼットに掛けたり、引き出しなどに入れたりして使うことが多いです。
出典: “やさしい毎日”がコンセプトのホームフレグランスブランド「a day(ア デイ)」。
こちらのサシェはふんわりと香るので、強い香りが苦手な方でも取り入れることができる香りアイテムです。
出典: 香りは「for living」と「for closet」の2種類。どちらも虫が苦手とするエッセンシャルオイルで香り付けされているので、防虫にも最適です。
出典: 東京・中目黒を拠点とするファッションブランド「Cul De Sac(カルデサック)」の「消臭芳香材」。
抗菌・防虫・消臭効果がある「青森ひば」を使用しており、引き出しやクローゼットに入れておけば、開ける度に森林浴をしているような清々しさを感じることができます。
※写真はクローゼット用
出典: チップ状のヒバが入ったサシェは車やお手洗いなどに。より薄く削り出したヒバか入ったサシェはクローゼットなどに。どちらも香りが薄くなったら、別売りのヒバ精油を垂らせば香りが復活します。
作ってみるのも楽しいかも♪『手作りソイキャンドル』
出典: 手作りキャンドル、実はとても簡単に作れることをご存知ですか?手作りなら自分の好きな香りで作ることができます。さらに精油の量を調節すれば、香りの強さも自分好みに仕上げることができますよ。
1. ソイワックスを耐熱容器に入れて透明になるまでチン。
2. 芯をワックスに浸して真っ直ぐに伸ばし座金を付けておく。
3. ワックスが少し冷めたら好きな精油を入れて混ぜる
4. 芯を割り箸で挟みビンに入れる。
5.ワックスをゆっくりと注ぐ。
出典: 精油はワックスに対して3~6%くらいが良いのだそう。もちろん、精油の量が多いほど香りが強くなります。
出典: 慣れてきたら、精油を何種類かブレンドして好みの香りを見つけだすのも楽しみのひとつになりそう。さらに慣れたら、瓶やラベルにこだわって、贈り物にしてもいいですね。
夏はもう目の前。
「梅雨」の不快な季節も、ちょっとした工夫で快適に過ごすことができます。
その工夫のひとつが『香り』。
ぜひ、ご自身に合う香りアイテムを取り入れて、うまく気分をリフレッシュさせてくださいね。
粉末状にした“青森ひば”から抽出された精油のみでつくられた「アロマオイル」を使用。オイルを吸い上げる「スティック」も“青森ひば”の小枝です。
薬瓶のような容器とナチュラルなスティックで、インテリア性も◎