At Home Worksってどんなブランドなの?
At Home Worksは鎌倉を拠点に活動されている林彩子さんのアトリエ。自然の揺らぎを受け入れた素朴で、美しい形の器を制作されています。やさしくて温かい風合いに心惹かれますね。
こちらがAt Home Worksの林彩子さんです。1995年に吉祥寺にある「アトリエ飛行船」にて陶芸を学び、陶芸の面白さに目覚め、「陶芸教室むさしの」の講師を経て2010年に独立されました。
油絵のような質感や銅版画の掠れを思わせる絵画的なタッチと、
どこかほっとする自然の揺らぎを受け入れた形。
盛り付ける 食べる 食べ終わる 洗う 重ねる
その全ての場面を想像し日常に寄り添う器を制作しています。
鎌倉という穏やかな土地が、At Home Worksの器のおおらかさを形作っています。それぞれの器は私たちの毎日の暮らしを彩る力を持っている器なのですね。
日常に寄り添うAt Home Worksの器たち
木蓮のマグ
シンプルな木蓮のマグはMとLの2サイズ展開です。一般的なコーヒーカップに近いのがこちらのMサイズ。丸みを帯びた取っ手がとてもキュートです。コーヒーはもちろん、紅茶やココアを入れてもいいですね。落ち着いた色味と風合いで、緑茶やほうじ茶にも似合いそうです。
Lサイズはたっぷりした容量で、何度もお代わりに立たなくてもいいんですよ!どっしりとした安定感があり、思わず手で包み込みたくなってしまいます。ひとつひとつ手仕事で作られているため、飲み口や取っ手など繊細な揺らぎが感じられますね。
キャラメルチーズケーキ
キャラメルチーズケーキというなんとも可愛らしい名前がつけられたこちらのプレート。キャラメルチーズケーキをのせたら素敵になるという思いで作られたそうです。空間を白く切り取ってくれる板皿は、どんなものでもフォトジェニックな光景に見せてくれる魔法の力を持っています。
一枚一枚、それぞれのプレートの土の質感がよく伝わってきます。同じお皿なのに、それぞれに味わいがある。At Home Worksらしい個性あふれるプレートです。
お家のお皿
こちらはお家のお皿というシリーズの中の「一軒家」というプレートです。裏にふちどられた高さがあるので、ほんの少しだけ端が浮いているように見えます。油絵のような質感で、家族分のプレートを並べてみるとおとぎ話の中の小さな町ができたようにも感じます。食パンが一枚、きれいにのる大きさで、とても使い勝手がいいんですよ。
こちらはお家のお皿の「アパートメント」というプレートです。コンパクトな「一軒家」とは違い、30センチほどの長さがあるので大皿としても使うことができます。小さなお菓子を中央に並べておくのも素敵。アイデア次第でいろいろな使い方ができますね。
ビスケット
カトラリーレストにも使えるとても小さなプレート「ビスケット」。ひとくちサイズのビスケットのように小さいのに、これが食卓にあるとないとでは、受ける印象が大きく違うんですよ。カトラリーレストを使うと、ごはんの時間をより丁寧に過ごせるような気がします。
9センチ×10センチという大きさは、小さなチョコレートやクッキーをひとつ、のせるのにもちょうどいい大きさです。小鳥の形をした落雁をアレンジして、お抹茶と一緒にお出ししたら、素敵なおもてなしになりそうです。
カフェオレ
温かい飲み物を入れた器を両手で持つと、じんわりと熱が伝わって心がやわらかくほどけてくる。そんな体験をすることができるのがカフェオレという器です。
カフェオレには手つきと手なしのタイプがあります。それぞれにつけられた手はひとつひとつ形が違い、世界にひとつだけの器という実感がわくものになっています。
ヌガー
こちらはマットな白い器にカラフルな模様が入った個性的な器です。釉薬の化学反応であらわれるので、窯の温度やちょっとした違いでそれぞれの味わいが出るそうです。
すべて手書きの一点もので、見るほどにその趣の違いに魅せられてしまいます。ヌガーがひとつあるだけで、食卓が華やぎます。
コトリ
機能性と美しさを兼ね備えたこちらのコトリは実は醤油さしです。こんなに可愛らしいのに、キレがよくて、垂れてこない。テーブルに置いておきたくなる自然な佇まいがとても素敵です。
醤油さしから適量のお醤油を出すのは案外難しいですよね。でも、こちらのコトリを使えば、すっと出したい量だけをきれいに出すことができるんです。和食には欠かせないお醤油ですから、大切に使っていきたいですね。
大切な人への贈り物にも
At Home Worksの器は大切な方への贈り物にもぴったり。ギフト用のラッピングはMサイズとLサイズの2サイズがあります。ころんとした形のマグやカフェオレなどが入るのはこちらのMサイズ。シンプルな箱に細いリボンが美しく映えています。
お家のお皿やヌガーなどが入るLサイズはこちら。グリーンの緩衝材の上にお皿をのせたら、まるで大自然の中に建つおうちのようになりました。箱を開けたら歓声があがりそうですね。
At Home Worksを身近に感じることができるワークショップ
At Home Worksでは毎月、お客様が自分の手で器を作っていくことができるワークショップを開催しています。2017年2月のワークショップではお家のお皿を作ることができます。これまでにもお茶碗やカップ&ソーサーなどいろいろなものを作ってきました。
器を作るのとセットでこんなに可愛らしいアクセサリーを作ることもできます。素焼きのブローチに釉薬をのせて、色の変化を楽しみます。世界にひとつだけのブローチは宝物になること間違いなしです。
旅と器と。
「もっと沢山の人にAt Home Worksの器を届けたい」
「より良いものを作りたい」「私たちのことを知ってもらいたい」という思いも大きくなりました。
そこで私たちは、器と共に旅に出ることにしたのです。
「旅と器と。」は全国各地のお店に器を貸し出して、その土地土地のお客様やお店の方にAt Home Worksの器の使い心地を知ってもらうための企画です。たくさんの人に使ってもらうことで、At Home Worksの器を知ってもらうだけではなく、林さんたちにも新しい視点と発見がうまれるというプラスの影響があらわれました。
器に込めた想いが伝わり、また別の形となって戻ってくる。人との出会いが想いをつなぎ、ご縁は未来へと続いていきます。私たちの暮らしにも、なにか新しい素敵なことがうまれるかもしれませんね。
【2017.4.28 ー 5.4】個展「EAt!」が開催されます
2017年のAt Home Worksのテーマは「EAT!」。使うことのできるアートが、毎日の当たり前の暮らしにそっと寄り添って、「食べる」ことをもっと楽しくしてくれます。
林さんにもお会いできる個展に、足を運んでみませんか?
味わい深いAt Home Worksの器たちはいかがでしたか?
At Home Worksの器はどれもちょっぴり歪んでいたり、かすれていたり、それぞれに深い味わいがあります。画一的な器があふれる世の中で、個性を持った器は特別な存在になります。ひとつとして同じものがないから、より大切に扱おうという気持ちも芽生えますね。あなたの暮らしにもAt Home Worksの器をお迎えしてみませんか?
和洋どちらの雰囲気も持つAt Home Worksの器たち。ケーキやチョコレート、最中やお干菓子、なにをのせようかと迷ってしまいます。静けさをまとったAt Home Worksの器をご紹介します。