洗った食器をそのまま置いておける水切りカゴはとても便利ですが、狭いキッチンを圧迫してしまうアイテムのひとつでもあります。

洗い物が終わったら、すぐに拭きあげて、食器棚に戻してあげるのが一番ですが、そうすると今度はふきんが何枚あっても足りないほど、すぐにびしょびしょになってしまうんですよね。

水切りカゴがなくても、一時的に水を切る場所を作ることは可能です。思い切って一度、水切りカゴを処分して、別のやり方を試してみるのもいいものですよ。水切りカゴの代わりになる水切りのアイデアをご紹介していきましょう。

ティータオルを水切りカゴ代わりに使い、食器をしまうタイミングで一緒にティータオルを干すようにすると、シンク周りがとてもすっきりします。

ティータオルなら、食器の量によっても使う枚数を調整できます。

お気に入りのティータオルを何枚か用意しておいて、一日の終わりに洗濯機にまとめて放り込んでしまうというのも、清潔を保つためのひとつの方法です。

一枚を大きく広げて食器を乾かすように、重ねていくのはパズルのようで面白いですね。

ティータオルの上に一度、のせて短時間だけでも水を切ってから拭きあげれば、ふきんもびしょびしょになりません。

調理台の幅いっぱいまで広げて、子供と一緒にお片付けをしてみるのもいいですね。広い面積で食器を置けるので、重ねるものが少なくなり、食器を傷つけてしまう可能性も低くなります。

最近はさまざまな大きさの珪藻土ドライボードが発売されているので、使いたい場所に合った大きさをチョイスすることもできます。

水切りカゴには入れづらかった繊細なうす張りのグラスや脚付きのワイングラスなども安定して水切りすることができます。

こちらの珪藻土ドライボードは凹凸がついているので、さらに水を切りやすくなっています。小さめマットなので、ちょっとした洗い物のときに使いたいサイズです。

ティータオルよりも吸水性が高いのが高吸水マットです。水切り用に考えられたマットで、すばやく吸水します。速乾性もあるので、使い終わった後に干しておけばあっという間に乾きます。

こちらのアイテムは、メッシュ面とマイクロファイバー面の二面があるので、洗い物によってどちらの面を使うのか、使い分けもできますね。

高吸水マットはほどよい厚みがあるので、クッション性もあり、安心して食器を置いておくことができます。

こちらのアイテムは三つ折りにして収納することができます。食器をすべてしまって、乾かしたら、引き出しにささっとしまえます。

高吸水マットは扱いやすい大きさなのも魅力のひとつ。鍋やまな板などの調理器具も置いておけると嬉しいですよね。

こちらの吸水マットは赤い縁取りが可愛らしいですね。ループがついているので、使い終わったらぎゅっと絞って、干しておくことができます。

吸水性抜群のスポンジワイプを吸水マット代わりに使う人も多いですね。一枚一枚はコンパクトな大きさですが、何枚か組み合わせて使ったりすることもできるので、とても便利です。

色や柄が豊富に揃っているのもスポンジワイプの素敵なメリットのひとつ。お値段もお手頃なので、何枚もコレクションしてみたくなります。

マットやスポンジワイプは、吊るしておく定位置を作ってあげると、調理台に出しっぱなしという状況を回避することができるようになります。片づける場所を作ってあげることが大切なんですね。

日本で昔から使われている椀カゴで水切りカゴの代用をするのもおすすめです。水切りカゴほどの圧迫感はなく、水切りしているときの見た目もぐっとよくなります。

椀かごはそのまま水切りカゴとして使うほか、拭き上げたけれどもうすこし風を通しておきたい食器類を置いておくカゴとしても使えます。

木製カトラリーなど中までしっかりと乾かしたいアイテムを一日置いておくのに、椀かごを使えば、お洒落に見えます。

水切りカゴをなくしてみると、キッチンがとても広く使えるようになります。ティータオルやドライボード、椀カゴなどを使うことによって、まめに食器を片付ける習慣も作ることができます。