“景色”の一部と考え、デザインする『ke shi ki(ケシキ)』
固定概念にとらわれない、自由で独創的なデザイン
レザーの上質さが際立つシンプルなデザインと、洗練されたモダンな佇まいが印象的な『ke shi ki』のレザーアイテム。
デザイナー・細川 瑠璃さんが製作するバッグや革小物は、その一つ一つが確かな存在感と個性を放ちながらも、時代に左右されない普遍的な美しさを携えています。
身につける人のファッションや、お部屋の空間に自然と溶け込むような、ナチュラルでシックな色使いも魅力です。
日常をスタイリッシュに彩る『ke shi ki』のプロダクトは、「使い手目線」で考え抜かれた機能性と独創的なデザインも特徴です。
細川 瑠璃さんは京都工芸繊維大学で建築・デザインを学んだ後、都内インテリア会社で雑貨の企画デザインを手掛けていたという経歴の持ち主。
そんな細川さんがデザインするレザーアイテムは、一見シンプルでありながらも、従来のバッグや革小物とは異なる自由で斬新な“面白さ”があります。
軽快で静か、そして鮮明な景色をイメージすることで、革やバッグの枠を超えて印象に残る作品を目指しています。
デザイナー・細川 瑠璃さんの繊細な手仕事によって生み出される、素敵なレザーアイテムをさっそく見ていきましょう。
機能的で美しい『ke shi ki』のレザーアイテム
【Flat bag】
洗練された端正な四角いフォルムが、クールでモダンな印象の「Flat bag」。シンプルながらも女性らしさを感じさせる上品なレザーバッグは、カジュアルにもフォーマルにも合わせやすく、年齢を重ねても長く愛用することができます。一見すると普通のバッグに見えますが、実はとてもユニークな仕掛けが施されています。
バッグのマチ部分にはスナップボタンが付いており、ボタンを外すとまるで一枚の布のようにフラットな状態になります。バッグを使用する際には、写真のようにスナップボタンを合わせていくだけで、マチが立ち上がって元のバッグの形に戻すことができます。
バッグの口に付いているハトメリングは、S字フックを掛けられる設計になっているので、洋服と同じようにハンガーラックに下げておくことができます。バッグを収納する時には、形が崩れないよう中に詰め物をしたり、上に物を乗せないようにしたり…と、いろいろと気を使いますよね。「Flat bag」ならポールや壁に掛けて保管できるので、省スペースですっきりと収納することができます。
「Flat bag」は形を変えられるだけではなく、ベルトの長さを調節することによって、ショルダーバッグ・トートバッグ・ハンドバッグの3通りの使い方ができます。片側のベルトを引くとショルダーバッグ、両側のハンドルを引くとトートバッグに、さらに写真のように底のベルトとホックでショルダーを留めるとハンドバッグに。シーンやコーディネートに合わせて自在にアレンジできる「Flat bag」なら、自由に、自分らしいお洒落が楽しめそうですね。
【Round bottom bag】
バッグを使っている時はもちろん、置かれている時の“景色”も大切に考えられた「Round bottom bag」。デザインオフィス イドによってデザインされた、都会的で洗練された印象のショルダーバッグです。
無駄のないシンプルかつスタイリッシュなフォルムの「Round bottom bag」は、円筒の端を折り曲げたようなユニークなデザインも特徴です。中が見やすい丸底タイプのショルダーバッグは、安定感があり、バッグ単体でもしっかり自立します。お部屋に置いても絵になる洗練された佇まいは、まるでオブジェのような美しさです。
マグネットの留め具と持ち手部分に施された丸いステッチは、バッグの底と同じ形状で統一感があり、デザイン性だけではなく高い強度も兼ね備えています。シックなカラーリングもおしゃれな「Round bottom bag」は、程よいサイズ感で日常使いに最適なSmallと、A4ファイルも収納できるLargeの2サイズ展開。
Largeサイズはショルダーを短くすると、トートのように肩掛けとしても使用できます。シンプルなデザインでどんなスタイルにも合わせやすいので、ショッピング・お仕事・旅行など、様々なシーンで活躍してくれそうです。
【Drawer collection】
“レザー×アルミ”という異素材の組み合わせが斬新な「Drawer collection」。こちらのプロダクトも、デザインオフィスイドによってデザインされたステーショナリーコレクションです。レザーとアルミでできたカードケースとペンケースがあります。また、コンセプトモデルとしてミラーとウォレットもあります。
レザーとアルミという異なる質感を組み合わせた「Drawer collection」は、実際に使用する時の“景色”や“使いやすさ”を重視した、機能的で美しいデザインも特徴です。写真のウォレットは二階建ての構造で、下段にコイン、上段にカードが入り、お札も三つ折りにして入れることができます。
ペンケースは上にカードケースを重ねると、デスク周りがすっきりとした景色に。カードケースは下から指でカードを押し上げてスムーズに取り出せるよう、アルミの底面に孔があいています。
ミラーは箱をスライドさせると鏡が現れて、レザー部分が持ち手になります。どのアイテムもレザーのスリーブからアルミの箱をスムーズにスライドできるように、レザーの内側には工夫が施されています。大人に相応しいスマートなデザインと、人に寄り添う機能美を実現した「Drawer collection」で、日常の“景色”をおしゃれに変えてみませんか?
【Camera strap】
コンパクトな『Rie-came』に華奢なストラップをつけると、カメラの可愛らしさが一層引き立ちます。カラーはブラック・ホワイト・グレーの3色展開。上品なシルエットの「Camera strap」は、その実用性だけではなく、コーディネートのアクセントとしても活躍してくれそうです。
いかがでしたか?
日常に優しく寄り添いながら、日々の装いを新鮮に彩り、新しい“景色”をつくる『ke shi ki』のレザーアイテム。
デザイナー・細川 瑠璃さんの繊細な手仕事から生まれるプロダクトはどれも、洗練された美しさと機能性が融合し、独創的なクリエイティビティに満ち溢れた素敵なアイテムばかりです。
『ke shi ki』のHPとインスタグラムでは、今回ご紹介した商品をはじめ、新作アイテムや展示会の情報もご覧になれます。
バッグや革小物など、日常の「景色」をおしゃれに彩るレザーアイテムで、自由に、自分らしいおしゃれを楽しんでみませんか?
身につけているときも、お部屋に置いているときも。バッグを日々の「景色」の一部と考えてデザインする。
そんな日常に優しく寄り添い、ライフスタイルに彩りを添える、シンプルで上質な革製品を展開するブランド『ke shi ki(ケシキ)』。
今回はデザイナー・細川 瑠璃(ほそかわ るり)さんの自由な発想から生み出される、『ke shi ki』の機能的で美しいレザーアイテムをご紹介します。