「段階的衣替え」のすすめ
STEP1:衣類を仕分けする
仕分けの日は、できるだけシンプルに、お気に入りのもの、ベーシックなもの、上質なもの、スパイスになるもの、など、自分らしくいられるために必要なものだけを残すように心がけて。「おしゃれの計画を立てる日」として思いっきり楽しみましょう。
夏限定アイテムをピックアップ
まず、秋冬には、絶対登場することのない、夏限定アイテムを絞りだします。同時に、今後も着るかどうか、来年の春夏は○○が足りなくなりそう...などと思いを巡らせてみて。つい、秋冬のおしゃれ計画ばかりに目が向いてしまいがちになりますが、1年を通した、いるモノ、いらないモノを考えることで、きっと、余計な投資が減るはずです。
通年使えるアイテムを確保
秋冬物は素材別に分ける

クローゼットの奥の方にあった秋冬物をひっぱりだしたら、まず状態をチェック。型崩れや余計な皺がないか、シミなどないか見てみましょう。状態によっては、一旦お洗濯が必要だったり、広げておいたり、ハンガーに吊るすなどして形を整えたほうが良い場合も。厚手のウールのセーターなど、すぐに出番のなさそうなものと、綿ニットなどは区別しておきたいので、素材別に選り分けておきましょう。
断捨離のポイント
STEP2:お洗濯&お手入れを丁寧にする
シミ、虫食い予防に、前処理が大事!
デリケートな素材、型崩れを防ぎたいものは手洗いを

デリケートな衣類は、洗濯機に放り込まずに、丁寧に手洗いを。その際、もみ洗いは禁物。洗剤液の中で、両手でやさしく寄せたり広げたりする、通称:アコーディオン洗いを試してみて。
洗剤は肌にも環境にもやさしいものを
しっかり湿気を飛ばす

せっかくきれいに洗濯しても、湿気が残っているままだと、雑菌や虫が繁殖しかねません。まず、お天気がよい日に、しっかり干すのはもちろんですが、仕上げにアイロンがけをすると、熱で殺菌され効果的です。皺が伸びて、形が整えられるので、一石二鳥ですよね。クリーニングから戻ってきた衣類や、洗えない衣類なども、アイロンがけしてから収納するといいですよ。
STEP3:きれいに収納する

いよいよ、最終段階の収納です。収納は、暮らし方までもを見直すチャンス。どんな導線だと、使いやすいクローゼットになるのか考えながら、美しい収納を目指しましょう。
「衣替え」って、いざやろうと思うと、なかなか腰が上がらない...。結構な重労働ですよね。夏物→秋冬物へ、一気にすべてを片付けようとすると、時間も相当にかかります。せっかくやるなら、楽しく衣替えしたい!それならば、「仕分けの日」、「お洗濯の日」、「収納の日」など、テーマを決めて、集中して取り組んでみませんか。「今日はここまで」と区切りを決めることで、効率的に衣替えを進めることができます。