つい消耗品として考えてしまいがちなTシャツですが、実は素材や質感が一番目に見えて分かりやすいアイテム。同じコットンでもランクがそれぞれあり、繊維が長いものほど生地に光沢が出て高級感が出やすい傾向にあります。

購入前は肌触りと程よい厚みを確認するようにしましょう◎柔軟性と耐久性に優れた繊細の「スーピマコットン」や、最も繊維が長く着用した時の肌触りが皮膚のように柔らかい「シーアイランドコットン」などは良質な素材といえます。

Tシャツを長く着るためには、首や肩周りの伸びやヨレを防ぐことが大切。首まわりを広げず洋服を通せる洗濯用ハンガーを使ってネックラインのヨレを防いだり、肩まわりのシルエットを崩さず洋服の落下を防止してくれる滑り止め付きハンガーに掛けて収納することで、Tシャツの美しいシルエットを崩さずに状態を維持することができます◎

流行に左右されないジャストフィットのシャツは「永遠の定番」といわれるアイテムの1つ。カジュアルからエレガントまで幅広く着回しができるので重宝しますよね。着目すべきは縫い目。目が細かく、直線的に縫われている生地ほど見栄えも美しく頑丈です。

シャツは縫製によって、洗濯による型くずれやほつれが生じやすいため、購入時は裏側のステッチまでしっかり確認することが重要です。購入前に服の裏側まで確認して、表側と変わらないくらい丁寧に仕立てられているシャツを選びましょう。

襟元や袖口に突如現れる黄ばみ。一度ついてしまうと落とすのも大変です。黄ばみを防ぐには、本来赤ちゃんの汗疹や肌荒れを防ぐ目的で使用する「ベビーパウダー」がいいといわれています。着用前、黄ばみやすい場所に軽くはたいておくことで汗や油を吸収し、皮脂汚れが付着しづらくなります◎

※使用するベビーパウダーは必ずデンプンが含まれているものを選びましょう。

ジーンズは着れば着るほど自分の体になじみ、味がでてくるアイテム。経年によりできる擦れや色落ちのダメージも楽しめますよね。しっかり自分に合うジーンズを見つけることで、まさに一生モノとして着用し続けることができるでしょう。

綿100％のデニムは生地が分厚いため、洗濯時に水分を含んで硬くなり型崩れの原因に。洗濯後はしっかりシワを伸ばすことが大切です。

ストレッチデニムは、柔軟剤の使用でポリウレタンがすべり抜け、ストレッチ効果を損傷させることがあるので、柔軟剤の使用は避けましょう。また、陽が良く当たる場所は色落ちの原因となるため、陰干しで乾かすのがベター。

コートやジャケットなどのアウター類は他人から見える面積が広く、印象を左右するアイテムです。つまり、上質な素材やシルエットにこだわって選ぶことで、高級感のあるコーディネートになります。また、時代にとらわれずに何年先でも使えるアウターを選ぶことがとても重要です。

アウターを長く着用するためには、トレンドに左右されないデザインやカラーを選ぶのがおすすめ。どんなテイストにも合うものを選べば日々のコーディネートもしやすくなります。また、綿素材は耐久性に優れていますが、肘や背中部分にシワがつきやすくなるため、ポリエステルなどのシワになりにくい素材が少し入っているコートにすると、お手入れが楽になるでしょう。

リーズナブルで気軽に流行を取り入れることができるプチプラアイテム。高額な服を買うのはもったいなく感じる方は、プチプラアイテムで揃えてみるのもおすすめです。

「誰もがトレンドを安く楽しんでほしい」というコンセプトから誕生したGUをはじめ、ファストファッションブランドは数多く存在します。トレンドアイテムもカラー・サイズともに豊富に展開されているので、幅広い年齢層に人気です。手持ちのアイテムを上手に合わせることで、高見えファッションにクラスアップすることも◎

トレンドアイテムを買う前に、手持ちの洋服との組み合わせを思い浮かべてみましょう。コーディネートがすぐに思いつかないと、さらに他の服を買い足す必要があり、出費がかさんでしまいがち。

その場で似たような服を見つけて合わせてみたり、買い物に行く前にクローゼットやタンスの中をスマホで撮影しておくのも良いでしょう。

アイテム次第では幼く見えたり、反対に老けて見えてしまうことも。そんなときはロングスカートがおすすめです。トップはシンプルに定番アイテムを合わせれば、品良くトレンド感を演出できますよ。