大人も子供も心ときめく。《大分》の観光スポット巡り
九州地方の東部に位置する【大分県】。
本州などにお住まいの方にっては、なかなか気軽に行けない場所・・・だからこそ、大分旅行をするならば、とことん楽しみたいですよね。
そこで、とっておきの思い出を作れる、大分の観光地をセレクトしました。
大分といえば、まず「温泉」が観光の目玉。 温泉の源泉数・湧出量が日本一!中でも温泉地として「別府」「湯布院」は、はずせません!
そして・・・
出典: じつは、大分には動物たちを間近に見れる日本最大級の動物園も!
その他、おしゃれな美術館、魚たちと触れ合える水族館など、子供も楽しいスポットもたくさんあるんですよ。せっかくの大分観光をとことん満喫しましょう。
はじめに|知っておきたい<大分県の交通手段>お役立ち情報
大分の代表的な観光エリアのアクセスには、JR電車、バスを利用するのと良いでしょう。
大分旅行で役立つ観光バスは、以下の3つが有名です。
1.別府駅から、別府地獄めぐりコースを巡る定期観光バス
2.二大温泉地「別府」⇔「湯布院」をつなぐ路線バス【ゆふりん】
3.別府駅⇔鉄輪⇔明礬を往復する路線バス【すぱっと】
《大分観光MEMO》
代表的な大分の観光エリアは
・二大温泉地の「別府(別府市)」と「湯布院(由布市)」、気軽に巡れる「大分駅周辺」が代表的。
大分県は広いですが、こちらのアクセスを先に押さえるのが、観光の定番です。
(さらに足を伸ばすと・・臼杵磨崖仏(臼杵市)、久住高原(竹田市)、長湯温泉(竹田市)、原尻の滝(豊後大野市)などが有名)
1〜3すべてのバスの運行元である、亀の井バスのホームページ。それぞれのコースや料金についてわかりやすく説明されています。
1〜3すべてのバスをわかりやすく説明している、旅館「望海」さんのバスページも参考になります。あわせてどうぞ。
▼別府タワー1Fにある「おおいた温泉座 別府本店」で、レンタル自転車<1時間500円>のサービスを行なっています。
【別府八湯(はっとう)】とは、別府市内に8か所ある温泉郷(下記、①〜⑧の温泉)を指す言葉。
この【別府八湯】の湯巡りが、「大分観光は、とにかく温泉に癒されたい」という温泉通さんにとってはずせない観光です。すべて別府市内にあるとはいえ、8か所なので制覇にはちょっと気合が必要ですが・・・ぜひ情報を押さえておきましょう。
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【MEMO】別府八湯(はっとう) とは
①別府温泉・・・「竹瓦温泉」「駅前高等温泉」など
②明礬(みょうばん)温泉・・・「明礬 湯の里」、「別府温泉健康ランド」(泥湯)、「湯屋えびす」(白濁硫黄泉)など
③堀田(ほりた)温泉・・・「立ち寄り湯 桜湯」など
④柴石(しばせき)温泉・・・「市営 柴石温泉」
⑤鉄輪(かんなわ)温泉・・・「鉄輪むし湯」、「ひょうたん温泉」、「渋の湯」、「すじ湯温泉」など
⑥観海寺(かんかいじ)温泉・・・杉乃井ホテル「スギノイパレス棚湯」、「美湯の宿 両築別邸」など
⑦亀川(かめがわ)温泉・・・「別府海浜砂湯」(砂湯)など
⑧浜脇(はまわきおんせん)温泉・・・「湯都ピア浜脇」など
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※別府八湯のマップ&コースは、こちらをクリックしてください(google mapが開きます)
※①別府温泉、②明礬温泉、⑤鉄輪温泉は、特に人気。大分に行ったら訪れたい温泉です。出典: 別府市内では、【別府八湯】専用のスパポート(パスポートではなく、“スパポート”です)が販売されており、入湯の証のスタンプを8つ集めると、「初段」に認定!その後も+8つのスタンプで段位が上がっていく・・・という仕組み。
数年にわたって別府温泉を定期的に訪れ、マイペースで段位を上げていく・・・という観光スタイルも有りですよ。
別府八湯温泉道「スパポート」購入については、こちらから。
〜「別府八湯」の8つの温泉地から、おすすめをピックアップしてご紹介〜
おすすめ体験1…別府温泉の《竹瓦温泉》で、湯&砂湯を愉しむ
●別府温泉とは
別府八湯のひとつ、「別府温泉」は、最も好アクセスな、別府中心部に位置する温泉街。
出典: 上でご紹介した別府八湯(はっとう)の一つめ、別府温泉からご紹介。
取り上げるのは、JR「別府駅」から10分くらい歩くと到着する、別府温泉の「竹瓦温泉(たけがわらおんせん)」。
明治12年(1879年)創設で、どっしりとした佇まいが印象的。別府温泉のシンボルとして、地元の方にずっと親しまれている別府市営の日帰り湯施設です。
温泉に浸かるのはもちろん、浴衣を着て砂の上に横たわる「砂湯」も楽しめますよ。砂かけさんが上から砂をかけてくれて、まさに砂のお風呂体験ができます。
おすすめ体験2…明礬温泉の《別府温泉保養ランド》の泥湯に浸かる
●明礬温泉(読み方:みょうばん温泉)とは
別府八湯のひとつ、「明礬温泉」は、標高400mの所にある温泉地。湯の花を採集する為に作られた、草ぶき湯の花小屋があることで知られています。
出典: 「明礬温泉(みょうばんおんせん)」の一押しが、「別府温泉保養ランド」。
明礬温泉は「紺屋地獄」とも呼ばれており、熱湯や噴気、熱泥などを噴出しています。
「別府温泉保養ランド」で美肌になれる湯として知られている穴場が、こちらの泥湯。クリーミーできめ細かな白泥でパックをしたりして入浴することで人気なんですよ。
おすすめ体験3…明礬温泉の《明礬 湯の里》で、湯の花小屋を訪れる
出典: 「明礬 湯の里(みょうばん ゆのさと)」という、明礬温泉で最も大きな敷地を持つ名所へ。
「明礬 湯の里」には、明礬温泉ならではの温泉(露天風呂や家族風呂など)があるのですが、そのほか、このような茅葺屋根の小屋が点在しています。
実はこちらも、立派な観光名所。
出典: この小屋内では温泉の蒸気をいっぱいにして、湯の花の採取を行う工程を見学できるのですが、この“湯の花の製造技術”が、国指定・重要無形民俗文化財なのです。
江戸時代からずっと大切に守られ続けている伝統を、実際に間近に見て、そのすごさを感じ取ってみてくださいね。
ちなみに、湯の花を使った浴剤やコスメも販売しており、きれいになれるお土産として、要チェックですよ。
おすすめ体験4…明礬温泉の《湯屋えびす》で、まっ白な湯に浸かる
出典: 「明礬温泉」といえば、先に述べた泥湯や湯の花が有名ですが、穴場としてご紹介したいのが、湯屋えびす。
朝10時〜23時まで営業を行う日帰り湯施設で、明礬温泉の老舗温泉旅館「御宿ゑびす屋」が運営しています。
お目当は、白濁色の温泉を楽しめる、大浴場や露天風呂。やや硫黄の香りが強いですが、肌がしっとりとする、美肌の湯として有名です。また、岩盤浴も備わっているので、じっくりデトックスを楽しむのも良し*
おすすめ体験5…鉄輪温泉の《ひょうたん温泉》で、趣向を凝らした湯を愉しむ
●鉄輪温泉(読み方:かんなわ温泉)とは
別府八湯の中で、一番温泉の湧出量が多いのが、この「鉄輪温泉」エリア。街中のいたるところで温泉の蒸気が上がっており、その煙突から湯気があがる町の風景が、別府を代表するイメージにもなっています。
効能豊富な温泉、泥湯、砂風呂などが揃っており、古くから湯治場として名を馳せてきました。
出典: 「鉄輪温泉」でまず温泉に浸かるとしたら・・・「ひょうたん温泉」が真っ先におすすめ。
その名前のとおり・・・ひょうたん形のお風呂があるほか、露天風呂があったり、蒸気でいっぱいの蒸し湯があったり、さらには時間無制限の砂湯も!
出典: そして、こちらの瀧湯(打たせ湯)も、「ひょうたん温泉」名物です。
源泉100%掛け流しで、趣向を凝らした湯が勢揃い。実はフランス・ミシュランが手がける観光ブックで、温泉としては日本唯一の三ツ星獲得の快挙に輝いたことも。
子供も温泉テーマパークに来た気分になれて、きっと大満足。家族旅行にもおすすめです。
※現在改装工事中ですが、2019年11月6日 (水)にリニューアルオープン予定です。
おすすめ体験6…鉄輪温泉の《鉄輪むし湯》で、汗をかいてデトックス
出典: 鎌倉時代の1276年、一遍上人が開いたとされる「鉄輪温泉」。
なかでも温泉の蒸気で体を蒸す「鉄輪むし湯」は、古くから人々に親しまれてきた、鉄輪ならではの湯治の文化です。
温泉の蒸気で“蒸し風呂”になっている、約8畳ほどの石室に入って、寝転がってみてください。
温泉の熱でぽかぽかの床には石菖(せきしょう)という薬草が敷きつめられていて、 まさしく、ほわほわと“蒸される”感覚を楽しめますよ。
じっくりと体を温めて汗をかいた後は、温泉に入浴し本洗いをして、終了。湯上り後はしっかり水分補給をして・・・体がほぐれて軽く感じられ、気持ちがいいですよ*
おすすめ体験7…鉄輪温泉の《地獄蒸し料理/地獄蒸しプリン》を堪能
出典: 「鉄輪温泉」の名物が「地獄蒸し」。100度近い温泉蒸気の熱の力を借りて、食材を調理する(蒸す)方法のことです。町のいたるとことで、この地獄蒸しを行うための専用釜、その名も「地獄蒸し釜」を見つけることができますよ。
「地獄蒸し」は、いわゆるスチーム調理。さつまいも、かぼちゃ、キャベツなどの野菜、エビ、ホタテなどの海鮮、豚肉・鶏肉までーーありとあらゆる食材をヘルシーにいただけるので、ぜひ訪れた際は、自分で地獄蒸し料理を作ってみてくださいね。
「地獄蒸し料理」とは…
温泉から噴出する高温の蒸気熱を利用した調理法で、別府では江戸時代から用いられていました。食材をざるにのせ「地獄蒸し釜」と呼ばれる約100度の蒸気が噴き出す釜の中に入れ、蓋をするだけ。
塩分を含む温泉蒸気で一気に蒸すため、食材本来の旨味が閉じ込められます。
「地獄蒸し釜」を使用できる、鉄輪を代表する施設です。
※そのほか、比較的空いている地獄蒸しの穴場「里の駅 かんなわ」や、宿泊客が地獄蒸しを楽しめる旅館など、さまざまな地獄蒸しスポットがありますよ。
そして、地獄蒸しで作られたプリン、その名も「地獄蒸しプリン」は、鉄輪温泉のご当地スイーツ。
岡本屋売店の「元祖地獄蒸しプリン」が最も有名で、昭和63年から変わらぬ味を守り続けています。素材の味わいが引き立つ、濃厚な一品です。
出典: こちらは、湯元旅館 かなわ荘の「地獄蒸し"湯涌蒸プリン」。
鉄輪温泉の様々な施設が、オリジナルの地獄蒸しプリンを出しているので、食べ比べするのも楽しいですよ。
[別府市②]【地獄めぐり】で、勢いよく噴出する噴気にどきどき
そして、“地獄”を巡る「地獄めぐり」こそ、別府の観光のなかで最も代表的。
▼“地獄”は、合計7か所。巡るには、大きくふたつのエリアにわかれます。
<1> 海地獄エリア(❶海地獄・❷鬼石坊主地獄・❸かまど地獄・❹鬼山地獄・❺白池地獄 の5つ)
<2> ❻血の池地獄&❼龍巻地獄 のエリア
※別府7箇所を観光する「地獄めぐり」コースマップは こちらから(google mapが開きます) 出典: 実はこの地獄めぐり、入浴を楽しむ湯めぐりではありません(*)。
「地獄めぐり」とは、別府温泉エリアに点在する「地獄(源泉の湧出地)」を巡って、地獄それぞれの奇観を見て楽しむ、というものです。全て徒歩で巡るのはたいへんなので、アクセスはバスを利用するとよいでしょう。
(*)ただし「❷鬼石坊主地獄 (おにいしぼうずじごく) 」のみ、敷地内に温泉(鬼石の湯)を併設・入浴可能です。
▼地獄めぐりをするなら、こちらの周遊バスを利用するのが、おすすめです。
〜「別府地獄めぐり」の7つの地獄から、おすすめを2つピックアップしてご紹介〜
おすすめ体験8…別府地獄めぐりの《❶海地獄》で、神秘的な地獄体験を
出典: 別府地獄の7つ箇所の中で、最大の規模を誇るのが「海地獄」。
このように神秘的なコバルトブルーの色で、ちょっと涼しそう・・・と思いますが、実際は摂氏98度!!
湖みたいな色なのに、熱々という、不思議な感覚を与えてくれる地獄です。
おすすめ体験9…別府地獄めぐりの《❻血の池地獄》で、真っ赤な池にぞっとして。
出典: 「血の池」というネーミングだけでぞっとしてしまうのが、こちらの地獄。
酸化鉄などを含んだ赤い熱泥が噴出されることによって、このような赤い池になったそう。奈良時代に編纂された「豊後国風土記」にも、この血の池地獄についての記述が見つかっており、1300年以上前からあったとされています。
そんな時代に想いを馳せつつ、血の池地獄を見つめてみてはいかがでしょう。
出典: ちなみに、血の池地獄の赤い泥を使用した「血の池軟膏」が、名物のお土産となっています。
もちろん真っ赤な軟膏で、インパクト抜群。アトピーなどに効くそうなので、ぜひ一つゲットしてみては?
別府駅周辺は、一歩裏路地に入ると・・・昭和の面影をとどめるレトロな風景がいたるところに。隠れたグルメスポットがあったりするので、少しでも時間があれば散策してみてはいかがでしょう。
おすすめ体験10…「北高架商店街」など、別府駅界隈を散策
出典: 別府駅から5分ほど歩くと、レトロなのにおしゃれな雰囲気がただよう北高架商店街があります。
実は別府、過去に「別府現代芸術フェスティバル 混浴温泉世界」「BEPPU PROJECT」など、アートイベントに力を入れている町。
この商店街では若手のアーティストを中心とした作品を楽しめる箇所が多く、こちらの鳥の壁画も、その活動のひとつとして施されたものなんですよ。
出典: 北高架商店街から、海のほうへ10分ほど歩いたところにあるのが、地元を50年以上見守り続けているランドマーク、「別府タワー」です。
昭和らしい外観で、レトロ好きの心をくすぐりますね。
タワーからは別府湾を360度一望することができ、小さなこどもも、きっと目を輝かせるのではないでしょうか。
出典: アンティーク調家具が素敵な喫茶店で、ノスタルジックなひと時を満喫してみても◎
別府駅東口から5分ほど歩いたところにある「なかむら珈琲店」も、おすすめのレトロスポットです。
温泉に入った後に立ち寄っても良さそうですね。
別府 / 喫茶店
- 住所
- 別府市北浜1-2-12 ブルーバード会館 2F
- 営業時間
- [月]
12:00 - 18:00
[火]
12:00 - 18:00
[水]
定休日
[木]
12:00 - 18:00
[金]
12:00 - 18:00
[土]
12:00 - 18:00
[日]
12:00 - 18:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 大正5年創業という、別府を代表する老舗のパン屋さん「友永パン屋」も訪れてみませんか。
行列ができ、売れきれることも多い、知る人ぞ知る人気のお店。早めに行くのがおすすめです。
別府 / パン
- 住所
- 別府市千代町2-29
- 営業時間
- [月]
08:30 - 17:30
[火]
08:30 - 17:30
[水]
08:30 - 17:30
[木]
08:30 - 17:30
[金]
08:30 - 17:30
[土]
08:30 - 17:30
[日]
定休日
[祝日]
定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供: 出典: 北高架商店街とは反対側の高架下にあるのが、「べっぷ駅市場」。こちらはまさしく、昭和の香りで満ちた別府の台所
レトロなエキナカのようですが、市場・魚介類 ・惣菜・野菜・果実など、幅広い食材が揃っています。
別府のアートプロジェクトから誕生した「SELECT BEPPU」も、古きよき時代の空気を楽しめるスポットです。築100年以上の長屋を改装したセレクトショップで、別府の粋なお土産探しに一役かってくれるはず。
ちなみに2階にはアーティスト、マイケル・リンの襖絵があり、こちらも必見*
●湯布院とは
大分の二大名湯は、「別府温泉」と、そして「湯布院」です。
「別府温泉」は共同浴場めぐり・湯治を楽しめることが特徴でしたが、「湯布院」の方は、優れた温泉宿が多いエリアと言えるでしょう。水入らずでゆったりと大人の時間、家族の時間を過ごしたい方にもおすすめ。食べ歩きや雑貨屋さん巡りなどもできて、観光的魅力もばっちり。
【MEMO】
湯布院で立ち寄り温泉を楽しみたいという方は、ぜひこちらもオススメです。湯布院エリアの伽藍岳にある 塚原温泉・火口乃泉(かこうのいずみ)へ。露天風呂があり、火口見学もできるうえ、塚原温泉名物の蒸し卵を頬張ることも◎ 由布院駅に隣接する総合観光案内所「由布市ツーリストインフォメーションセンター(愛称:YUFUiNFO/ゆふいんふぉ)」もぜひ立ち寄りたいスポット。世界的建築家の坂茂(ばん しげる)氏が手がけた、全面ガラス張りの美しいデザインの建物です。
▼由布市の総合観光案内所の詳細は、こちらからご確認ください。
[湯布院①]【のどかな自然&名物スイーツ】に癒されるひと時を
おすすめ体験11…《観光辻馬車》に乗って、湯布院の雄大な自然を満喫
まず湯布院に着いたら、その土地の穏やかな空気・まわりの風景をめいっぱい満喫して、気持ちよくリフレッシュしてみては。
そこでおすすめなのが、「由布院の観光辻馬車」。湯布院の田園風景の中を周遊する馬車で、この町の全景を捉えてみてくださいね。
おすすめ体験12…温泉が湧く神秘の《金鱗湖》を眺めて、リフレッシュ
出典: 湯布院を代表する観光地、「金鱗湖(きんりんこ)」。実は不思議なことに、湖底からは温泉が湧く湖なのです。寒い日の朝には湖面から湯気が立ち上る、幻想的な朝霧を愉しむこともできますよ。
さらに秋は、このように紅葉が綺麗です。
おすすめ体験13…湯の坪街道を歩いて《お土産店巡り&食べ歩き》!
湯布院駅~金隣湖までの定番観光ルートがあるのですが、この道は「湯の坪街道」と呼ばれ、名物グルメ・スイーツのお店、お土産探しにぴったりな雑貨店などが、ずらっと集まっているんですよ。
せっかく湯の坪街道を歩くならぜひ立ち寄ってみてほしい、おすすめ&穴場ショップをご紹介!
【湯の坪街道周辺:おすすめスイーツショップ】をご紹介
出典: 和洋のお菓子、ジャムなどを取り扱う「鞠智 (くくち)」で、ほっこりやさしい甘みのスイーツをいただきませんか。
カフェになっているので、休憩スポットとしてもおすすめ。
出典: ぜひ、さつまいもを長時間練りこんだ、人気商品のスイートポテトを召し上がれ。
やさしい口当たりで、お土産にもぴったり。
由布院 / カフェ
- 住所
- 由布市湯布院町川上3001-1
- 営業時間
- [月]
10:00 - 17:00
[火]
10:00 - 17:00
[水]
10:00 - 17:00
[木]
10:00 - 17:00
[金]
10:00 - 17:00
[土]
10:00 - 17:30
[日]
10:00 - 17:30
[祝日]
10:00 - 17:30
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: 出典: 湯布院産の牛乳100%で製造しているスイーツショップ「Milch (ミルヒ)」。
こちらでは、ふわとろの焼き立てチーズケーキ「ケーゼクーヘン」をいただけますよ。作りたての美味しさを、ぜひ味わってみてくださいね。
由布院 / 洋菓子
- 住所
- 由布市湯布院町川上3015-1
- 営業時間
- [月]
09:30 - 17:30
[火]
09:30 - 17:30
[水]
09:30 - 17:30
[木]
09:30 - 17:30
[金]
09:30 - 17:30
[土]
09:30 - 17:30
[日]
09:30 - 17:30
■ 定休日
不定休
- 定休日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供: そのほか、湯の坪街道周辺のスイーツ&グルメならば、「ビースピーク(B-speak)」のロールケーキ、「金賞コロッケ 本店」のコロッケ、「パン工房 まきのや」のパンなどが人気。
雑貨店では、「クラフト館 蜂の巣(HACHINOSU)」といったショップがおすすめです。
【湯の坪街道~金鱗湖周辺:大人の落ち着いた雰囲気の喫茶店】をご紹介
出典: また金鱗湖周辺には、美しい木製インテリアのカフェ、レトロ喫茶などが多く点在しています。こちらの「茶房 天井棧敷」は、まさに大人の隠れ家にぴったりの雰囲気。ぜひ以下の地図から、あわせてチェックしてみてくださいね。
※【湯の坪街道~金鱗湖周辺のおすすめ喫茶マップ&コースは、こちらをクリックしてください(google mapが開きます)
[湯布院②]【美術館・文学館】で、アートの魅力に触れる
湯布院には、美術館や文学館も点在しています。雨など天気に左右されず、観光を満喫できるのが嬉しいですね。
おすすめ体験14…予約制美術館から太宰治の家まで、芸術探訪
COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコ アートミュージアム ユフイン)
世界的建築家、隈研吾(くまけんご)氏が手がけた予約制の美術館「COMICO ART MUSEUM YUFUIN(コミコ アートミュージアム ユフイン)」が、2017年、旧由布院美術館跡地にオープン。
杉本博司氏、村上隆氏など、日本を代表する美術家の作品を展示しており、アート&おしゃれ好きな方にはたまらないスポット。
実は、このような大自然をゆったりと堪能できる、穴場の絶景スポットでもあります。ご褒美旅行、夫婦やカップルでの旅行で、特別な思い出づくりを叶えてくれますよ。
出典: 旅館「山荘無量塔」の施設内にある施設、「由布院 院空想の森 アルテジオ」をご紹介。
実はこちら、音楽に関連するアート作品を集めたミュージアムなのです。
出典: 小さな作品とはいえ、音楽家のジョン・ケージ、画家のマティス、マン・レイといった世界的アーティストの作品を展示しています。
古民家を移築するなど、粋を凝らしたつくりの高級旅館「山荘無量塔」の敷地内とあって、まわりは静か。落ち着いた大人の為の穴場スポットですよ。
出典: 「ゆふいん文学の森」は、太宰治が下宿した碧雲荘を、東京から湯布院にはるばる移築した建物。観覧料大人200円で見学できる穴場スポットです。
太宰ファンはもちろん、文学好きにはたまりません。
太宰カフェが併設されていて、この空間でほっと一息つくこともできますよ。
[大分駅周辺]【お洒落な人気スポット】で、子供も大人も遊ぼう
出典: JR大分駅周辺にも、気になるスポットがたくさん!
ちなみにこの大分駅は、2015年に新しくなったばかり。「アミュプラザおおいた」など、おしゃれショップが入居する商業施設もたくさんあって、ぐるっとまわってみると楽しいですよ。
おすすめ体験15…美術館・水族館で、とっておきのワクワク体験を!
出典: JR大分駅から徒歩15分ほどのところにある「大分県立美術館(OPAM)」。
上のほうで、由布院の「YUFUiNFO」を坂茂氏が手がけたことに触れましたが、こちらも同氏設計。竹工芸をイメージしたというおしゃれな外観が印象的です。
大分ゆかりの作家の作品を中心としたコレクションを有し、趣向を凝らした企画展も要注目。ミュージアムショップに立ち寄って、お土産探しをするのもおすすめ。
*こちらの施設は、大分市内にありますが、大分駅から徒歩圏内エリアではありません。
自動車をお持ちで無い方のアクセスは、大分駅前よりバスに乗って(約25分)、「高崎山自然動物園前」下車となります。
出典: 温泉だけじゃない!大分市には涼しげな気持ちになれる、水族館もありますよ「うみたまご」。すぐそばにある豊後水道に生息する魚、イルカ、セイウチなど、色んな生き物がいっぱい。
2015年には、1階に人工ビーチ「あそびーち」が誕生。こちらにはイルカが泳ぐプールもあって、小さな子供に大人気。夏の時期はイベントも増えて楽しいので、こどもの夏休みの家族旅行にぴったり。
▼大分駅前周辺には、素敵なカフェスポットも点在。こちらの「大分カフェ」記事も、あわせてどうぞ。
日本一の“おんせん県”として知られる大分県ですが、大分駅周辺には、歴史ある建物にあるレトロな雰囲気や“書店+カフェ”など、オリジナリティ溢れる魅力的なカフェがたくさんあります。今回は、「カモシカ書店」「タウトナコーヒー 赤レンガ店」「LANI cafe PLACE(ラニカフェプレイス)」「方寸」「cafe micket lycka(カフェ ミッケリュッカ)」など、大分駅周辺のおしゃれなカフェをご紹介します。
主要観光地「別府」「由布院」エリアからはやや離れますが、押さえておきたい大分観光地をご紹介!
おすすめ体験16…【アフリカンサファリ(宇佐市)】で野生動物に出会う
出典: なんと、日本最大級!
圧倒的規模で楽しめるサファリパーク形式の動物園「九州自然動物公園 アフリカンサファリ」が、大分県宇佐市にあります。
ちなみに別府駅からは、アフリカンサファリ直行バスがありますよ。
出典: 7つのセクションで構成された、約6kmにわたるサファリロードを巡れますよ。ライオン、トラ、ゾウ、サイ、ホワイトタイガー(金土日月限定)なども!
実はピグミースローロリスや、ウサギ、モルモットなど、かわいい動物と触れ合える「ふれあい牧場」、世界中から珍しいネコを集めた「キャットサロン」といった、ほっこり癒される動物コーナーもあるんです♪
老若男女みんな楽しい、わくわくが詰まった観光を満喫してくださいね。
おすすめ体験17…【臼杵石仏(臼杵市)】の曼荼羅で、パワーチャージ
出典: 山の岩壁に刻まれた磨崖仏(まがいぶつ)60余体に出合えるのが、「国宝 臼杵石仏(うすきせきぶつ)」。こちらの古園石仏は、大日如来像を中心に、左右に仏・菩薩・天部を6体ずつ並べる構成で、これは「曼荼羅」が表現されているそう。
これらの石仏群は平安時代後期頃に制作されたもの。ぜひ一度、お目にかかりたい国宝です。
おすすめ体験18…【長湯温泉(竹田市)】の、ラムネ温泉に浸かる
出典: 大分駅から一時間ほど車を走らせて、竹田市の「長湯温泉」にある「ラムネ温泉館」へ。
こちらは、日本一の炭酸泉。入浴すれば肌にプチプチとに泡がつく、高濃度の炭酸ガスを含んだ温泉を楽しめるんですよ。
ちなみに「ラムネ温泉館」は日本を代表する建築家、藤森照信氏の設計によるもの。建築×自然との融合を感じさせるデザインで、その場に行くだけでも心が和みますよ。
おすすめ体験19…【くじゅう花公園(竹田市)】で、花の絨毯に包まれて
出典: 大分県竹田市に位置する、阿蘇国立公園内の「久住高原」。その高原の丘に広がるとっておきのお花畑エリアが、「くじゅう花公園」です。
春はチューリップ、夏はラベンダーやひまわり、秋はコスモスと、四季折々の花を観賞できますよ。
公園からさらに5分くらい車を走らせれば、美味しい牛乳で名高い、ガンジー牧場へ行くことも◎
おすすめ体験20…“東洋のナイアガラ”こと【原尻の滝(豊後大野市)】へ!
出典: 豊後大野市のJR緒方駅より車で約10分。日本の滝百選のひとつ「原尻の滝(はらじりのたき)」で、大分観光のフィナーレを飾りませんか。
幅120m、高さは20mで、約9万年前の阿蘇山大噴火を機にもたらされた絶景とされています。滝つぼを眺められる散歩道からは、フォトジェニックな写真撮影が狙えます◎
出典: 造形作家・望月通陽氏デザインによる暖簾が出迎えてくれる、鉄輪温泉にある宿泊施設「柳屋」。シフォンケーキで知られる菓子店「サリーガーデン」が運営しています。
家具などのセンスが良いことで評判で、女性の旅行にもおすすめ。鉄輪名物の地獄蒸し釜もあるので、ぜひ自炊もお楽しみください。
出典: 約600坪の敷地に、和室全10室という規模感が心地よい温泉旅館「山田別荘」。
昭和初期の別荘を宿にしたとあって、館内ではさまざまなレトロなしつらえを楽しめて、風情たっぷり。露天風呂は美肌になれると評判なんですよ。
出典: 一方で、「杉乃井ホテル」は別府温泉を代表する大型温泉リゾートの代表格。観海寺温泉にありますよ。
こちらの大展望露天風呂「棚湯」をはじめ、種類豊富なバイキングのお食事、さらにはアミューズメント施設があるなど、いたれりつくせり。
3世代旅行でのニーズも叶えやすい、家族にも人気のリゾートホテルです。
~別府市エリア②(一人旅・レトロを楽しむ旅行向き)~
別府市鉄輪温泉 ヤング劇場・旅館「ヤングセンター」
出典: レトロ好きな方には、たまりません。
こちらの「ヤングセンター」は、大衆演劇を観劇と湯治ができる素泊まりの宿泊施設。
ステンドグラスが綺麗なお風呂を楽しめるほか、大衆演劇の劇団がやってきてお芝居を披露してくれるのです!帰りの日当日のお昼の部まで観劇は無料で、きっと一人旅も大満足になるはず。
もちろん、鉄輪名物の地獄蒸しも体験できます。
*因みに、自炊スタイルの「貸間旅館」で、安く宿泊する手も。
出典: 昭和にタイムスリップした?と思わせるほど、“レトロ”を通り越して、渋い体験を楽しめる宿も。
おすすめしたいのが、かつて湯治場として栄えていたころの面影を残す「貸間旅館」。
これは長期滞在する湯治客向けにつくられた素泊まりの宿のことで、食事は各自「地獄釜」で地獄蒸し料理をつくる、自炊システム。
使い込まれた釜がまた味わい深く・・地元民になったような感覚を楽しめますよ。
代表的な貸間旅館は、以下URLのとおり、「陽光荘」「双葉荘」の二軒です。
出典: 由布院の名宿・御三家の一つ「亀の井別荘」をご紹介。
上のほうで「茶房 天井棧敷」を取り上げましたが、実は亀の井別荘の2Fにあります。(ちなみに「茶房 天井棧敷」は夜、「Bar 山猫」というバーとして営業)
名前の通り、元は別府を代表する実業家、油屋熊八翁氏の別荘として建てられたもので、敷地はなんと、約1万坪。14の離れと6つの客室(洋室)を備えています。
出典: ちなみに敷地内の「茶房 天井棧敷」のそばには、雑貨・お土産を販売する「鍵屋」が営業。
実は、こちらで販売されている、オリジナルの伽羅蕗やジャムといった瓶詰めがとても美味しいと評判。さらに竹細工などの名産品も取り揃えており、目を楽しませてくれる穴場のお店です。
出典: しっかりリサーチしてみれば、大分県には優れた魅力を持つ観光スポットがたくさん!
どこも“古きよき時代”の伝統や面影を大切に守り続けていることが印象的で、きっと特別な旅行を叶えることができますよ。
出典: ぜひ大分観光は、日帰りではなく、数日かけてプランニングしてみてはいかがでしょう。
車が無いという方でもスムーズにバスの乗り継ぎを計算すれば、このような“ととろの里”にも行けるかもしれません♪
画像/大分県佐伯市宇目にある「ととろ」地区のバス停