東京の名所を160万個以上のレゴブロックで再現した精巧なジオラマは、大人も釘付け。本物そっくりのビルやタワー、街を歩く人の様子もじっくり眺めてみましょう。

日が暮れると、写真のように街に明かりが灯って夜景に変わるのも面白いですね。

お台場のパレットタウン2階にある「森ビル デジタルアート ミュージアム エプソン チームラボ ボーダレス」は、その名の通り“ボーダレス＝境界のない”さまざまなアート作品を体感できる場所です。オープン以来大人気で、チケットが売り切れていることも。公式サイトから事前購入しておくと安心ですよ。

まるで水の中にいるような錯覚を覚えるデジタルアートも。座ったり寝転んだりできる展示もあるので、小さなお子さんも楽しめます。

館内はかなり広く、じっくり見ると1日ではまわりきれないという声も多いほど。また、作品が定期的に変わるので、訪れるたびに新しいアートに出合えるのも魅力です。近未来的な異世界を体感してみませんか？

理科や科学に興味のあるお子さんにおすすめなのが「日本科学未来館」。新交通ゆりかもめの「東京国際クルーズターミナル駅（旧船の科学館駅）」から歩いて5分ほどの場所にあるので、お台場観光とセットで立ち寄ることも。無料ベビーカーの貸し出しや授乳室なども充実していて、お子さん連れでも1日ゆっくり過ごせます。

こちらは、常設展にある「100億人でサバイバル」。地震や噴火などの自然災害、感染症や原発事故など、ニュースで見聞きしたことのある災害が起こる仕組みや、被害を理解することができます。漠然としか知らなかった災害について、具体的なイメージをもって学べるよい機会になりそうです。

こちらは、有人潜水調査船「しんかい6500」。生命の進化や地球環境の調査など、さまざまな働きをする調査船の内部に入る機会はなかなかないので、大人も夢中になれそうですね。

毎年開催されているさまざまな企画展も人気です。こちらは、2018年に開催された「名探偵コナン」の世界観をベースにした体験企画。現在は、マンモスの貴重な標本を通して、生態や当時の自然環境などが紹介されている「マンモス展」が開催されていますよ。

東京ドームシティ内の「宇宙ミュージアムTeNQ」は、ゲーム感覚で宇宙について学ぶことができる施設。当日チケットは指定時間の中から、ご希望の入館時間を選べるので、予定に合わせられて便利です。なお、大型の映像装置や暗転の演出などがあるため、4歳未満のお子さんは入れませんが、不定期に開催される「ファミリーデー」は入館できるので、公式HPをチェックしてみてください。

館内は9つのエリアに分かれていて、ここでは東京大学総合研究博物館との連携プロジェクトが行われ、実際に研究している様子を見ることもできる珍しいスペース。天井に映し出されるさまざまな地球観測映像や火星のパノラマなど、お子さんが興味を持てるような展示方法が魅力です。

こちらは「つながる場所」というエリア。宇宙に関わる名言や格言などが、星のように次々と浮かんでは消える不思議な空間です。

「私の足跡」では、床に映し出された月面を歩いて自分の足跡をつけることができます。ほかにも、別料金になりますが謎解きゲームなどもあり、専門的な知識がなくても自然と宇宙への関心を深められます。

大江戸線の両国駅からすぐの「江戸東京博物館」は、江戸・東京の歴史と文化が学べる施設。広い館内はベビーカー利用ができますし、トイレなども充実しているのでお子さん連れでも安心です。

こちらは江戸の町人たちの様子を見ることができる模型。活き活きとした当時の人々の活気が伝わってくるようです。

江戸独自の文化のひとつ、錦絵などの展示は鮮やかでその美しさに驚きます。当時の庶民が親しんでいた書物がどんなものだったのかを知ることができますよ。

館内を順番に進んで行くと、江戸時代から明治・大正・昭和と時代が移り変わっていきます。昭和30年代に建てられた団地の一室を復元したコーナーを懐かしく思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか？なお、館内に飲食スペースはありませんが建物内にレストランがあります。常設展は再入場できますから、お昼をレストランで済ませて見学を再開するのもおすすめです。