2018年10月11日、ついに開場した豊洲市場。移転までに紆余曲折ありましたが、早くも美味しいものに目がないグルメたちが注目するスポットになっています。
訪れてみると気づくことですが、豊洲と築地は数キロ程しか離れておらず、もともと美味しいものが流通するエリアにあります。今回は市場と共に築地から移転した有名店や人気店、市場へ行ったら併せて訪れたい豊洲エリア、すぐ近くの月島で人気のお店までまとめてご紹介します。

豊洲に移転してからも相変わらずの人気ですが、まだそれほど豊洲が外国人観光客に認知されていないため、今だとあまり待たずに入れるので狙い目です。

おすすめは、ほとんどのお客さんが頼む「おまかせ握り」。旬のネタを職人さんが目の前で店舗よく握ってくれます。全7貫と卵焼き、巻物、味噌汁というラインナップ。もっと食べたい人は追加で注文しています。カウンターですが、気取らないカジュアルな雰囲気でおひとりさまでも気軽に入れるのが魅力です。写真は「おまかせ握り」に出てくる鉄火巻きと、いくら巻き。

おまかせと言っても予め嫌いなものや苦手なものを聞いてくれるので、食べられないものが出てくる心配はありません。また、食べるペースを見計らいながら1貫ずつ出してくれるので、じっくり味わって食べてくださいね。

おすすめはほとんどのお客さんが頼む「店長おまかせセット」。並んでいるときに注文を受けるので、席に着くと同時に料理が運ばれてきます。

千葉県産の厳選した赤玉たまご「地養卵」を100%使用し、熟練の職人が毎朝1本ずつ丁寧に焼き上げているこだわりの卵焼きは程よい甘さと上品で深みのある味わい。

卵焼きと同じ地養卵を使った「たまごたっぷりプリン」も人気。卵の風味そのままの自然な甘さでプリン目当てで来店する人も増えています。

市場の豊洲移転に合わせ、本店を豊洲へ移した「茂助だんご」。店名になっている看板商品の茂助だんごは、午前中だけで何と3000本も売れるというから驚きです。

茂助だんごは、醤油・つぶ餡・こし餡の3種類。明治31年に創業した初代・福田茂助の手によって生まれただんごは、魚河岸の粋な手土産として愛されてきました。

パンコーナーには人気のサンドイッチも健在。コレを目当てに築地へ訪れていた人もいるくらい、根強いファンがいます。コーヒーは築地時代と違って陶器で出されるのではなく、カウンターで注文した後コーヒーマシンで自分で淹れるシステムです。食後にちょっとコーヒーを飲みたいとき、足休めにほっと一息つきたいときに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

座席数104席を誇る広い店内はガラス張りで明るく開放的。屋外のテラス席はペットもOKで、広いガーデンスペースは手ぶらBBQも！ランチメニューは週替わりで、どれも栄養バランスが考えられた手の込んだ料理ばかりなので、迷うこと必至です。

地元の人たちのコミュニティの場にもなるよう美味しい料理と心地よさをあたえてくれるお店は、観光客にも居心地がいい空間です。市場で「和」な味覚を楽しんだ後は、洋食やスイーツを楽しんでみて。写真はHAUSハンバーガー。

どのもんじゃ焼きも美味しいですが、一押しの看板メニューはいか・生えび・たこ・牛肉・切りいか・桜えび・そば・コーンが入ったボリューム満点の「特製！近どうもんじゃ」。もんじゃが初めての人は頼めば店員さんが焼いてくれるのでご安心を。

不動の人気メニューのひとつ「もちチーズ明太玉天」。もんじゃを食べたことのない人は驚かれるかと思いますが、運ばれてくるときは、こんな感じです。
【もんじゃの食べ方基礎講座】
①具材と汁をよくまぜまぜする。②具材だけ先に炒めて、おおかた火を通し、ドーナツ状にする（土手づくり）。③その穴の中へ汁を流し込む。④グツグツしてきたら具材と汁を絡めながら焼く。⑤小さなヘラですくったらヘラを返し、もんじゃを鉄板に押し付けてから口の中へ。
お好み焼きとは全く違う、香ばしい風味をたのしんでくださいね。

広くて綺麗な豊洲は、築地に勝るとも劣らない魅力的なスポットにパワーアップしています。朝から夜まで、たっぷり1日かけて豊洲エリアの美味しいものを味わってくださいね。