「食べ歩きグルメ」の聖地、浅草へ行こう！
安い・美味しい・かわいいものがたくさん♪
「次のお休みは浅草に行って、グルメさんぽを満喫してみたい！」そんな方のために、この記事ではおすすめの食べ歩きグルメ8選をご紹介いたします。
有名店だらけの浅草ですが、今回は浅草初心者さんにもオススメの「かわいい」ものや「食べやすい」もの、そしてお値段はなるべく50円～200円程度の「安い」ものをセレクトしました。また、場所別に分けてご紹介しているので、ルートもイメージしやすいかと思います♪
まずは浅草での《食べ歩きマナー》をお勉強！
実は近年、浅草寺の仲見世通りをはじめとした「食べ歩き禁止」のエリアが増えてきているんです。
人や物を汚さず、邪魔にならないように…
浅草は国内外からたくさんのお客さんがやってくる場所。慣れない街の人混みでものを食べると通行の邪魔になりかねません。
また、お店の品物や人の服をベタベタ汚すというトラブルにも繋がることが「食べ歩き禁止」となった理由のようです。
口に運ぶその前に「食べ歩き禁止」看板を確認！
「食べ歩き禁止」の看板があるエリアで控えるのはもちろん、混雑している場所では食べものを持って歩かないというのもマナーです。食べるときはイートインスペースを利用するか、お店の前での「買い食い」に留めるのが基本。
もちろんゴミのポイ捨ても禁止です！食べかすもなるべく落とさないようにして、浅草の美しい町並みを守りましょうね。
ルールが把握できたら、さっそく食べ歩きの人気店をチェックしてみましょう♪
《浅草寺・仲見世通りエリア》のおすすめ食べ歩きグルメ
いくつものお土産屋さんがひしめき合う通り沿いには、食べ歩きスポットが目移りするほどたくさん！ 主に抹茶・あんこ・醤油などを使った、王道和風のおやつが多い傾向にあります。値段の安いお店が多いのもポイントです。
木村家人形焼本舗：浅草といえば！ころんとした鳩の「人形焼き」
あの鳩のかたちをした「元祖 木村家人形焼本舗」さんの人形焼き、一度は見かけたことがあるのでは？
仲見世通りの老舗なので、食べ歩きをするなら外せないスポットのひとつです。
焼きたてを口に入れると、そのフワフワ感に感動するはず。人形焼きに対する価値観が変わるかも？
提灯や鳩などの浅草らしいモチーフがかわいい♪
袋入りを買えるので、焦らずゆっくり食べられるのもいいですね。お土産にしても喜ばれる定番名物です。
浅草 九重（ここのえ）：サク・じゅわ・ホクホクの「揚げまんじゅう」
揚げまんじゅうで有名な「浅草九重」さんは、寒い時期の浅草食べ歩きなら外せないお店です。
浅草寺の本堂側と好立地にあるので、いつもお客さんがたくさん♪歩きながら食べてはいけない仲見世通りにおいて、遠目に浅草寺を眺めながら頂けるのは嬉しいですね。
ホカホカの揚げまんじゅうは驚くほどサクサク。噛めばじゅわっと衣の味が広がって、中のあんこは熱々とろとろ！
十数種類もの味があり、とくに抹茶味は綺麗な緑で写真映えもよし。お友達といくつか買ってシェアするのも楽しそう♪
壱番屋：ついもう一枚頼んじゃうかも？ 香ばしい「手焼きせんべい」
仲見世通りから一本裏の道にある「壱番屋」さん。普段は袋詰めのおこげ・おせんべいを売るお店なのですが、その一角で手焼きせんべいも販売されています。
手焼きせんべい屋さんはいくつかありますが、50円からという安価で一枚から買えるお店は、浅草でもあまり多くありません。
おじさんの熟練の手でひっくり返されるおせんべいは、見ているだけで浅草気分が高まるはず。
注文するともう一度醤油にくぐらせてから出してくれるので、香ばしい醤油の風味を堪能できます。「パリン！」「サクッ！」の食感は焼きたてならでは。
花月堂：手のひらに乗らないくらいビッグな新名物「メロンパン」
大きな“めろんぱん”の立て看板が目を引く「浅草花月堂本店」さん。見ての通りメロンパンが有名で、和風の食べ歩きグルメが多い浅草で異彩を放つお店です。仲見世通りを抜けたら浅草寺本堂前を左に曲がり、しばらく進んだところにある「西参道商店街」の角に見えてきます。
目立つ位置にお店を構えていることもあってか、平日昼間でも行列ができる人気店。休日なら売り切れ覚悟のお店なので、なるべく日中の早い時間に行くことを推奨します！
手のひらに乗らないくらい大きな「ジャンボめろんぱん」がこちら。写真でも迫力が伝わりますね！
通常のメロンパンよりも3倍以上の発酵時間をかけるジャンボめろんぱんは、サクサク・ふわふわの生地がたまらない美味しさです。メロンパン好きを満足させるだけでなく、メロンパン嫌いですら食べられると言われているほど。浅草の新名物となりつつある名品ですよ。
《浅草オレンジ通りエリア》のおすすめ食べ歩きグルメ
明治3年創業の天ぷら店「中清」や、手塚治虫さんが通った喫茶店「アンヂェラス」など、様々な老舗が店を構えることでも知られています。通りを眺めて歴史を感じるのも楽しいですよ♪
満願堂（まんがんどう）：長年浅草で愛される伝統の味「芋きん」
さつまいも餡をベースにしたきんつば「芋きん」を広めたことで有名な「満願堂」さんは、浅草に来たならぜひ立ち寄りたい名店です。近年、本店をこのオレンジ通りに移したのだそう。立体的な文字の看板が目印です。
写真右下の「焼きいもソフトクリーム」も絶品なのですが、やっぱり抑えたいのは定番の「芋きん」。
きんつばというと見た目がぱさっとしていそうに思われがちですが、実はぽってりと濃厚な和スイーツなんです。その中でも満願堂さんの芋きんは別格！むっちりとした温かい皮と、ホクホク湯気をたてる黄金色の芋あんは最高の相性♪自然な甘みをもっとも味わえるのはできたての食べ歩きならでは。
もちろん箱入りのお持ち帰りも買って帰れます。お家で温かいお茶と味わうのも◎
アイス トウキョウ：和洋折衷！ザクザク食感の「ロールアイス」
ロールアイスといえば、原宿にオープンしたお店がとんでもない行列を作りましたよね。そんなロールアイスを浅草流にアレンジしているのがこちらの「アイス トウキョウ」さん。オレンジ通りを少し行ったところにあります。
冷やしたプレートの上でくるくる巻いたアイスに、くまさんビスケットなどの可愛いトッピングを乗せていただきます。
人気は浅草らしい「抹茶」のフレーバー。ザクッとした食感ながら、口溶けはなめらかで癖になる美味しさです♪
ロールアイスはカップの中でいくつかのロールに分かれているので、お友達とのシェアがしやすいのもポイントです。
《伝法院通りエリア》のおすすめ食べ歩きグルメ
伝法院通りのどこかには、歌舞伎のキャラクター「白波五人男」や「鼠小僧」の大きな人形が隠れています。食べ物屋さんに並びながら、どこにいるのか探してみるのも楽しそうですね！
伝法院通りも道を歩いての食べ歩きは基本NG。お店の前で食べることのみ認められているので、お気をつけください。
浅草メンチ：ざくざくジューシーで癖になる「メンチカツ」
伝法院通りの中でもひときわ目立つ人気店が、こちらの「浅草メンチ」です。赤い丸のハンコ風ロゴが目印。
甘味が多い浅草において、甘いものが苦手な人でも楽しめるスポットでもあります。
揚げたてサクサクの衣をかじれば、お肉のうまみと肉汁がじゅわっと溢れ出ます。お肉の下味がしっかりしているのと、玉ねぎの甘みを感じられるという理由で、ソースを付けない方が美味しい！という意見も多い様子。
お店の前であつあつのメンチカツをがぶり……寒い時期にはたまらない一品です！
楓：テレビでも紹介される人気の「みたらし団子」
テレビやメディアに何度も紹介されているという「楓」さんは、伝法院通と浅草六区通りが交差するあたりに店を構えています。
人気商品は「みたらし団子」。少し待ってでも是非できたてを味わってみてください。甘すぎず辛すぎずの絶妙なタレが絡んだ、もっちりやわらかなお団子は絶品！
その他にも、変わりだねの「チョコ団子」や浅草らしい「花見だんご」など、つい目移りしてしまうかも。
初めての食べ歩き散策には《浅草観光マップ》が活躍！
と、ここまでたくさんの商店街をご紹介してきましたが、初めて浅草に行く方は道の構造をイメージできず、「迷ったらどうしよう」と心配になるかもしれません……。
でも大丈夫。そんな方のために「浅草観光マップ」が公開されているので、これを片手に探検すれば迷わずお目当てのお店に行けるはず。
浅草には大通りだけでなく裏路地にもお店が多いので、隠れた名店との出会いもあるかもしれません！
日本の心に触れながら、できたての味をご賞味ください＊
きびだんご・かりんとう饅頭・たい焼きといった和の味や、抹茶ジェラートや純喫茶デザートなどの洋の味まで、たくさんの「美味しい」に溢れている街です。
お寺や通りの歴史に触れつつ歩きながら、いろいろなお店の伝統を味わってみてはいかがでしょうか？
東京屈指の観光地・浅草は、今も昔も「食べ歩きグルメ」の聖地。浅草寺・仲見世通りをはじめ、街には食べ歩き・買い食いのできるお店がたくさん！お団子や芋きんつばといった和スイーツに、下町らしい焼きたてのおせんべいや、昔ながらのメンチカツ。近年ではメロンパンやアイスクリームのお店も人気のようですよ。