福岡市内にある「能古島」を知っていますか？博多湾の中央に位置し、福岡の中心地からもアクセスが良好。季節によって旬の花々が広がりますので、フォトジェニックな島として福岡市民からも人気の島。街中とは違った島特有の雰囲気がありますので、ショートトリップしたかの様な感覚になれる場所です。

能古島からは福岡市内を見渡すことができます。晴れていると見通しが良く、福岡タワーやドームも近くに見えるんですよ。これだけ近い距離にありますので、週末のお出かけにはぴったり。福岡市内にいながら、島に流れる時間や空気を楽しむことができます。

能古島へは姪浜渡船場から、フェリーや海上タクシーを使って向かいます。
フェリーではプラス料金がかかりますが、自前の自転車や車を持ち込むことも可能です。福岡市内から10分で能古島に到着！おしゃべりをしている間にあっという間に着いてしまいますよ。

能古島で人気の観光スポットとして知られる「のこのしまアイランドパーク」。季節の花々が広がり、春は菜の花や桜、リビングストンデージーなどの季節のお花を楽しむことができます。夏はひまわり、秋はコスモス、冬は水仙など季節によって違う表情を見せてくれる場所です。

のこのしまアイランドパークは、約15万平方メートルにも及ぶ自然公園です。園内に足を踏み入れると目の前に広がる絶景に驚きます。海をぼんやり眺めたりするのにもおすすめ。自然や海に癒され、非日常的な感覚を味わうことができます。

どこか懐かしい雰囲気の古民家には陶芸体験や駄菓子屋さん、お食事処などが軒を連ねていて、老若男女が楽しめるスポットに。駄菓子屋さんもあるので、子供も大喜びですよ。童心にかえった様な体験をすることができます。

能古島博物館の庭園内にある「能古焼古窯跡」。江戸時代に20年ほど稼働した藩窯。「幻の能古焼」とも伝えられていて、幾度となく修復された様子が伺えます。九州最大の規模ともなる窯跡です。

奈良時代に創建されたと言われる「白鬚神社」。本殿にある飛天の彫刻が見事で一見の価値あり。能古島の守り神として島の方々にも親しまれ、福岡市の無形民俗文化財にも指定されている「おくんち」をおこなう神社です。

能古島のご当地バーガーとして知られる「のこバーガー」。注文してから作るパテは香り高くジューシー。野菜の甘みも加わり優しい味わいに。旬の時期になるとレタスやトマトも能古島で採れたものを使うそう。地産地消にこだわり、丁寧に作られています。

のこのしまアイランドパーク内にある「耕ちゃんうどん」。能古島の名産である能古うどんを提供するお店です。お店は広々としていますのでゆっくりとくつろぎながら、能古うどんを存分に堪能することができます。

耕ちゃんうどんでは「釜揚げうどん」と「冷やしうどん」が食べられます。福岡のうどんは柔らかいことで知られていますが、能古うどんはコシがあり、細麺で作られているのが特徴です。

隠れ家的な雰囲気のある「風庵」。おしゃれな山小屋ロッジ風の作りで、細部にまでわたるこだわりが感じられるお店です。能古渡船場から歩いて5分と近い距離にありながら、高台にあるので景観もばっちりです。

カフェとして利用することもできますが、ハヤシライスや能古島産あさりを使ったボンゴレなどのメニューも人気。風庵を目当てに能古島に訪れるお客さまもいらっしゃるとか。わざわざ訪れる価値のあるお店です。

福岡市内から気軽に訪れることができる島「能古島」。
島特有のゆったりとした時間に身をゆだね、咲きほこる花々を眺めたり島のグルメを堪能したりすることで、きっと心身ともにリラックスした癒しの時間を過ごすことができるはず♪ぜひ次の旅行は「能古島」を訪れてみてくださいね。