日本三大温泉のひとつとしても有名な熱海温泉。湯量も豊富で、贅沢な源泉かけながしの温泉をたのしむことができます。新幹線なら東京からわずか40分というアクセスの良さも魅力のひとつです。

デザイン監修、植栽計画はランドスケープデザイナーの白砂伸夫さんが手掛けています。バラの谷、プロポーズガーデン、黄金のバラの庭などお庭の名前も個性があってとても素敵。季節ごとにさまざまなお花が咲き誇ります。

アカオハーブ＆ローズガーデン内にあるこちらのカフェ。日本を代表する建築家、隈研吾さんが設計したコエダカフェは、木を積み重ね、外装にはガラスを用い、自然にうまく溶け込むようにとデザインされたそう。開放感に溢れたカフェでひと息つけば、心がゆるやかにほどけていきます。

それぞれが、思い思いのひとときを過ごせるお店で、接客もとても丁寧で好感が持てます。レトロで、どこか懐かしさを感じる空間の中で、心がほっこりと温まります。実はコーヒーや紅茶だけではなく地ビールもいただけるところが、大人にも人気の秘密かもしれません。

自然湧出量はなんと毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧きだす草津。東京からは約2時間半というちょうどいい距離感で、旅情あふれる雰囲気もたのしむことができます。

日本有数の酸性度を誇り、pH値は2.1とかなりの強酸性で雑菌などの殺菌作用が高く、皮膚病などに効果が高いとされています。自噴する湯量が非常に多く、湯温も50度～90度と高いため、草津節などをうたいながら、湯もみ板という木の板を使って温泉をかき混ぜ、温度を下げるという湯もみが行われています。

高温の温泉の温度を下げるために、水を混ぜてしまうと温泉の効能が薄れてしまうといういことで、湯もみが行われるようになりました。湯もみをすることで、温度が下がるだけではなく、湯あたりもやわらかくなるそう。

草津温泉街の西側にある西の河原公園です。こちらの公園内ではいたるところから温泉が湧きだし、雰囲気の良い散策スポットとなっています。酸性が強い温泉のため、河原には植物が育たず、かつては鬼の泉水とも呼ばれたそうです。現在は、遊歩道が整備され、斎藤茂吉や水原桜子などの文人の歌碑や記念碑なども設置されています。

温泉が湧きだし、ゆるやかに流れる様はとても幻想的。「瑞祥の池」や「琥珀の池」といったその名も美しい温泉の池もあり、魅了されてしまいますね。草津温泉を世界に知らしめたドイツ人医師ベルツ博士の胸像もありますよ！

湯畑からすこし上った先にある可愛らしいカフェ。ナチュラルな木のぬくもりを感じる穏やかな雰囲気のお店で、つい長居したくなってしまいます。おひとり様でも安心してゆったりできますよ。

新宿から鬼怒川までは約2時間。鬼怒川温泉は、江戸時代に発見されたといわれ、当時は日光の寺社領だったため、日光詣で諸大名や僧侶達だけが入ることができたという由緒正しい温泉です。鬼怒川渓谷をはさみ、たくさんの温泉旅館が建ち並んでいます。

鬼怒川温泉のお湯は、アルカリ性単純温泉で、お肌にもやさしくやわらかな泉質を誇ります。神経痛や五十肩、疲労回復などに効果があるとされています。湯あたりもなめらかなので、小さな子どもや赤ちゃんとも安心して一緒に入ることができます。

東武ワールドスクウェアは一日で世界一周の旅を楽しむことができるミニチュアパークです。47の世界遺産を含む、世界の有名建築物が102点も集められています。25分の1スケールで再現された精巧な建築物には、ため息が出てしまいます。約14万体の人形も圧巻です。

江戸ワンダーランド日光江戸村は、約15万坪という広大な敷地には江戸時代中期（元禄から享保年間）の町並みを再現しています。絢爛豪華な花魁道中や華麗な忍者活劇などを楽しむことができます。テレビドラマや映画などの撮影をしていることも。タイムスリップしたような気持ちになれますね。

園内では町娘や新撰組、行商などさまざまな人物に変身することができる変身処も備えています。着物に身を包んで、園内を歩いたらいつもと違う世界を見ることができそうです。ほかにも、江戸職業体験、弓道体験、侍体験などさまざまな体験をすることができます。

目の前には大つり橋があり、景色も最高！ジャーパフェやガトーショコラといったスイーツ類も充実しています。また、こちらではクレミアソフトもいただけるそう。プレミアムなお味に、お腹も大満足ですね。

新宿駅からロマンスカーで85分。ふらりと訪れることができるアクセスの良い温泉地の箱根。箱根は1200年もの歴史を持つ温泉郷で、箱根湯本はその中でももっとも古い温泉地で開湯はなんと、奈良時代とされています。

箱根湯本最古のお湯はなんと美術館の中にあるんです。箱根湯本駅から徒歩10分ほどの距離にある平賀敬美術館は、世界的評価も高い現代画家の平賀敬さんのご自宅で、もとは井上馨や犬養毅が別荘として使っていたと言われており、国の登録有形文化財に指定されています。

箱根湯本駅から徒歩5分ほど。白を基調とした店内は丸みを帯びた流線形が多様され、とても不思議な雰囲気です。「包み込まれる」ような錯覚を覚えます。隣接する「ちもと」という和菓子やさんで販売されているお菓子にくわえて、お店オリジナルのスイーツがいただけます。

メニューのメインは、お茶にお菓子がついたセットで、季節ごとのメニューもあります。夏場にはたっぷりふわふわのかき氷がとくに人気が高く、行列することもしばしばです。こちらの練乳かき氷の中には白玉や牛乳寒天、粒あんなどが隠されているそう。食べ進めるのが楽しくなってしまいますね。

温泉ブームの再来で、温泉の心地よさを再確認する人たちが増えてきました。遠くに行かなくても、いつもとは違った雰囲気を味わえる温泉地。機会を見つけて、ぜひ訪ねてみてくださいね♪