美しい時を感じられる場所、東欧。
東欧とは？
東欧とはその名の通り、ヨーロッパの東側部分。しかし正確には時代によって大きく変化しています。現在国連が定めた東欧は以下の国々です。
東欧というのはヨーロッパの東部一帯に位置する国々のことで東ヨーロッパともいいます。国際連合の分類では東欧は国はロシア（ウラル山脈以西）・ベラルーシ・ウクライナ・モルドバ・オランダ・ルーマニア・ブルガリア・ハンガリー・スロバキア・チェコ・ポーランドなどの国々になります。
東欧の美しい風景をご紹介します
プラハ・歴史地区(チェコ)
中世そのものの景観が残るプラハの街は、プラハ城を核に宮殿や教会が周辺に集まっています。オレンジ色の屋根を持つ家がとてもかわいらしく、まるで絵本の中に迷い込んだかのような風景。
プラハの顔と言われている旧市街広場には、美しい時計塔が。ゴシックやルネサンスなど様々な様式で作られた建築が建ち並び、プラハの建築の歴史を体感することができる場所です。
恋のトンネル(ウクライナ)
ウクライナのクレヴァニ村にある「恋のトンネル(The Tunnel of Love)」は、世界中からたくさんのカップルが訪れる恋のジンクスにあふれた場所です。
"愛し合うカップルが手をつないでトンネルをくぐると願いが叶う"と言われています。緑に囲まれた美しいアーチの中を、大切な人とゆっくりと歩くのも素敵ですね。
ドゥブロヴニク(クロアチア)
あの「魔女の宅急便」や「紅の豚」のモデルにもなっている、世界遺産「ドゥブロヴニク」。クロアチアでもっとも美しい場所とされ、"アドリア海の真珠"とも呼ばれています。
夕陽に包まれるドゥブロヴニクは、言葉にならない美しさ。今でも街には普通に人々が生活しており、まさに歴史とともに生きる街なんです。
バイカル湖の景色(ロシア)
"シベリアの真珠"とも呼ばれている「バイカル湖」は、三日月の形をした美しい湖。ロシアでも有数の観光スポットとして、毎年多くの人が訪れます。冬になると湖一面が氷り、とても幻想的な雰囲気に。
バイカル湖は、世界一透明度が高いと言われています。氷になってもこんなにも透明！この美しさは、世界でもここでしか見ることのできない絶景です。
リラ修道院(ブルガリア)
10世紀に創設されたブルガリアの世界遺産「リラ修道院」は、ブルガリア正教会の総本山。ストライプが描かれた壁は現代的でもあり、独特の美しさを持っています。
荘厳な佇まいですが、なんだかとってもキュートさが魅力的。内部にあるビビッドな色彩で描かれたフレスコ画もとても個性的な、不思議な雰囲気漂う教会です。
ブタペストの夜景(ハンガリー)
“欧州の宝石箱”、“東欧のパリ”など、様々な形容をされるほど美しいのが、ハンガリーの首都ブタペストの夜景です。こちらはドナウ川から国会議事堂を眺めた風景。美しくライトアップされたゴシック様式の国会議事堂は、なんとも幻想的です。
ブタペストの夜景で有名なのが、この王宮と鎖橋。中世の街並みを当時のまま見ることができるこの場所は、世界中の人々を虜にしています。
ビャウォヴィエジャの森(ベラルーシ)
ポーランドとベラルーシの国境にまたがる、約12万8000ヘクタールもの広大な原生林「ビャウォヴィエジャの森」。世界遺産にも指定されているこの森は、ヨーロッパでは唯一人の手が入っていない自然が残された貴重な場所です。
「ビャウォヴィエジャの森」にはガイド無しでは入ることができません。野生としては一度は絶滅してしまったヨーロッパバイソンなど、他ではほとんど見ることのできない動物や植物をじっくりと観察することができます。
白い村(オランダ)
オランダ南部の小さな村・トールン。白塗りの壁や建物、教会が並ぶこの村は、その美しさから「白い村」と呼ばれ、毎年多くの観光客が訪れています。
トールンは古くは修道女が集まっていた場所だっため、修道院教会などの歴史的に価値のある建物がたくさん。絵本の中に迷い込んだかのような美しい村を、ゆっくりと歩いてみませんか？
美しい景色の中に身をゆだねて…。
東欧の美しい景色はいかがでしたか？今回ご紹介した場所以外にも、美しい自然や街並みはたくさんあります。絶景の中に身を置いて、その美しさを体感してみてはいかがでしょうか？
美しい風景を見たいなら、東欧へ行ってみませんか？まるで時間が止まったかのように、中世の町並みがそのまま残っている東欧は日本では決して見ることのできない、美しい風景に触れることができる場所なんです。