暑くなってくると恋しくなる「島」。最近ご当地サイダーが注目を集めていますが、実は島にも「島サイダー」なるものが存在します。今回はそんなちょっと特別なサイダーを、その島の魅力とともにご紹介します。

風情のある古民家カフェなどが楽しめる鎌倉と一緒に行きたい江ノ島。島とはいえ都心からは約1時間、思い立った時にさっと行ける手軽さが魅力です。目の前に広がる青い空と空が、一気に夏らしい気分にさせてくれます。

江の島に行ったら訪れたいのが、シンボル的存在の展望灯台「江の島シーキャンドル」。江の島海岸を一望できる大パノラマの景色が広がり、天気がいい日は富士山ものぞめます。夜はライトアップされ、幻想的な雰囲気と夜景を楽しむこともできます。

そんな江の島のご当地サイダーが「江の島鎌倉サイダー」です。鎌倉・江の島エリアの豊かな自然や穏やかな風景をイメージした、清涼感たっぷりのレモン味。強めの炭酸が、乾いた身体に心地よく染みわたります。

淡路島は兵庫県の南部に位置し、瀬戸内海の中でいちばん大きな島。本州と島を結ぶ「明石海峡大橋」は、淡路島を代表するダイナミックな景観です。

淡路島は温暖で雨が少なく、別名「花の島」とも呼ばれています。「淡路島国営明石海峡公園」や「あわじ花さじき」など花畑が多く、1年中美しい花々を観賞できます。

名作「二十四の瞳」の舞台で知られ、美しい自然と懐かしい昭和の風景が残る小豆島。オリーブやそうめんの産地としても有名です。

小豆島には潮が引くとあらわれる砂の道「エンジェルロード」があります。チャンスは1日2回だけ。「約束の丘展望台」から見下ろすエンジェルロードもロマンティックで素敵です。

向島は尾道の目の前に浮かぶ島。島と尾道を隔てる尾道水道には昔ながらの渡し船が行き交い、風情たっぷりのプチ船旅が楽しめます。

高見山の展望台から見下ろした観音崎側の風景。向島は、尾道に面する北側が造船を中心とした街なのに対し、南側は瀬戸内らしいのどかな景色が広がります。高見山の展望台からは島の風景を見下ろすことができるので、南北の島の雰囲気の違いも感じることができます。

向島といえば、後藤鉱泉所の「マルゴサイダー」が有名。昭和5年の創業から変わらない味に加え、瓶が現在はもう生産されていないため、持ち帰りや通販不可。本当にここでしか飲むことができない貴重なサイダーです。

いつ訪れても季節の花で包まれ、目の保養にぴったり。これからの季節はひまわりの他、ダリア、 ブーゲンビリア、サルビアなども見られます。

同じ日本とは思えない澄んだブルーの海に囲まれた宮古島。与那覇前浜（よなはまえはま）ビーチは、そのあまりの美しさから「東洋一」とも評されます。

2015年に開通した伊良部大橋は、その青い海を貫く絶景ロード。無料で渡れる橋としては日本一の長さを誇り、インスタ映えする橋としても大人気です。

そんな宮古の海の恵みを使ったのが、「宮古島サイダー雪塩」です。雪塩は、海水に溶け込んだ琉球石灰岩の成分を使った塩。絶妙な塩加減であとを引くおいしさです。熱中症対策にも良さそうですね。

津堅島（つけんじま）は沖縄本島からフェリーで30分、日帰りで行ける離島です。人影が少なく、誰にも邪魔されず自分だけの時間を過ごしたいという時におすすめの島。

別名キャロットアイランドとも呼ばれ、人参作りが盛んです。フェリー乗り場から少し離れると、のどかな畑の風景が広がっています。ゆったりとサイクリングが楽しめますよ。